こんにちは、HAJIMEです。
海釣りで釣果に大きな影響をもたらす潮回り。
一般的に魚は大潮が釣れやすいとされていますが、僕の中では中潮で一番数釣りが出来ている記憶があります。
個人的には大潮より中潮の方が釣れやすく一番好きな潮回りですね。
今回は釣り歴20年の管理人が中潮について解説!
中潮で釣れる魚についてもまとめました!
中潮とは?
潮回りには大潮、中潮、小潮、長潮、若潮とあり、中潮は大潮についで干潮と満潮の高低差が大きい潮回りになります。
一般的には潮が動くと水中のプランクトンが流れて、それを捕食するイワシやアジなどのベイトなる魚の活性が上がり、それを狙って大型の魚の活性が上がるというサイクル。
中潮は大潮についで潮回りが大きいので釣果が期待できるというわけです。
大潮後の中潮が釣れる?
潮回りは15日サイクルで回っており
大潮(4日)、中潮(4日)、小潮(3日)、長潮(1日)、若潮(1日)、中潮(2日)から大潮に戻る。
大潮が3日しかない日などありますが、代々この順番です。
ここで注目するのは中潮は大潮の後と、若潮の後に訪れていることがわかりますね。
魚が釣れる中潮としては大潮の後の中潮の方が釣れる可能性が高いです。
理由として太平洋側の地域では大潮後の中潮は満潮時刻が午前8時~10時頃になります。
朝まずめから昼まで釣りをする場合、丁度潮が動いている時間帯(上げ3分・下げ7分)を重点的に狙うことが出来るので、釣果が期待できるわけですね。
大潮の場合は朝まずめの時間帯に満潮を迎えるので昼までの釣行の場合、下げ潮のみしか狙うことが出来ません。
また、大潮でも潮の動きが左右ではなく、上下しか動いていない場合、魚の活性が悪くなるので釣果が乏しくなります。
よって、朝まずめから昼までの釣行の場合、大潮よりも、大潮後の中潮の方が釣れる可能性が高いと言えますね。
また青物に限っては夕まずめより朝まずめの方が釣れる可能性が高い為、ショアジギングをする方は朝一から狙った方がチャンスは増えます。
大潮後の中潮でタチウオ、サゴシ、ハマチが爆釣
丁度撮影日が大潮後の中潮でタチウオやサゴシがよく釣れた動画を紹介しますね。
去年の9月23日、武庫川一文字にて大潮後の中潮でタチウオが爆釣!
ワインドとメタルジグで18匹の釣果でした。
たまたま土曜日で祝日だったのでいい日に行けましたね!
夕まずめは入れ掛かりになる時間もあったので楽し過ぎる(笑)
今年は去年よりタチウオの爆発力が凄くて釣れている人で一日に70匹とかヤバい釣果が出ていますね。
そこまで釣ったら当分釣りはいいと思ってもすぐに行きたくなるのが釣り人の性(笑)
一度熱があり、体調が最悪にも関わらず、タチウオが永久に釣れている場所があったので
「行くなら今日しかない!」
オールしてしまい、次の日はあまりのしんどさに倒れました…
クーラーボックスには30匹以上のタチウオ。
「もう当分釣りはええわー」
と思っても次の週末は釣りに行ってました(笑)
熱が出ていると仕事は出来ませんが釣りはできる不思議。
その次の撮影日、10月8日もちょうど大潮後の中潮。
メタルバイブのビッグバッカーでサゴシとタチウオが爆釣しました!
この日は昼間でもサゴシが釣れており、良く釣れている人で5匹以上という釣果が出ていましたね。
やはり潮が動く時間が長いと断続的に時合いが続くということです。
そのタイミングとして大潮後の中潮は釣果アップのチャンス!
ショアジギングでメタルジグをシャクり続けるのはしんどいものがありますが、休まずにシャクっている人ほど釣果がいいので休みなくキャストは続けたいものです。
僕の場合、ジグとメタルバイブを交互に投げて使う筋肉を分け、潮の動いている時間はルアーをできるだけ水中に入れてアクションさせるようにしています。
最後は淡路島でショアジギングした時に撮影した動画です。
2018年8月14日大潮後の2日目の中潮でハマチが連発!
淡路島の激流地帯で育った青物はやっぱり引きますね!
秋本番前に数釣り出来て、楽し過ぎました(笑)
この時使っていたオーナーの撃投ジグを100%信頼するきっかけになった釣果です。
中潮で釣れる魚は?
中潮は大潮に次いで潮回りが大きいので基本的にどんな魚でも釣りやすいです。
サビキ釣りで狙う、イワシ、アジをはじめ、エギングで狙うイカ、チニングで狙うキビレやクロダイ(チヌ)の釣果が良くなります。
河川では中潮の満潮時刻だと潮位が高くなります。
よってベイトとなるイワシが溜まりやすくなり、シーバスのボイルが発生。
僕のマル秘スポットには11月にマイワシが大量に溜まっており、シーバスやらタチウオが入れ食いになる所があります!
中潮の潮位が高い満潮、潮止まりの時間でも入れ掛かりなのでめちゃくちゃ楽しく釣りと言うより、猟に近い(笑)
夜ライトアップされた橋脚部分の明暗にいるベイトについたシーバスも釣りやすくなりますね。
僕がバス釣りと平行して力を入れているショアジギングで青物を狙うにも中潮は最適な潮回り。
ベイトなるイワシやアジがたくさん釣れるということはサゴシ、ハマチ、ブリなどの青物にも最高のタイミングであると言えます。
最後に
中潮の釣りについて解説をして来ました。
僕自身の釣り歴20年の経験としては大潮後の中潮でいい思いが出来ています。
サイズはそこそこですが、数釣りは出来ているので大潮後の中潮は狙い目だと断言できますね。
潮回りだけでなく、釣り人の腕、場所や時間、水温、風などの複合的な要素によってその日の釣果が決定します。
是非、あなたも中潮でビッグフィッシュも狙ってみて下さいね!