垂水一文字でショアジギング!激流青物ポイントの攻略方法を徹底解説

こんにちは、STELLA PLANET(ステラプラネット)のHAJIMEです。

兵庫県、明石海峡大橋の近くにある激流で有名な垂水一文字。

青物のブリやコブダイ(カンダイ)の釣り場としてよく知られている堤防です。

今回は垂水一文字でショアジギングをしてきました。激流のポイントをどうやって攻略するのか?

釣行レポと今後行かれる方の為に行き方やポイントなど参考になれば幸いです。

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垂水一文字とは

垂水一文字

垂水一文字は明石海峡大橋のすぐ近くにあり、絶好のロケーションの中釣りが出来ます。

潮流が速いことで有名で大潮の潮が走っている時では100gのジグでも着底の感覚がわかりません。

水深は堤防から100mぐらいの沖では8m~10mほどしかないので非常に浅いです。

浅場にベイトを追いかけて青物が追いこんでくるのでよく釣れるんでしょうね。

明石海峡で育った青物はよく引くので楽しいですよ。

青物(ブリ・サワラ)の他コブダイ(カンダイ)、グレやカワハギ、エギングでアオリイカ、カゴ釣りでマダイなど多種多様な魚を狙えるのでおすすめの沖堤防です。

垂水一文字の駐車場とアクセス

垂水一文字へのアクセス方法と駐車場について解説します。

産業振興局水産会館の駐車場

産業振興局水産会館の駐車場

垂水一文字に行くには産業振興局水産会館の駐車場を利用します。

車のナビにはここを設定するといいですね。

JR垂水駅からも徒歩5分なので電車釣行にもおすすめです。

  • 住所:〒655-0892 兵庫県神戸市垂水区平磯3丁目7−125−26
  • 営業時間:6:00~23:00
  • 料金:600円

営業時間は朝の6時からとなっていますが、朝の5時半ぐらいには駐車場が開きます。

垂水一文字の一番船は朝の6時なので間に合いますね。

僕が行った時は4時半到着で2台目くらいでした。

武庫川一文字やポーアイ沖に比べるとほとんど待っている車はいないです。

ただ後から続々と車が駐車場に入ってきて

「これ全員、垂水一文字に渡る人?」

と思ってましたが、船でオフショアジギングをする人もいるのでその釣り人が大半です。

渡船乗り場は駐車場のゲートから近いので車はすぐ手前に駐車する方がいいですね。

奥まで行くとかなり歩かないといけません。

垂水一文字船長丸

垂水一文字船長丸

垂水一文字に渡るには船長丸を利用します。

  • 渡船時間:6:00〜17:00(季節によって変動あり)夜通し釣りは土曜日のみ
  • 住所:〒655-0892 兵庫県神戸市垂水区平磯3丁目125
  • 電話番号:078-706-9022
  • 定休日:水曜日
  • 料金:大人2,000円
       女性・子供(中学生以下)1,000円
       半夜2,200円 女性1,200円

渡船時間は朝の6時~17時となっていますが、夏や冬によって時間は変動します。

夏は30分ほど早く出る場合が多いです。

事前に電話で確認する方がいいですね。

ただ留守にしていると自動音声が流れるだけで話すことが出来ません。

僕は行く前、確認のために何回が電話しましたが、自動音声でした(笑)

12時~14時は休憩時間なので、13時ごろに電話すると確認しやすいのではないでしょうか?

船長丸

船長丸の受付場所はこちらです。

受付で名前と帰る時間を記入し料金を払い、番号札を貰います。

番号札は帰る時に返しますので無くさないこと

出来るだけ早く行って並んでいた方が、釣りやすいポイントに入りやすいです。

ポイントカード

ポイントカードがあり、10回行くと1回サービスで無料になります。

ライフジャケットは必ず着用しましょう!
ライフジャケットのレンタルはおそらくしていなかったと思いますので要確認です。

トイレ

トイレは渡船内にありますので、安心です。

ただし、渡船が来た時にしか出来ない為、電話で来る時間を確認する方がいいですね。

他の利用客が少ない平日だと12時頃にならないと一回も来ない可能性もあります。

駐車場のそばに公衆トイレがありますので、駐車場のゲートが開く前はこちらを利用しましょう。

垂水一文字の青物ポイント

垂水一文字は渡船乗り場からすぐで、乗っている時間は5分もかからないです。

東側の赤灯台か西側の白灯台、テトラ帯の3ヶ所から選ぶことなります。

青物を狙ってショアジギングをやるなら東側の赤灯台付近がテトラもなくやりやすいのでおすすめです。

詳しく見て行きましょう!

赤灯台

赤灯台

赤灯台付近はテトラが入っていないので、青物狙いのショアジギングにおすすめの釣り場です。

テトラ帯での釣りでブリなど大物をかけるとランディング率が下がりますからね。

垂水一文字の先端
特におすすめなのは堤防の一番端。

潮が西から東に流れる時はジグをどんどん流していけるため、隣の釣り人とお祭りするのを防ぎつつショアジギングが楽しめます。

ただ人気ポイントなので、競争率は高いです。

2人以上で行き、手ぶらの状態で真っ先に場所取りをしないとすぐに埋まってしまいますね。

僕が行った時は運よくこの先端で釣りをすることが出来ました(笑)

堤防へ上る梯子はあまりないので、出来るだけ梯子の近くにいる方が釣りがしやすいです。

タルイチの堤防

腕だけで上ることも可能ですが、1日に何回も上り下りしていると筋肉痛になりました(笑)

潮が流れ出すと正面に投げた100gのジグが真横から帰ってくるので、隣の釣り人との間隔には要注意

タイミングを見て投げないとお祭りしてしまいます。

休日で混雑するときはあえて人の少ないテトラ帯に行くのもあり。

テトラ帯

テトラ帯

タルイチの80パーセント、白灯台側はほぼテトラ帯となっています。

テトラが入っていないのは赤灯台周辺のみ。

ここで釣りをする人は少なく、エサ釣り師がグレや飲ませでブリを狙っている感じですね。

以前、釣り仲間がこのテトラ帯でブリクラスの魚をミノーでかけたらしいですが、コルトスナイパーのMだったのでパワー負けしてしまい、横に走られてラインブレイクしてしまったそうです。

テトラ帯でショアジギングをするなら最低でもHクラスのロッドにPE3号、シマノだと6000番以上のリールでやり取りしないと釣り上げることは難しいですね。

釣り人は少ないので、赤灯台付近に入れなかった方はテトラ帯でチャレンジしましょう!

危険なテトラ帯

途中テトラの組み方が変わる場所があり、かなり危険です。

ここでは釣りをしない方がいいでしょう。

垂水一文字は秋の青物シーズンの混雑する時期でも比較的空いているので、あえてこの危険なテトラで釣りをする必要はないですね。

内向きの堤防

内向きの堤防

足場のよい内向きはファミリーフィッシングでサビキ釣りをするには最適です。

内向きは青物が釣れる確率は下がりますが、タイミングによってはナブラが発生したりすることもあるので、外向きに反応がなければ内向きを探るのもあり。

三井アウトレットパーク マリンピア神戸 アネックスが目と鼻の先です。

白灯台

白灯台

西側の白灯台先端付近も青物を狙ってショアジギングするには最適。

灯台の先端はテトラもなく、釣りがしやすいです。

先端に入れるのは3名程度なので、早く行く必要はあります。

垂水漁港から出る漁船がよく目の前を通るので、漁船にルアーを引っかけないように注意して下さい。

漁船のスクリューにPEラインが巻き込むと故障の原因になることがあり、トラブルが発生すると釣り禁止になる可能性もあります。

ルアーを投げる前に一度周りを確認してから投げるようにしましょう。

僕が白灯台に行った時は、シイラのナブラが目の前で発生し、非常に興奮しましたね。

今年はサヨリが多く、海水温も高かったのでシイラがよく釣れていたそうです。

青物を攻略する為のジグの重さは?

メタルジグの重さ

垂水一文字は潮の流れが非常に複雑になっており、潮見表で潮止まりの時間でも潮が流れたりしています。

大潮や小潮関係なく潮が流れており、潮流が速い時は100g以上のジグが必要 になってくることもありますね。

青物が釣れるタイミングとしては激流から少し潮の流れが緩やかになったタイミングです。

あまりにも潮の流れが速いとベイトを捕食出来ないのではないかと思います。

個人的におすすめなのはオーナーばりの撃投ジグ65gです。

潮の流れが緩やかになったタイミングでは65gでも十分に底が取れます。

垂水一文字の水深は8m~10mほどなので潮が流れていないと65gのジグでカウント5秒~7秒ほど

「ジグで底が取れないな!」

と思っても激流で底でジグで流されているだけなので、そのまま放置していると根掛かりしてしまうので注意

個人的にはショアジギングをするには浅い釣り場だと思います。

しかし、潮が流れると100g、125gのジグを投げないと底が取れなくなり、隣の釣り人とお祭りしてしまうので重いジグを使うわけです。

潮が速くなれば撃投ジグ105gを使いましょう。

撃投ジグの詳しいインプレ記事はこちら!
青物に最強!撃投ジグの使い方とインプレ!おすすめアシストフックも徹底解説!

平日で人が少なく迷惑をかけないのであれば40g程度のジグでも問題なく釣りが出来ますね。

また表層メインで攻略するならジャッカルのメタルバイブ「ビッグバッカー107HW」 がおすすめです。

ただ巻きで簡単に青物が釣れてしまうので重宝しています。

ビッグバッカー107HWの詳しいインプレ記事動画はこちら!
ビッグバッカーの使い方とインプレ!青物・タチウオにおすすめなメタルバイブ

またタイラバで青物の釣果が出ることもあるので、他の釣り人と違う釣り方で狙ってみても面白いですね。

垂水一文字ショアジギング釣行レポ

タルイチの駐車場

ここからは垂水一文字に行った際の釣行レポです。

2019年9月27日
そろそろ秋の青物シーズン本番ということで行って来ました。

朝の4時半ごろ駐車場に到着しましたが、前から2台目。

やはり平日ということもあって釣り人が全然いません。

産業振興局水産会館の駐車場は朝6時からとなっていますが、釣り人がいると朝の5時半ぐらいには空きます。

用意を済ませて船長丸の渡船乗り場に行きます。

朝の6時になっても船長さんがこない?

船長
後から車が続々とやってきたので

「これ全員垂水一文字行く人?」

と思っていましたが、オフショアに行く人も多くたるいちに行く人は合計で20名ほどでした。

しばし待っていると6時となり、10分ほど過ぎた時に釣り人がソワソワし出します。

「あれ?今日って休みじゃないよね?」

前日に確認の電話をしましたが、自動音声が流れるだけで、一か八かで来ましたからね(笑)

それからさらに時間が経ち6時30分…

「ヤバい!今日の釣りのプランが…」

7時まで待って来なかったら諦めようと思ってました。

そこに迫る一台の自転車が…

船長さん来てくれました!!

遅れた理由ははっきりとはわかりませんが、寝坊したのかな?笑

受付を済ませていざ垂水一文字へ!

赤灯台の一級ポイントでショアジギング

堤防の先端

人が少なかったのもあって、西側の赤灯台のポイントを確保!

これで周りを気にせずジグを投げれます。

海面上を見ていると大潮ということもあって、潮がものすごいスピードで流れています。

「これで久々に80g以上のジグを投げれるぞ!笑」

先ずは撃投ジグ105gをセットして大遠投!

フォールでボトムまで落としますが、着底の感覚はありません(笑)

東から西に潮が流れていたので、そのまま流しつつ釣りをしていると隣の方にハマチがヒット!

惜しくも、抜き上げでバラされていました。

「青物は間違いなくいる!」

フォール中に青物がヒット!

ハマチがヒット

激流のタイミングから少し潮が緩んできて、105gだとすぐに底が取れるようになったので、フォール中の時間を長く取る為に撃投ジグ65gに変更!

10投ほど投げた時に、フォール中に違和感が…

「あれ?底がとれずにどんどんラインが出ていく!これはもしや…」

リールのベールを起こして巻くと魚の手ごたえ!

「よし!青物や!かなり引くからメジロサイズか?」

潮流にのった青物の引きは格別ですね。

手前まで寄せてきて、下に突っ込むが、たいして重さがなのかったのでハマチクラスと確信。

タモを使わずにそのままぶっこぬきでランディングしました!

垂水一文字の青物

上がってきたのでは48cmのハマチ!

スレ掛かりということもあってかなり引きましたね!

隣で巨大メジロがヒット!

この日は青物の活性が高かったようです。
回遊ルートにジグを投げ入れることが出来たら、釣れている状況。

ピンポイントでしたので、僕は投げることが出来ませんでしたが(笑)

隣のアングラーの方がパンパンになった巨大メジロをゲットされていました。

これは絶対に脂がのっていてブリしゃぶにしたら美味しいでしょう!

おそらくヒットジグは撃投ジグの85gピンクグローだったと思います。

やはりピンクグローはよく釣れますね。

シイラのナブラ発生

シイラのナブラ

潮の流れが変わり、逆になったので、逆サイドの白灯台まで行ってました。

白灯台に到着すると、なにやら水面でザワザワと小魚が追われているようだが…

「シイラや!」

目の前でシイラのナブラが発生して大興奮(笑)

急いでジグを投げるも無反応!

「シイラの顔の横にジグが通ってるんやけどな…」

完全にスレているようで逃げられます。

ナブラはしばらく続いていたので、ルアーチェンジしてトップやミノーなど投げるもどれも無反応でした。

今年はベイトのサヨリが多かったのでシイラが淡路島でもよく見られましたが、ルアーにはなかなか反応しないことが多かったです。

タイミングとルアーがベストマッチすれば釣れるんでしょうけどね…

その後反応がなくなり、タイムリミットの12時となったので納竿としました。

垂水一文字でショアジギング動画

垂水一文字でのショアジギング動画をYouTubeにアップしました。
青物のポイントや釣り方など参考になれば幸いです。

垂水一文字のコブダイ(カンダイ)釣り動画

垂水一文字で有名なのが、モンスターのコブダイ(カンダイ)釣りですね。

冬の時期に釣れる可能性大なので、青物のショアジギングシーズンが終わると狙ってみる価値大です。

タックルはショアジギングのヘビータックルでないと根に潜られてラインブレイクするので要注意。

またエサを落としたタックルを放置しているとヒットした瞬間にタックルが海にダイブします(笑)

必ず手でもって置くか、ロープで括り付けておきましょう。

最後に

垂水一文字でのショアジギング釣行レポということでお届けしてきました。

明石海峡大橋を一望できるロケーションで釣り出来るので解放感は抜群!

また海水の色もキレイなのでテンション上がりますよね!

是非あなたも垂水一文字でブリを狙ってみて下さい!

僕もまたリベンジに行きます!

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