こんにちは、釣りYouTuber、STELLA PLANET(ステラプラネット)のHAJIMEです。
ショアジギングで青物を狙うのに僕が絶大な信頼を寄せているのが、OWNER(オーナー)の撃投ジグ!
ライトショアジギングで40gのジグまでしか使ったことがなかったので
「こんな大きなジグでホンマに釣れるのか?」
そんな疑いがありましたが、釣り仲間がハマチ、メジロ、サワラ、大型の真鯛を釣っているのを見て、確信に変わりました。
淡路島の激流地帯を攻略するのに、欠かせないジグとなっています。
80g以上のジグではこのジグしかほぼ使っていなく、釣果は折り紙付き。
この記事では撃投ジグを5年使用してきての効果的な使い方(しゃくり方)とインプレ(使い分け)、ジグの重さに最適なアシストフックを紹介します。
目次
撃投ジグの種類と使い分け
撃投シリーズにはノーマルの撃投ジグ、撃投ジグハイパー、撃投ジグエアロ、撃投ジグレベル、撃投ジグTGエッジ、撃投ジグウルトラスロー、撃投ジグストライクの7種類がラインナップされています。
開発担当のオーナーばりスタッフ吉成秀人さんが各種類の特徴を説明しているので参考にしてみて下さい。
ではそれぞれの特徴について見て行きましょう!
撃投ジグ
僕が一番信頼を寄せているのがノーマルタイプのメタルジグ。
まず最初にフィールドに立つとこのジグを投げています。
サイズは25g、45g、65g、85g、105g、125gのラインナップ。
よく使っているのが85gと105gのヘビーウエイトです。
サイズ的には大きいですが、ツバスサイズでも十分バイトしてくるのでアピール力が高く、集魚力もあります。
3秒ほどユラユラと水平フォールした後、尻から落ちていきます。
飛距離もよく飛ぶので、ナブラ撃ちにも使えますね。
撃投シリーズはジグの塗装も強く、頑丈に出来ているのでショアからガンガン使って行けるのがメリット!
撃投ジグ ハイパー
撃投ジグの超ヘビーウエイトバージョン!
サイズ展開は150g~350gまでのラインナップです!
350gのジグを投げれるロッドとは一体・・・
物干し竿より太そうですね(笑)
通常ショアからここまで重いジグを投げることは少ないですが、磯からの激流地帯で風が強い時には使うショアジギンガーがいます。
オフショアからでも使える重さですね。
長崎県の男女群島のような場所では活躍してくれるジグ。
撃投ジグ エアロ
撃投シリーズの中で一番飛距離が出るのがエアロ。
30g、40g、60g、80g、95gのラインナップで僕がよく使うのは80g。
名前の通り、空気抵抗を軽減するフォルム(エアロアイ)にリアウエイトでノーマルジグより、約10メートル~20メートルほど飛距離が伸びます。
ただ巻きから速いジャークで激しくボディをウォブリングする波動型のアクション。
サーフからの使用や沖で発生したナブラを打つ時、あと少し飛距離が足りない時に使うと効果を発揮できますよ。
またある場所では撃投ジグエアロの達人がおり、一人だけで2匹、3匹のブリを釣ったことがある実績もあります。
その時はこのエアロにしか反応しない!そんなタイミングあるらしい…
撃投ジグ レベル
レベルのコンセプトは「タメのきく水平フォール」
スピードの速いジグには追い付けない活性の低い青物をスローに誘う時に使用します。
フロントウエイトながら飛距離も出ます。
メインで使っているのは80gと100g
細かいピッチでローリングし、水平フォールを行うので、青物にじっくりとジグを見せることが出来ますね。
しかし、激流地帯だとフォールスピードが遅い為、流されやすいのがデメリット。
混雑する堤防で使うと隣のアングラーとお祭りしてしまう可能性が高くなるので、できるだけ潮の流れが緩やかな時向けですね。
ブリクラスの大型青物にはスローなジグ操作が有効なこともあるので、状況に応じて使い分けるといいです。
撃投ジグ TGエッジ
鉛よりも比重が高いタングステン素材のジグ。
何といってもタングステンの恩恵により、飛距離は圧巻!
風が強い時でも空気を切り裂くようにまっすぐ遠くに飛んで行きます。
ただキャストしているたけで楽しいジグですね(笑)
シルエットを小さくできるのでフォールスピードも速く、潮の速いエリアの攻略するのに使えます。
ただタングステン素材の特性上、鉛より高価なのとボディのホログラムがはがれやすく、ジグの耐久性も高くありません。
このジグではないですが、他のタングステンジグをテトラにぶつけた際、真っ二つになってしまいました(笑)
撃投ジグ ウルトラスロー
ボトムに特化したのがウルトラスロー。
40g~350gまでのラインナップでショア、オフショア問わす使えます。
ジグで青物を狙う時、ボトムでバイトが多い時に効果あり。
ジグのシルエットが太めで激しくジャークしてもジグの移動距離が抑えられ、ボトムのレンジをキープしやすい仕様になっています!
フォールはゆっくりとした大きなローリングで青物にしっかりとジグを見せることが出来ます。
重さもあるのでオフショアでレベルよりもゆっくり誘いたい時にも活躍してくれそうですね!
撃投ジグ ストライク
2017年に新しくラインナップに加わったのがストライク。
コンセプトは「ブリ、カンパチ、ヒラマサなどの大型青物に見切られにくい、スライドアクション」
65g~200gまでのラインナップ。
ロングジグでありながらフォールスピードは速く、空気抵抗が少ないので遠投も出来ます。
僕は65g~105gをメインで使用中。
ロングジグなのでノーマルの撃投ジグより、シャクリは軽いです。
105g以上になるとジグに「welcome rock shore」と書かれておりロックショアから投げたくなってしまいますね。
撃投ジグのインプレ
ここでは撃投ジグシリーズを約5年、毎週使ってきての僕なりのインプレを紹介します。
収納にはオーナーから出ている巻き巻きジグケースを使えばコンパクトにまとめることができ便利。
欲張って入れ過ぎるとめちゃくちゃ重たくなりますけどね…
かるくダンベルぐらいの重さになります(笑)
タフボーンで頑丈
各種類の撃投ジグの最大の特徴はジグの中にステンレス製のパネル(タフボーン)を入れて、堤防やテトラ帯、磯場にジグをぶつけても変形したり折れたりしにくいように出来ています。
メーカーによってはホログラムが貼り付けてあるだけのものもあるので、ぶつけたりサゴシやタチウオにバイトされるとすぐに剥がれ落ちて耐久性がないジグもあります。
これはすぐにまた購入してもらうメーカーの戦略だと思いますが(笑)
撃投ジグはその分、耐久性が抜群なので、ショアからの酷使で十分使えるように出来ているので安心。
2日間キャストして青物を5匹程度掛け、ランディング時に地面で魚が暴れてもジグの損傷はこのぐらいです。
フックの傷などついてますが、まだまだ使えますね。
目玉は取れにくい仕様でグロー、バイトマーカーになります。
飛距離抜群でボトム感度がいい
飛距離だけでいうなら撃投ジグエアロが後方重心になっているので一番よく飛びました!
実際には計測していませんが、ショアジギタックルで100メートル以上は飛んでいると思います。
ノーマル、レベル、ストライクは同じぐらいの飛距離という感覚ですね。
沖の方のボトムでしか青物が回遊していない場合は誰よりも遠くに飛ばした方がバイトチャンスが増えますので、ノーマルで反応がなければ、さらに沖をさぐるエアロを使ってる場合が多いです。
また、タフボーンの恩恵によりボトムに着底した時の感度が高く、素早くアクション動作に入れるということも大きなメリット。
フォールで追ってきている青物に対して着底後、すぐにアクションしないとせっかくのバイトチャンスを逃すことになってしまいます。
ボトムにジグが着底したのがわからずに放置していると潮の流れで根掛かりしてしまうので、そのリスクを極力減らすという意味でも大いに役立っていますね。
カラーはピンクが最強
カラーバリエーションは約10種類ほどありますが、ピンク、ブルピン、ピンクグローの3色があればほとんどの状況で対応出来ます。
朝まずめのまだ薄暗い時間帯や日が暮れて暗くなれば、グローで発光するピンググロー。
青物に効果的な定番カラーと言えばアピール力の高いピンク。
なぜかピンクって釣れますよね(笑)
絶対にジグのカラーでピンクとピンクグローは外せないですね。
個人的に最強カラー!
ナチュラルとアピールのいいとこ取りのブルピン。
この3種類のカラーと重さをローテーションして僕は使っています。
- 濁りや雨が降っている場合はピンクorピンクグロー
- 日が昇って濁りがない時はブルピン
この他のカラーは正直使わなくても釣れると思っているので、まず迷ったらピンクを使っておけば間違いありません。
撃投ジグのピンクグローで青物がよく釣れる3つの理由は?
⇒【ショアジギング】撃投ジグのピンクグローで青物がよく釣れる3つの理由
青物が釣れるジグの使い方(しゃくり方)
メタルジグ全般に言えることですが、まずはボトム(底)までジグをフォールさせることが基本的な使い方です。
このフォールでバイトがあることも多く、スプールを押さえながら少しずつラインを出していきます。
アタリがあれば少し待ってみてガツンとしたバイト、軽くなったり、重くなるなどの違和感を感じればすかさずフッキング!
ボトムが取れたら、無駄な糸ふけ(ラインスラッグ)を巻きとって、即座にアクション(シャクリ)を開始します。
10回~15回ほどシャクリ反応がなければ、またボトムまで落としてシャクリの繰り返し。
底から中層前後がジグのHitゾーンです。
※表層付近に青物がいる時はトップかメタルバイブの早巻きの方が勝負が早いですね。
撃投ジグに限っては基本的なシャクリ方のワンピッチジャークより、糸ふけ(ラインスラッグ)を出したタチウオのワインド釣法に似た速めのシャクリが効果的。
撃投を使う時は全てフォールでのバイトかこのワインドアクションのシャクリ中にバイトすることが非常に多かったです。
ショアジギングのシャクリ方の動作は青物のHitシーンを含めて撮影しましたので、参考にしてみて下さいね。
撃投ジグにおすすめのアシストフック
ここでは僕がメインで使っているアシストフックを紹介します。
フッキング率がよく、ブリクラスの大型青物が掛かっても耐久性があるものをピックアップしました!
個人的にはシングルフックだと不安なので、ダブルのアシストフックでバラシを防止しています。
ロックショアで根掛かりが多い場所はシングルフックを使用中。
リアフックは基本的に付けていません。
シャクるとどうしても、リーダーにリアフック絡んでエビになることが多いので、フッキング率よりもトラブル防止を重視しています。
歯が鋭い、タチウオ、サワラ狙いの場合、リアにトレブルフックを付けた方がフッキング率がアップ。
ジガーライト段差 早掛
撃投ジグでメインで使用しているのがオーナーのジガーライト段差 早掛
80g、100には4/0
65gには3/0がベストマッチ。
「触れたら掛かる」をコンセプトにフッキング率が高いアシストフックです。
細軸で軽量フックながら素材には強いタフワイヤーが使われているので、大型青物がヒットしても曲げられにくいですね。
組み糸にはフロロカーボンラインが内臓されており、フックがジグに絡むのを防止してくれます。
このフックの3/0で78cmのメジロをゲット!
ブリまであと2cmでした!
ダブルでフックがガッツリとかかっていたのでまずバレない感じでしたね。
今年は和歌山にて撃投ジグ65gでブリをゲット出来ました!
ジガーミディアム ロックアシスト
こちらもオーナーばりのジガーミディアム ロックアシスト
主にロックショア(磯)からのショアジギングで使っています。
太軸フックで大型青物のパワーに対抗できるフック。
65gには4/0
85g、105gには5/0か6/0
このフックと撃投ジグで97cmのブリ捕獲に成功しました!
シングルフックで掛かればバレにくいので、絶対的な信頼感があります!
シャウト! 43-TA ツインアシストフック
もう一つ、使っているのがシャウト! 43-TA ツインアシストフックです。
もともと近海ジギング用のフックですが、1/0サイズが60g~100gのジグに丁度いい大きさの太軸フック。
ブリはもちろん、ヒラマサやGTでも対応できる太さなのでまず曲げられてバラすということはないですね。
フックポイントには返しが二つ付いており、一度掛けたら、外れにくい仕様。
ただし、ツバスサイズだと太軸なので口の穴が広がってしまい、口切れを起こしやすいのがデメリット。
撃投ジグで78cmメジロ捕獲動画
淡路島でのショアジギングで78cmのメジロを捕獲に成功!
その模様をYouTubeにアップしました!
朝の5時半から開始しツバス一匹の釣果でしたが、夕まずめにタチウオ狙いでジグをシャクっていると「ドスン!」とした強烈なバイト!
「ん!?こいつは今までとは引きが違うぞっ!」
コルトスナイパーのXHロッドが大きくしなる引きで楽しめました!
タックルデータ
- ロッド:コルトスナイパーS1000XH-3
- リール:ツインパワーSW6000HG
- PEライン:2号
- リーダー:フロロ40ポンド
- ルアー:撃投ジグ85g ブルピン
最後に
撃投ジグのインプレについて紹介をして来ました!
ショアジギングにどっぷりとハマると行きつくのがこのジグですね(笑)
耐久性が高く、塗装も剥げにくいのでガンガン使って行けるのが大きなメリット!
カラーはピンク、ピンクグローがよく釣れるのでおすすめです。
どこの釣り具店でも置いてることが多く、入手しやすいので根掛かりを恐れず使って行けます!
是非あなたも撃投ジグシリーズでメモリアルフィッシュを狙ってみましょう!