こんにちは、HAJIMEです。
ぼくがスモラバを使うようになったのは友人3人で兵庫県のリザバー「東条湖」に行った際、なぜか友人1人だけスモラバで爆釣されたという悔しい過去があったから(笑)
「なんでそんなに釣れるねん!」
ジグヘッドやダウンショットのワームやプラグにバスは無反応!
スモラバのゆっくりフォールする動きにパターンがハマったのでしょうね。
それ以来凄さに気づきフィネスでは良く使うようになりました!
前置きが長くなりましたが、その時友人に聞いたスモラバのおすすめやトレーラー、どうすれば釣れるのか?使い方について解説します!
目次
スモラバとは?
ラバージグの小さい版でスモールラバージグの略称。
スピニングタックルで扱うアングラーが多く、ジグヘッドにシリコン製のラバーがついたものです。
僕はもっぱらベイトフィネス派ですけどね。
余談ですが、釣り場でラバージグをセットしたタックルを置いていたら小さい子供が
「これ何?髪の毛みたいやな!貞子?笑」
確かに黒いラバーやと髪の毛に見えますね。
まさかリングの貞子が出てくるとは予想出来なかったです(笑)
その後、少しロッドを貸してあげたりしてました。
スケボーに乗ってましたが、興味深々だったので将来バス釣りをするかもですね。
話しを戻し、重さは0.9グラム~3.5グラムぐらいでそれ以上重いと通常のラバージグと呼ばれています。
トレーラーのワームを付けるのが一般的でフォールスピードの調節とアピール力がアップします。
スモラバの使い方(アクション)
スモラバは一般的にバスがいそうなポイントをゆっくり探るのに適したルアー。
ここではスモラバをどうやって使えばいいのか、アクション方法について解説します。
フォーリング
スモラバのゆっくり落ちるスピードがバスに異様に効くときがあります。
ジグヘッドやノーシンカーワームのフォールスピードよりもゆっくりなのでバスに長い時間ルアーを見せることが出来るのがポイント。
シリコンラバーが水流で微妙に動き、トレーラーのワームがアクションすることでバスを魅了します。
ボトムまでフォールさせ、その間にバイトしていることがほとんど。
水深の浅い野池や河川のワンドでは軽いスモラバが扱いやすい場所ですね。
橋脚や桟橋、オーバーハングしたブッシュの中などバスがいかにも潜んでいそうな場所にフォールさせてやると活性が高い場合、バイト率は非常に高いです。
この時ストラクチャーにタイトに落とし込むことが重要。
アピール力はハードルアーに劣るのでいかにバスの目の前に落としてやるか、キャストの正確さが求められますね。
ボトムでズル引き、シェイク
フォールでアタリがない場合、その場所にバスがいそうな時はボトムに着底して放置します。
この時、シリコンラバーがフワッとなり、トレーラーのワームの比重が高いと倒れ、低いと立ちます。
このタイミングでフォールで興味を示し、追いかけたきたバスがバイトしてくるきっかけを与えてやることが出来るんです。
最後のひと押しをスモラバが勝手にやってくれているわけなので、ボトムに着底したことがわかる感度のいいロッドが必要になってきますね。
軽いウエイト(1g)とかでやっているとフォールスピードはよりゆっくりできるのですが、軽すぎて、水中でどんなアクションをしているのかいまいち掴むことが出来ません。
ボトムに着底したことがはっきりとわかることが大切なので、根掛かりの少ない所では出来るだけラインを細くして少し重めのスモラバ(5g)を使うのも手ですよ!
ボトムについて反応がなければ、そのままズル引きで時おりポーズをとりシリコンラバーをフワッとさせましょう。
ズル引きからのポーズを足元までやっていくと、ワンキャストの手返しが悪くなってしまうので
「ここ一帯にバスが必ずいる!」
という確信が持てる時にこそ有効な動かし方です。
ここぞというポイントではシェイクさせてバスがルアーに興味をしめすきっかけを作ってやります。
スモラバの存在に気付かせてバスのバイトを誘発!
リフト&フォール
ボトムに着底し反応がない、シェイクやズル引きをしても釣れない場合はバスの活性が低い状態であると言えます。
そんな時はリアクションバイトという反射食いを狙います。
目の前に急にあらわれたルアーをとっさに捕食してしまうといった使い方ですね。
人間で言えば、目の前で「パチン!」と両手で叩かれると反射的に瞬きをしていまうのと一緒です。
このリアクションバイトを誘うにはボトムに着底したスモラバを素早くロッドをシャクるイメージです。
素早く跳ね上がりまたフォールさせる、逃げ惑うザリガニなどの甲殻類をイメージするとアクションさせやすいです。
このリフトアンドフォールのパターンがハマれば周りのバザーが釣れていない中で爆釣することがあります。
現に友人とバス釣りに行った時目の当たりにしましたからね。
僕はその時スモラバを持ってなかった為、ダメでした(泣)
スイミング
僕はあまりやりませんが、表層から中層を一定の速度でスイミングさせるといった動かし方もあります。
ミドストのような使い方ですね。
基本的にフォールとボトムに特化した釣りをするほうが釣れます。
スイミングさせるならノーシンカーやジグヘッドのグラブを使うか、広範囲を広く探るとなるとスピナーベイトやバイブレーションを使う方が効率がいいです。
ただし、なぜがスモラバのスイミングにしかバスが反応しないというシチュエーションも存在します。
フォールからスイミング、またボトムに落としてシェイクするなどアクションの中に織りまぜることでその日のヒットパターンを掴みましょう!
サイトフィッシング(見えバス)
見えバスを釣るのに適しているのもスモラバの特徴。
軽いためあまりロングキャストは出来ませんが、ルアーの着水音があまりせず、プレッシャーのかかったサイトフィッシングにはうってつけ!
バスの目の前に落とすことで反応することもありますが、見えバスが見えているということもはこちらの気配にも気づいているんですね。
出来るだけ岸際から距離を取り、バスの進行方向を予測してキャスト!
ボトムまでゆっくりと沈むスモラバに興味を示したバスが、底についてラバーがファッとした瞬間バイト!
サイトフィッシングで活躍してくれるので必ずタックルボックスに一つは入れておきましょう!
おすすめのスモラバは?
スモラバは自作も出来ますし、ジグヘッドにシリコンラバーがついているだけなのですが、カラーや動きによって釣果が全く変わってきます。
釣具屋にいくとたくさんありすぎで
「どれも同じに見えるけど、違いはあるん?」
となりますよね?
そこでおすすめのスモラバを紹介します。
ハンハンジグ
僕が初めて購入したスモラバです。
友人のおすすめと言うことで当時は大人気でした。
なんと言っても常吉の村上晴彦さん監修ですからね!
東条湖で友人が爆釣したものハンハンジグ。
今やどこの釣り具店を探しても売っていないのが欠点ですね。
タックルベリーやオークション、ネットでは入手可能!
専用のハンハントレーラーをセットすることでフォールスピードをよりゆっくりなものとなり、ハンハンジグ特有のキックバックアクション(来い来いアクション)を増幅させる効果があります。
とにかくよく釣れるので一誠でリニューアルして出してほしいです!
エグジグハイパー
ジャクソンから出ているエグジグハイパーです。
ノーマルのエグジグよりもフックサイズが大きくなりフッキング率がアップし丈夫になりました!
シリコンラバーも太くなったので根掛かり率が減少し、フォールスピードがよりゆっくりとなったのが最大のメリット。
その分空気抵抗が大きくなりロングキャストはしにくいです。
スモラバに遠投性はあまり求めなくても大丈夫ですからね。
値段がもう少し下がればコスパがよくなり、ガンガン使って行けるのでいいのですが…
釣り具店では簡単に入手可能であり、最強に釣れるスモラバなので是非使ってみてくださいね。
僕はベイトフィネスで使用中です。
江口俊介さんがエグジグシリーズの使い方を動画で解説していますので是非参考にしてみてください。
スモラバのトレーラー
スモラバにはトレーラーをつけて使うのが一般的です。
もちろんつけなくても釣れるのですが、よりアピール力を増すためにつけた方がいいということ。
人気のトレーラーは何なのか?厳選2つ紹介!
常吉 ハンハントレーラー
ハンハンジグのセクションで紹介したトレーラーです。
今や廃盤となってしまい、入手できるのはヤフオクか中古釣り具店のタックルベリーとなってしまいました。
僕はタックルボックスの中にあと2袋あり、大切に使っています。
わりと丈夫で長持ちするトレーラーであり、ダウンショットやネコリグでも使えますよ。
ピンテールタイプのワームでバスに強烈にアピール!
みかけたら即ゲットすることをおすすめします。
オーエスピー HPシャッドテール
オーエスピーのHPシャッドテール2.5インチはスモラバトレーラーの鉄板。
ゲーリーヤマモトのレッグワームもトレーラーとしてよく使われているのですが、スモラバはスローにフォールするのでテールが固めのレッグワームでは動きを出すことが出来ません。
一方、HPシャッドテールはスローな動きでもしっかりとテールが動いてくれるため、バスにアピール出来ます。
スローな誘いを可能にするHPシャッドテールはトレーラーにベスト!
スイミングでの微波動でさらにアピール力アップですね!
トレーラーのカラー
基本的にスモラバのカラーと同系色のトレーラーを使うのがベストです。
反対にド派手なチャート系のトレーラーにしてみると反応があり釣れたこともあったので、色々と試すと楽しいですよ。
ウォーターメロン、グリーンパンプキンのカラーはどんなスモラバのカラーにも相性がいいのでまずはこの2色を使ってみてくださいね。
自分なりのカラーを探し出すのも釣りの楽しみの一つ。
スモラバの釣れる重さ
スモラバの重さはフィールドの水深によって臨機応変に変更することが重要です。
水深が2メートルまでの皿池や野池といった場所では
一番軽い1/32oz(0.9g)~1/16oz(1.8g)が最適です。
ベイトフィネスを使う場合は
3/32oz(2.7g)~1/8oz(3.5g)と少し重くするとキャストもしやすくなります。
その形状からオーバーハングの奥にもスキッピングでいれていくことが出来ますね。
この時ガード付のスモラバを使うことで根掛かりのリスクを極力減らしましょう。
重くなるにしたがってフォールスピードは速くなります。
何種類が用意しておき、釣り場の状況(濁り、風、天候など)に合わせてベストな重さを選択すること。
流れが速い川や流れ込みではいくら重くしてもスモラバは流されてしまい、ルアーの持つポテンシャルを発揮できません。
ロッドとの相性もあるので自分が一番使いやすい重さを見つけて行きましょう!
終わりに
以上、スモラバの使い方について述べてきました。
「こんなラバーがついた変な形のルアーでホンマにバスが釣れるんか?」
と思っているあなた!
マジで釣れますよ!
僕は陸っぱりではベイトとスピニングの2本のロッドを持ち、スピナーベイトやクランクで広くサーチした後、スモラバで一点を釣ると行った使い方をしています。
僕のホームの淀川、城北ワンドでは5本ぐらいロッドを持ってるバサーもいますが、正直やりにくそうですからね(笑)
2本もしくは1本で効率的にバスの居場所を探した方が釣果に結びつきます。
ここぞと言うポイントではスモラバを使ったスローな釣りを展開してみてくださいね!
それでは!