こんにちは、HAJIMEです。
電車で釣りに行くときに真っ先に荷物となるのが、クーラーボックスですよね。
ルアーで狙う河川のシーバスやバス釣りのようにリリースが前提の魚の場合は持って行くことはないですが、新鮮な青物やタチウオ、イワシやアジなどは持って帰って美味しく食べたいものです。
普段は釣りに行くとき車を利用しているのですが、親の都合でどうしても使えない時は電車釣行になります。
電車で釣りに行くのはちょっと恥ずかしいですけど、釣りに行きたい欲が僕は勝りますね(笑)
肩ベルトのクーラーボックスを使っていたのですが、なんせ駅まで歩いて15分はあるので、肩が痛くなって困っていました。
そこでお手頃サイズでキャスター付きのクーラーボックスを探していた所発見!
今回はキャスター付きで持ち運びが楽々なダイワのクーラーボックス「シークールキャリーII」を一年ほど実際に使ってみてのレビュー、インプレを紹介 します!
目次
電車にクーラーボックスを持ち込むと迷惑になる?
電車釣行でクーラーボックスを持ち込むと迷惑になるのではと考える方がいるかもしれませんが、問題ありません。
確かに50L以上のデカいクーラーボックスを持ち込むと、さすがに改札を通り抜けることも大変ですし、場所を取るので満員電車では迷惑にはなりますね。
しかし、25L程度のクーラーボックスであれば、ベビーカーかスーツケースほどの大きさとなるので、全く問題ありません。
今回紹介するクーラーボックス、シークールキャリーはキャスター付きなので、移動が楽で電車釣行にはぴったりなモデルであると言えます。
改札口もキャリーで横で通れると言うのが超便利です。
余談ですが、僕はかなり大きな折り畳み自転車を袋にいれず、そのまま乗り込んだことがあります。
駅員に注意されましたが、何とか許してもらい無事に大学まで持って行くことが出来ました(笑)
今考えるとかなり迷惑ですね…
シークールキャリーIIのレビュー
先ずは各スペックから紹介します。
アイテム | 容量 (リットル) | 自重 (kg) | 内寸(cm) | 外寸(cm) | メーカー希望 本体価格(円) |
SU 2500 | 25 | 4.8 | 15.0×38.5×31.0 | 33.0×53.5×39.0 | 26,800 |
GU 2500 | 25 | 4.6 | 15.0×38.5×31.0 | 33.0×53.5×38.5 | 21,200 |
S 2500 | 25 | 4.2 | 15.0×38.5×31.0 | 33.0×53.5×38.5 | 17,400 |
底には水抜き穴が付いているので、釣行後のお手入れはしやすいです。
ネジ山がプラスチックなので、雑に扱うとネジ山がつぶれてしまうので注意。
キャスターハンドル保護パーツには小物や500mlのペットボトルを取りつけが可能。
シークールキャリーⅡには保冷力の違いでSU 2500、GU 2500、S 2500の3種類 があります。
僕はSU2500を購入しました。
朝5時から夜の8時まで沖堤防にいると氷が溶けてしまうため、保冷力とキャスターがついて機動力の高いものが僕にはベストでした。
容量が15Lのクールラインキャリーもダイワから発売されていますが、僕として水分と魚をたくさん入れることが出来て、電車に持ち込んでも迷惑にならないサイズの25Lを選択。
SU2500はクールラインシリーズのラインナップの中で一番高価ではあるのですが(アマゾンでは約18000円)保冷力が一番高いので僕はこれを選びましたね。
次は保冷力について詳しく見て行きましょう。
保冷力
アイテム | 真空パネル | ウレタン | スチロール | 保冷力 |
SU 2500 | 底1面 | ●(側面) | – | KEEP 70 |
GU 2500 | – | ● | – | KEEP 65 |
S 2500 | – | – | ● | KEEP 60 |
SU2500は底に一枚真空パネル、側面は発砲ウレタンとなっています。
底の断熱材には真空パネルが使われているので地面からの熱を防ぐのに役立っていますね。
SU2500はダイワのデータによるとKEEP 70という数値が出ており、これは40度の外気温でも70時間は氷を保つことが出来たという結果を表しています。
これはあくまで一度もクーラーボックスを開けていないという前提の実験。
本来の使用ならクーラーボックスの開け閉めを頻繁に行うのでその分氷は早く溶けてします。
僕がこのSU2500を使用しての感想としては夏場の35度以上という暑い時期だと12時間程度でかなり氷が溶けてしまいました。
頻繁に水を飲む為に開けていたので、開け閉めの回数を少なくすれば、もっと持っていたと予想出来ます。
反対に春や秋は氷は全く溶けずクーラーボックスの保冷力の効果を実感することが出来ました。
魚も新鮮に持ち帰ることが出来て、タチウオのエサ釣りに使う、ドジョウやキビナゴも凍ったままなので腐ることなく、使えるのはありがたいことです。
保冷力を決める断熱材の種類を簡単に説明します。
あなたの釣行スタイルに応じてベストな選択をしましょう。
真空パネル
断熱材の中で一番、保冷力が高い。
6面真空パネルだと3日間、クーラーボックス魚を入れていても、氷が溶けず、魚の鮮度を保つことが出来ます。
その代わり、値段が高く、重くなります。
発砲ウレタン
発砲ウレタンは真空パネルより保冷力は劣りますが、コスパがいいことと軽いのが特徴。
日帰りで12時間前後なら全く問題なく使用することが可能です。
スチロール
スチロールは保冷力はあまりありませんが、その分コスパがいいのと一番軽い素材になっています。
2、3時間の短時間釣行ですぐに帰るのであればスチロールでも全く問題なく使えます。
25Lの容量は最高
僕はかなりの汗かきで水分を人よりも多く取る為、夏場は2リットルのペットボトルと500mlのペットボトル3本ぐらの水分を取ります。
このシークールキャリーは2リットルのペットボトルを立てていれることが出来るサイズ感なので、とても重宝していますね。
2リットルだと6本入れることが出来る容量。
魚も70cmのサワラであれば、体を曲げて入れれば持って帰ることが出来ます。
80cmオーバーのブリでも頭と尻尾を切り落とせば、入れることが出来る為万が一大物が来ても安心して持って帰ることが出来ますね。
現に僕はメーターオーバーのブリをこのクーラーボックスに押し込んで持って帰りました(笑)
25Lより小さいと、移動には便利となりますが、魚と飲料水、氷のことを考えるとかなり心配です。
大は小を兼ねるという言葉あるので、25Lは最適な大きさのクーラーボックスであると言えます。
ブリなど大型の魚をそのまま持って帰りたくて車で釣行される方は、大型のクーラーボックスを車に積んで置き、万が一に備えるのがいいでしょう。
ふたが外せない
唯一のデメリットと言えるのはふたの取り外しが出来ないという点。
ふたの取り外しが出来ないと、洗う時や干す時にかなり不便ですからね。
僕の場合はビニール袋をひいて使っており、釣れた魚もビニール袋にいれて極力クーラーボックスに魚が付着しないようにしています。
こうすることで、魚の匂いがクーラーボックスにつかないのでその後のお手入れは雑巾で拭くだけ。
氷もジップロックに入れたり、ペットボトルを凍らした物を使っています。
キャスター付きで楽々
僕がこのクーラーボックスを購入した最大の決め手はキャスター付きであると言うことです。
ハンドルについているボタンを押すと3段階の長さ調節が出来ます。
「スルスル」と軽い力で伸び縮みしますね。
電車釣行で家から駅まで歩いて15分かかるので肩掛けベルトで担いだり、手で持ったりして運ぶのはかなりしんどい。
キャスターが付いていると非常に楽で転がしながら運ぶことが出来る為、超楽なんですよね。
別売りのキャリーに乗せるという手もありますが、荷物が一つ増えて、重くなるので、持った時に大変。
友達や誰かと一緒に行くのであれば、手伝ってもらえますが、他にロッドやタックルボックス、バッカン、タモ網などあると1人だとかなりきついですよね。
シークールキャリーⅡは大きさがちょうど改札をそのまま通れるので、非常に便利です。
大きいと改札の上に持ち上げて通らないといけないので、それだけで大変。
また、僕がよく通っている日本で一番長い沖堤防の武庫川一文字や神戸の7防、ポートアイランド沖堤防を移動するとき、キャスターが付いていると楽です。
特に武庫川一文字は混雑しているとき船着き場から離れた空いているポイントまで移動しなければならない為、クーラーボックスが重いとそれだけで疲れてしまいますからね。
キャスター付きのクーラーボックスがここまで楽なのかと使って実感しました。
キャスターは静音設計になっているので、道路だと大きな音が出ないでの近所迷惑にはなりません。
ただ、ガタガタした路面や段差を一度通ってみましたが、クーラーボックスのタイヤにかなり傷が行ってしまいました。
激しくするとキャスターの破損の原因になりそうなので、砂利道は手持ちの方がいいですね。
イスとして座ることも可能
ダイワのメーカーとしては座ると故障、破損の原因となると書いていますが、座ることは可能です。
僕は体重65キロですが、座っても今のところ大丈夫ですね。
さすがに勢いを付けて座ったり、体重が100キロとかになってくるとふたが壊れる危険性はありますね。
ここは個人の自己責任。
電車釣行だと座席が空いていない時、クーラーボックスに座ることも出来るので僕は重宝しています。
釣りしている時は疲れが出ないですけど、帰りの電車ではくたくたで睡魔に襲われてしまいますからね。
最後に
ダイワの釣り用クーラーボックス、シークールキャリーⅡのレビューをお届けしてきました。
僕のお気に入りポイントとして、やはり、キャスターが付いているクーラーボックスと言うのは非常に楽です。
機動力がアップするのでポイントをランガンするときにも移動するのが億劫にはなりません。
是非あなたもキャスター付きのクーラーボックスに今シーズン大きさ魚を入れて持ち帰り、新鮮な刺身、焼き魚など美味しい料理を堪能しましょう!
他にも釣り用のクーラーボックスを検討されている方は参考にどうぞ。
⇒【2019年版】釣り用クーラーボックスの選び方とコスパ最強おすすめ10選まとめ