こんにちは、釣りYouTuber、STELLA PLANET(ステラプラネット)のHAJIMEです。
シマノの最高峰フラッグシップリールのステラSW。
8000HGはショア、オフショアのスタンダードモデルとして人気の高いモデルです。
ステラの14000XGを所有しているのですが、トップ専用で使っている為、ショアジギング用に8000HGを新たに購入しました。
全ては巨大なヒラマサを仕留める為!
今回は19ステラSW8000HGのインプレ、レビューを紹介します。
購入を迷われている方の参考になれば幸いです。
目次
19ステラSW8000HGのインプレ
先ずはデザインです。
スプールはモンスターの爪で引っかかれたような鋭いデザインで個人的にカッコいいです。
全体的にはブラックですが、キラキラのラメが太陽光で光るとフラッグシップモデルにしか出せない輝きが見ていてまぶしい(笑)
ドラグ音もステラ特有の音が出て、ツインパワーとはまた違いますね。
ドラグノブは大きくなっており、魚がヒットしてから微調整する時も正確に行うことが出来ます。
いきなり、大物がヒットしてドラグを締める時もやりやすいので、ラインのテンションが抜けず、バレずに済みますね。
ハンドルはラウンド型で握りやすいです。
10000番以上はラグビーボール、卵型のハンドルで力を込めて巻くことが出来ます。
その方が大型の魚とファイトするにはいいのですが、個人的にはラウンド型の方が好きですね。
14000番のハンドルはラウンド型に変更しようか迷い中。
スプールを外すとボディは肉抜きされ、軽量化されています。
波をかぶった時に、海水を排出する役割にもなっていますね。
またベールもしっかりとしており、大型の魚がかかっても、壊れない頑丈な作りで安心出来ます。
リールカバーはステラだけの特別仕様。
しっかりとしたものが入っています。
ハンドル部分を別に入れることが出来るポケットもあります。
ツインパワーは黒い袋だったので、やはりフラッグシップリールの方がお金がかかっていますね(笑)
最初は左ハンドル仕様なので、付属のハンドルネジを交換すれば右巻きにすることが出来ますよ。
ちなみに僕は左投げの右巻きです。
自重625gで前モデルより50g軽量化
19ステラSW8000HGの自重は625gです。
前モデルの13ステラSW8000HGに比べて50gの軽量化となりました。
メインで使っているツインパワーSW6000HGの自重は425g
約200g重いので慣れるまでは多少重たいと感じましたが、今はこれぐらいの自重があった方がしっくり来ています。
8000番から6000番のリールに持ち替えたらめちゃくちゃ軽い(笑)
筋トレをして8000番でもめちゃくちゃ軽いと思える所までいきたいですね。
インフィニティドライブで巻きが軽い
インフィニティドライブとはメインシャフトの回転トルクを約30%低減させ、デカいブリやヒラマサが掛かり、リールに負担が掛かっても軽い力で巻き取れるようになっています。
巻き心地はステラ特有の「ヌルヌル」とした抵抗が少なく、巻いているだけで気持ちがいいですね。
家で一人で巻いていると釣りに行きた過ぎてソワソワします(笑)
また従来の8000番に比べて、ローター、スプールをコンパクト化したので、さらに巻きが軽くなっています。
磯際で大型の青物が掛かってもゴリゴリ巻いてこれるのでキャッチ率も上昇しますね。
やはり6000番より8000番の方パワーがあるので巻いていて安心出来ます。
ハンドル一回転107cm
ハンドル一回転は107cmです。
トップ、ジグどちらでも使いやすいHG(ハイギア)
個人的に14000番のXGだとハンドル一回転が134cmなので、ジグはリズムが取りづらくてシャクリにくかったです。
慣れたら問題ないかと思いますが、8000番のHGの方がやりやすいですね。
一番よかったのは、磯際でジグをピックアップする時。
時化ると、磯際から距離を取らないと危険です。
6000番だと速く巻いても磯際で距離があると、ジグが磯に当たってしまい、ボロボロになることがありました。
8000番だと速く巻くとピックアップ時、磯にジグが当たることが少なくなったので、ジグがボロボロになるのを防ぐことが出来ています。
使ったことはないですが、18000番のHGの方がハンドル一回転129cmなので14000番より巻きは軽そうです。
ラインローラー(ベアリング)の耐久性が前モデルの10倍以上
ラインローラーのベアリングにはシマノ防水技術、Xプロテクトが採用されました。
耐久性は前モデルの10倍以上と言うことで長く使うことが出来ます。
メインで使っているツインパワーSW6000HGは3年使ったぐらいでベアリングの異音が出て、一つ交換しました。
磯からの釣りはリールに潮を被ることが多いので、耐久性が高い方が確実に長持ちします。
この機能は有難いですね。
釣りの最中にラインローラーから異音が出てきたらリールが気になって釣りに集中できません。
ステラは安心を買うと言う意味でも非常に満足感がありますね。
8000番はスプールの互換性がなくなった
19ステラSWの8000番は専用設計なので、スプールの交換が出来ません。
13ステラでは8000番でも14000番のスプールを付けることが可能でした。
ただし、上記で説明したように8000番は専用のローター、スプールサイズなので、巻きが軽くなって釣り人側の負担を軽くすることを優先した仕様となりました。
PE3、PE4号程度をメインに使おうと考えいるなら8000番はおすすめです。
ヒートシンクドラグが付いていない理由は?
ヒートシンクドラグとは簡単に説明するとスプールの冷却装置です。
大型の魚が掛かった時にスプールが高回転します。
熱ダレを起こしてPEラインが熱くなり、ドラグ力が低下したり、PEラインが熱によって受けるダメージを減らす為のものです。
8000番以下には搭載されていなく、10000番以上には搭載されています。
フィッシングショー大阪でシマノのリール開発担当者の方にお聞きすると8000番は大きくて10㎏クラスのブリ、ヒラマサ、カンパチを対象としているので、そこまでドラグを出される心配がない。
ヒートシンクドラグは20㎏クラス以上のデカマサ、GT、マグロを対象としているため、8000番は軽量化を最優先したとおっしゃっていました。
ステラSW8000HGに合わせているショアジギングロッド
シマノから発売されているコルトスナイパーXR S100H-3
3ピースモデルとなっており、地磯や沖磯に行く時もコンパクトに持って行くことが出来るので重宝しています。
使いやすいのは65g~105gのジグ、60程度のダイビングペンシルやポッパーですね。
10㎏クラスのブリやヒラマサでも対等にやり取りすることが出来るバットパワーを持ったロッドです。
ステラSW8000番でバランスはバッチリ。
SW6000番でもしっくりきます。
コルトスナイパーXR S100H-3の詳しいインプレ記事
⇒【コルトスナイパーXR】S100H-3のインプレ!3ピースショアジギングロッドが超便利
ブリ狙いなら6000番が使いやすい
個人的にブリ狙いならシマノの6000番の方が使いやすいです。
理由として8000番だとPE4号300mを巻くことが多くなりますが、ブリだとPE2号~3号で十分。
ラインキャパ的に6000番にPE3号、300m巻く方が下巻きもいらないのでしっくりくるんですよね。
また8000番は6000番のリールに比べて200g重いので、長時間ロッドをしゃくり続けると腕に対する負担は大きくなります。
これは個人の体力によって変わってきますが、僕は6000番の方がやりやすいですね。
大型のヒラマサ狙いで6000番だと多少不安になるので8000番以上を使いたい所ですが、ブリなら6000番のリールで十分対応出来ます。
19ステラSW8000HGでショアジギング動画
関西の兵庫県にある堤防でショアジギングをしたときの動画をYouTubeにアップしました。
19ステラSW8000HGとロッドのゼナックのミュートスアキュラ100HHを使っています。
潮の流れが速くなったのでライトなツインパワーSW6000HGとコルトスナイパーXR S100H-3に変更して釣果が出ましたが、キャストや実際の巻き心地、ベールを返した時の音など参考にしてみて下さいね。
撃投ジグストライクで青物が爆釣した時の動画です。
19ステラSW8000HGにロッドはコルトスナイパーXR S100H-3の組み合わせです。
ロッドとリールの相性がよく、長時間投げてシャクっても疲れないですね。
最後に
19ステラSW8000HGのインプレを紹介してきました。
確かに、ステラとツインパワーを比べると、性能的な差はほとんどありません。
ステラはメタルボディ、ツインパワーは半分樹脂の半プラボディと言う違いはありますが、ツインパワーでも大型のヒラマサやGT、マグロなどの大物を釣り上げることは出来ますからね。
しかし、外見のカッコよさや巻きの軽さ、最高の耐久性、シマノの最高峰フラッグシップリールを使っていると言う満足感、所有感がステラにはあります。
是非あなたもステラSWを手にして、まだ見ぬ夢の大物を取る為にモチベーションを上げていきましょう!
19ステラSW14000XGのインプレ記事
⇒19ステラSW14000XGのインプレ!スプールの互換性は?13ステラSWと比較