こんにちは、釣りYouTuber、STELLA PLANET(ステラプラネット)のHAJIMEです。
日本海の山陰地方、鳥取県、島根県、兵庫県の北部は青物のヒラマサが釣れる地域となっています。
その中で今回は兵庫県の但馬にスポットとあてて青物(ヒラマサ)のポイントについて解説!
但馬の磯で使うショアジギングタックル、釣行レポについて紹介します。
目次
山陰地方とは?
山陰地方は鳥取県、島根県がメインとなっており、兵庫県北部、京都府北部、山口県北部も山陰地方と呼ばれています。
山陰海岸ジオパークは釣りが出来る地磯、沖磯が多く、日本海の中でも魚影が濃い地域となっていますね。
海水の透明度が高く、非常にキレイなので、大阪湾とは全然違います。
そこで釣れる魚も水がキレイな分さらに美味しいですね。
僕が追い求めているヒラマサも生息していることから今後通って行きたいポイント。
大阪市内からは高速を使って3時間以上かかるので、車中泊をして泊まりで行った方がチャンスが増えそうです。
山陰(但馬)の沖磯に渡る渡船
山陰、但馬三尾の地磯、沖磯に渡るのに前田渡船さん、美代志丸渡船さんにお世話になりました。
他にも浜坂渡船さんや福祥渡船さん、にこにこ渡船さんなどがあります。
地磯に歩いて行けるルートもありますが、かなり道が険しい場所もあるので危険
渡船を使って少しでも潮通しのいい沖磯に渡る方が釣果もよくなります。
また、フローテイングベストタイプのライフジャケットやスパイクシューズ、ロッドケースは必須アイテムとなります。
前田渡船
- 渡船時間:日の出〜15時
半夜便(通年)15時〜22時(+500円)
通し便(5〜9月) 15時〜日の出(+1,000円) - 住所:〒669-6715 兵庫県美方郡新温泉町三尾187
- 電話番号:090-8219-5475
- 駐車場:無料
- 料金:3,500円~4,500円(港から遠くなるにつれて料金アップ)
前田渡船さんのホームページ
⇒前田渡船
3月~8月は三尾港内のアオリイカは捕獲禁止です。
前田渡船の駐車場
【第1駐車場】
【第2駐車場】
前田渡船さんは第1駐車場と第2駐車場があります。
駐車場の料金は無料
第1駐車場は民家のすぐ側なので、排気ガスがいかないように前向き駐車。
前田渡船の受付
乗船名簿に名前や住所を書いて、渡船乗り場の方へ向かいます。
秋の青物シーズンの土日、3連休の中日などはかなり混雑するので、複数人で釣りにいくなら出来るだけ相乗りで行った方がいいでしょう。
乗船名簿のとなりにはトイレがあります。
美代志丸渡船
- 渡船時間:日の出〜15時
半夜便(通年)15時〜22時(+500円)
通し便(6〜9月) 15時〜日の出(+1,000円) - 住所:〒669-6715 兵庫県美方郡新温泉町三尾
- 電話番号:090-8387-2948
- 駐車場:無料
- 料金:3,500円~4,500円(港から遠くなるにつれて料金アップ)
美代志丸渡船さんのホームページ
⇒美代志丸渡船
美代志丸渡船の駐車場
美代志丸渡船さんの駐車場は20台ほどのスペースがあります。
駐車場の料金は無料
駐車場に行くまでの道では上記マップの場所を左に行きます。
左に曲がったらそのまま海岸沿いの先にある駐車場に行きます。
初めて行った時はどこから降りるか迷い、上に行ってしまったり、そのまままっすぐ急な細い坂を降りてしまいそうになりました。
美代志丸渡船の受付
駐車場の前に小屋があります。
そこにある乗船名簿に名前や住所を書きましょう。
料金は後払いです。
山陰(但馬)の青物(ヒラマサ)ポイント
山陰但馬の磯ではメーターオーバークラスのヒラマサの実績があります。
ヒラマサのアベレージサイズは50cm~70cm
ここでは青物がよく釣れている磯を3つ紹介。
前田渡船さんと美代志丸渡船さんとで磯割りになっているので希望の磯に渡ることは土日、休日だと難しいです。
平日人が少ない時を見て予約すると希望の磯に行ける確率が上がりますね。
茶釜(ちゃがま)
但馬、三尾の中で青物、ヒラマサの実績が高い一級磯が茶釜です。
足場も低く、釣れた魚もランディングしやすい磯。
水深は遠投すると30m前後あるので深いです。
使うジグは60g~80gあれば攻略出来ますね。
日本海側の海は太平洋側の海と比べて潮の流れがゆっくりなので、ジグをしゃくるのが楽。
ここではブリやヒラマサの他、89cmのマダイが釣れたこともあるそうなので、一度渡ってみたいです!
鋸の鼻(のこのはな)
通称のこぎりと言われている磯の先端が鋸の鼻です。
ここも但馬、三尾の一級磯。
北西の方向に離れ磯があるので、その方向で魚がヒットするとかわすのが難しく、ラインブレイクする可能性が高いです。
先端から北東の方向にキャストする方がいいですね。
西側にキャストして底を取ると根掛かりしやすいので注意
トップでも実績がある場所。
水深は遠投すると25m前後です。
伊笹岬(いざさみさき)
僕が前田渡船さんで一番最初に渡った所が伊笹岬です。
潮通しがよく、潮目がよく目の前を通過していきましたので、投げ続ければチャンスがある場所ですね。
水深は20m前後、底は根掛かりしやすい所があったのでトップメインでやる方がいいかもしれません。
ここで同行者がヒラマサを掛けましたが、惜しくもランディングでバレてしまいました。
山陰おすすめショアジギングタックル
山陰の但馬は一番深い場所で30m前後
よって使うメタルジグはMAX80g程度です。
潮の流れが速くない為100g以上のジグはほとんど使いません。
山陰でも隠岐の島だと風が強かったり、潮の流れが速い場所があるので105g~125gの撃投ジグを使うことがありますね。
ロッドはHクラス、リールはシマノだと6000番、8000番がベスト。
ロッド
シマノのコルトスナイパーXR S100H-3
ショアジギングロッドの中でも近年人気モデルとなっている3ピースモデルです。
3ピースなので地磯、沖磯に渡る時もコンパクトに持っていけるのでとても便利。
僕が最近は3ピースのショアジギングロッドしか買わなくなりました!
MAX125gのジグでもキャスト出来る他、但馬の磯でメインで使う60g、80gのメタルジグを投げやすくしゃくりやすいです。
また「スクリューロックジョイント」と言う機能も付いており、ロッドが抜けなくなったり、キャスト時抜けてしまうトラブルがなくなるのも気に入っている所。
コルトスナイパーXR S100H-3の詳しいインプレ記事
【コルトスナイパーXR】S100H-3のインプレ!3ピースショアジギングロッドが超便利
リール
シマノの21ツインパワーSW6000HG
今年モデルチェンジするツインパワーSW
巻きが軽くなる「インフィニティドライブ」やラインローラーのベアリングに「Xプロテスクト」が採用されたことにより、ベアリングの耐久性が10倍以上にアップしました!
ステラSWに使われている最新技術がこのツインパワーSWにも採用されたことになります。
半プラボディの樹脂かメタルボディの金属かの違いですが、100キロオーバーのマグロでも釣らない限り、ステラSWのリールの剛性を100%発揮できる場面はそうそうないですね。
個人的には青物を狙うならツインパワーSWで十分だと思っています。
僕は所有欲でステラSWを購入してしまいましたが(笑)
6000番スプールはPE3号を300m巻けるので但馬の磯にはピッタリですね。
より魚を掛けてからの安心感を選ぶなら8000番の方がいいでしょう。
19ステラSW8000HGのインプレ記事
⇒19ステラSW8000HGのインプレ!ショアジギングでヒラマサ狙いにおすすめなリール
山陰の磯でショアジギング釣行レポ
2019年9月15日(日)
釣り仲間3人で大阪から山陰但馬の沖磯にショアジギングに行った際の釣行レポです。
初めて前田渡船さんにお世話になり、沖磯に渡った時の話。
大阪から山陰の但馬、三尾まで3時間
大阪からは目的の前田渡船さんまで高速を使い3時間弱。
僕の感覚では1時間は近い、2時間は普通、3時間以上で遠いなんですが、日本海はやはり遠いですね。
今後は九州地方にも行こうと思っているので、3時間が近いという感覚になる日も近いのかも(笑)
兵庫県の北部は動物も多く、道路に鹿が十数回いるのを目撃!
いきなり道路に飛び出し来た鹿もいたので、あまりスピードは出さすにゆっくりと行く方がいいですね。
山道を抜け、細い路地を抜けた先に前田渡船さん、美代志丸渡船さんがあります。
「ホンマにこの先車で行って大丈夫なん?」
心配になるぐらい道が狭いので大きな車の方は注意して下さい。
前田渡船さんの駐車場に到着した時にすでに車でいっぱいでした。
やっぱり青物のショアジギング、磯釣りは人気ですね。
釣りの世間は狭い!?
ライフジャケットやスパイクシューズを装着して乗船名簿に記入。
渡船を待って列の最後尾に並ぶと、目の前にどこかで見かけた顔が…
HAJIME「あれ?もしかして和歌山で釣りされてた方ですか?」
釣り人「あっ!そうです!僕もどこかで見かけたと思ってたんですよ!」
なんと2か月ぐらい前、和歌山で一緒になって話しながら釣りをした方でした。
エサ釣りの方でしたが、今回はエギングもするそうです。
和歌山と山陰なら真逆のポイントですが、こんな偶然もあるんですね(笑)
やはり釣り人の世間は狭いと思った出来事でした!
伊笹岬の青物ポイントに到着
出船時間の30分前ぐらいの到着だったので、すでに釣り人が多く、2番船の出船となってしまいました。
釣りを開始する時間は早くて6時半以降、朝まずめを逃してしまいました。
土日の1番船に乗るにはやはりもっと早く到着して待っていないとダメですね。
これはどこの渡船も一緒です。
急いでタックルをセッティングしキャスト開始!
日が上り朝まずめは終わってしまっていたので、撃投ジグ65gで探っていきます。
水深は20m前後で深い。
2時間ほど無反応の時間が過ぎましたが、それからチャンス到来!
ベイトが表層でぴちゃぴちゃしていたので、すかさすジグをキャスト!
表層をただ巻きで通してくると何やらアタリが…
サイズは小さい途中で軽くなってしまったのでバレたようです。
しかしジグを回収して確認してみると…
「フックに目玉ついてるやん!」
なぜか魚のわりと大きな目玉がフックにかかっていました。
あの魚は何だったのか今でも気になります。
トップにヒラマサがヒット
その後反応がないまま、12時の渡船の迎えが近づいてきます。
11頃から釣り仲間の一人はトップ縛り。
大きな潮目が来たと思ったら、ダイビングペンシルを投げている釣り仲間にヒット!
コルトスナイパーのXHでゴリゴリ巻いて来て、瀬際まで寄せて来ました!
「間違いなくヒラマサや!ランディングまであと一歩!」
サイズにして60cm前後です。
波を利用して磯にあげようとしたときに悲劇が…
「あー!バレた!!」
あと一歩と言うところで黄色のラインの魚は海へと帰って行きました!
後から聞いた話によるとトレブルフックが錆びていたらしく、最後までしっかりとフックがヒラマサの口に刺さっていなかったかもと後悔されてました。
魚がバレるかバレないか運の要素もありますが、フックが錆びたり、なまっているとフッキング率は下がるので、釣りの最中何回も確認した方がいいですね。
フックを交換するのは面倒ですが、小さいことが釣果に関わってくるので大物をバラシて後悔だけはしたくないものです。
その後はチャンスなく12時に納竿!
また但馬の磯にリベンジしたいと思います!
山陰の磯でショアジギング動画
山陰ショアジギングの動画をYouTubeにアップしました!
但馬の磯の雰囲気など今後行かれる方は参考にしてみて下さい。
カルティバフィールドテスターの三浦雅和さんが但馬の沖磯でショアジギングをされている動画です。
渋い状況でしたが、撃投ジグ85gのピンクグローで見事ヒラマサをキャッチされています。
柴山港から福祥渡船さんが磯に渡して頂けるようですが、ネットには詳しい情報があまりありません。
鷹巣や大島などポテンシャルの高い沖磯に行けるようなので穴場かもしれませんね。
過去には三浦雅和さんが鷹巣で80cmオーバーのヒラマサを連発されています。
山陰の地磯からショアジギングをした時の動画です。
釣り仲間がシマノの狂鱗ジグ、コルトスナイパーワンダーフォールで40cmオーバーのアコウをゲットです!
最後に
山陰の磯でショアジギング釣行レポ、青物(ヒラマサ)のポイントについて紹介をしてきました。
但馬エリアは大阪市内から日帰りで行くことが出来るギリギリの範囲。
メーターオーバークラスはそこまで上がっていないようですが、港から磯のポイントは近く、タイミングがよければヒラマサの数釣りが楽しめる場所です。
今後通って行きたいロックショアのポイントですね。
香住の方の地磯も開拓したいと思っています。
是非あなたも山陰の磯でメモリアルフィッシュのヒラマサを釣りに行きましょう!
山陰の中でもモンスタークラスのヒラマサ釣れる可能性がある隠岐の島ショアジギング記事
⇒【島根】隠岐の島でショアジギング!ヒラマサのポイントやタックルを徹底解説