こんにちは、釣り歴25年の釣りYoutuber、STELLA PLANET(ステラプラネット)のHAJIMEです。
ショアジギングでメタルジグに付けるアシストフック。
ライトショアジギング用の30g、40gの程度のメタルジグならすでに装着されて販売されていますが、ショアジギング用の60g、80g以上のメタルジグはアシストフックは別売りで販売されていることがほとんど。
「どこのメーカーのアシストフックがいいの?」
「付け方や最適なサイズ(大きさ)がわらない!」
こういった悩みのある方が多いのではないでしょうか?
今回はショアジギングで必要不可欠なアシストフックのおすすめ8選、付け方やサイズ(大きさ)について徹底解説します!
アシストフックの最適なサイズや種類は?
メタルジグに付けるアシストフックはPEラインやリーダーと同様に青物を釣り上げる為に重要なポイント。
最適なフックサイズや種類について解説します。
メタルジグ別の最適なアシストフックのサイズ(大きさ)
メタルジグには形状の違いがあり、細長いもの、短いものがあります。
短いものはアシストフックがメタルジグの半分ぐらいの所にあればOK
これが長すぎると、後ろのトレブルフック(トリプルフック)やリーダーに絡まってしまいジグがアクションしません。
いわゆる釣り用語で「エビ」になるという状態。
細長いメタルジグは大体、ジグの3分の1から半分ぐらいの位置です。
青物は頭の方からバイトしてくることが多いので、リアフックがなくてもかかります。
またここで注意するポイントは出来るだけ大き目のアシストフックを使うこと。
サイズが小さめだとフックがメタルジグを抱いてしまい返しが引っかかることがあります。
こうなると、青物がバイトしてきたとしても絶対に釣れません。
フックを付けずに釣りをしているようなものです(笑)
メタルジグには各釣りメーカーの推奨フックサイズが書かれていることが多いので参考にするといいでしょう。
ブリ・ヒラマサには太軸のアシストフック
ツバスやハマチ、サゴシといった小型青物の場合は細軸のアシストフックでも問題ありませんが、ブリやヒラマサになると注意。
細軸のフックだとブリのパワーに伸ばされたり、折れたりしてバラシの原因となります。
ブリやヒラマサが釣れる可能性が少しでもある釣り場なら伸ばされない太軸のフックにしておくこと。
ライトショアジギングのメタルジグ(30g、40g)で元々付いているフックが細軸の場合は交換しておく方がいいでしょう。
アシストフックはシングル、ダブルどれがいい?
アシストフックにはシングルタイプとダブルや段差ダブルタイプがあります。
状況やポイントによっての使い分け方を解説します。
シングルアシストフック
シングルアシストフックの最大のメリットは根掛かりしにくいことです。
根が荒い場所でメタルジグを使ってボトム(底)を取ると根掛かりしやすいエリアで使います。
個人的にシングルとダブルとで比べた場合、フッキング率の違いはありません。
バレにくいのはダブルなので、魚のアベレージサイズを見て臨機応変に変えるといいです。
時合いで入れ食いになっているような時は、針はずしに時間のかからないシングルアシストの方が手返しがよくなり、釣果アップ。
ダブルアシストフック
ダブルアシストフックのメリットはフッキング後のバラシのリスク軽減です。
一本のフックにかかったら、もう一方のフックにもかかるので圧倒的にバラシのリスクは減りますね。
また、運がいいと青物が2匹同士にかかることも(笑)
2匹同士にかけるならリアフック装着の方が確率はさらにアップします。
デメリットはシングルアシストフックに比べて根掛かりしやすくなりますね。
またフックが2本あることでメタルジグの塗装が剥げる進行スピードがアップ(笑)
ですが、魚のかけた後のバラシのリスクを減らしたい場合は使用をおすすめします。
貴重な1匹をバラシたくない!そんな時に使うといいでしょう。
ショアジギング用アシストフックのおすすめ8選
ここでは僕が今まで使用してきてよかったショアジギング用のアシストフックのおすすめ8選を紹介!
どのフックも信頼しているのでこの中から選択すれば間違いなしです!
カルティバ ファイアツイン
オーナーばり、カルティバのファイアツイン
ファイアフックのツインバージョンです。
2023年の今はロックショアで撃投ジグにはファイアツインをメインで使用しています!
ファイアフックの特徴としてそのフックの形状から掛けたらバレることが非常に少ない。
シングルよりもダブルになるとさらにバラシが減るのでショアジギング界隈では人気のフックとなっています。
撃投ジグと相性がよく60g、80g、100、120g、150g等ジグの重さに合わせて選択!
組糸はハリとコシがあり、内部にフロロカーボンが内臓されているのでジグに絡みにくいようになっています。
このファイアフック100g用を使い、撃投ジグ105gピンクグローで81cmのヒラマサをゲットできました!
ヒラマサの強烈な引きにも耐えてくれたので一軍のアシストフックですね!
ファイアツインでヒラマサをゲットした動画がこちら!
カルティバ ジガーライト段差 早掛
オーナーばりから発売されているカルティバ ジガーライト段差 早掛
僕がメインで愛用しているアシストフックです。
ダブルのアシストフックで段差になっているため、一度青物をけたら非常にバレにくいですね。
このフックでブリやメジロを釣って来ましたが、ダブルでかかっていたことが多く、シングルより安心感があります。
組糸にはフロロカーボンラインが内臓されており、適度なハリがあってジグに絡みつきにくいようになっています。
ただ組み糸の強度が弱いのか、3回ほどハマチサイズを抜き上げて暴れている内に切れたことがあります。
ハマチサイズでもタモ網を使ってランディングする方がいいでしょう。
組糸が細い変わりにアシストフックが魚の口に吸い込まれやすいのでヒット率は上がります。
主にオーナーばりの「撃投ジグ」に使用中。
撃投ジグ65gで3/0、85g、105gは4/0を合わせています。
個人的に使いやすくて針掛かりもいいのでお気に入り。
カルティバ ジガーミディアム ロックアシスト
カルティバのジガーミディアム ロックアシスト
ロックショア(磯)からのメタルジグを想定して作られた最強のシングルアシストフックです。
組糸はゼクシオンという細くて強い素材が使われているので、5/0で140lbを実現。
隠岐の島や対馬、男女群島、五島列島など青物の聖地ともいえる憧れの場所でも使える抜群の強度があります。
撃投ジグ85gには5/0、105gには6/0を使用中。
ヒラマサの強烈な引きでも伸ばされない太軸フックなので安心感が違います。
リングの向きはメタルジグがフォールしやすいようにクロスになっているので、フォール時に青物のバイトを捉えやすいですね。
遠征や沖磯などで大型のブリ、デカマサが釣れる場所でおすすめのアシストフックです。
ロックアシスト4/0で撃投ジグ65gで97cmのブリを釣った動画がこちら!
島根の隠岐の島で撃投ジグ、ロックアシストを使いヒラマサを釣った動画がこちら!
カルティバ ジガーライトツイントリガー
カルティバのジガーライトツイントリガー
普通の組み糸だとサワラの歯に「スパッ!」と切られた経験のある方が多いのではないでしょうか?
こちらの組糸はサワラやタチウオの鋭い歯でも切られないようにワイヤーが入ったモデル。
サワラが良く釣れるタイミングや時期に使うとキャッチ率アップに繋がりますね。
リーダーからやられてしまうこともまれにありますが、その時は運が悪かったと思いましょう(笑)
僕は主にタチウオ狙いの時に使っています。
リアにはトレブルフックを付けるとさらにフッキング率アップ。
シャウト! 43-TA ツインアシスト
シャウトの43-TA ツインアシストフック。
撃投ジグ85g、105gに1/0サイズを使用中。
ブリやヒラマサ、カンパチといった大型の青物でも曲げられる心配のない太軸フックを搭載しています。
組糸(アシストライン)も150lbで劣化しない限り、ほぼ100%切れません。
フックはダブルフックで注目すべき点は返しが2本付いている所。
一度かかると、大型の青物をバラシてしまうリスクが減ります。
ただ太軸がゆえ、ツバスやハマチ程度の青物だとフックで口に穴が広がってしまいバラシてしまうことも…
大型青物に特化したフックですね。
ジギング用のフックではありますが、ショアジギングでも問題なく使用出来ています。
値段は少し高めなので、遠征で巨大魚狙いに持ってこいです!
ダイワ コースタルアシスト SS Hツイン
ダイワから発売されているコースタルアシスト SS Hツイン
ダイワのフックは「サクサス」と呼ばれる特殊な表面処理が施されているので一般的なフックより貫通力が最大で40%アップ!
手で触れてみるとわかりますが、他のメーカーのフックより、あきらかに鋭い針先です。
メタルジグにじゃれついてきた青物もスレ掛かりでもフッキングに持ちこむことが可能。
コースタルアシスト SS Hツインは太軸になっており、タングステンメタルジグとの相性が抜群です。
フッキング重視ならダイワのサクサスに決まりですね。
TGベイト80gに2/0サイズで使用中。
デコイ ファイバーライトアシスト DJ-92
デコイのファイバーライトアシスト DJ-92
特徴としてフラッシュファイバーがフックに搭載されているので、これがアミエビを演出!
ベイトが小さい時でもフック目掛けてバイトしてくることがあるので、釣果アップします。
またこのファイバーがあることで、青物がよりメタルジグを吸い込みやすくなり、フッキング率もアップ。
マイクロベイト時にも効果を発揮します。
僕は主に30g、40gのライトショアジギング用のメタルジグに#1/0を使っています。
デコイ ツインパイク DJ-88
デコイのツインパイク DJ-88
ダブルのアシストフックなので青物を掛けてからのバラシ率が低いですね。
アシストラインは適度なハリがあり、メタルジグに絡まりにくいのがお気に入りのポイント。
フックは錆びにくいような処理が施されているので、錆に強く長期間使えます。
#2/0、#3/0をメインで使用中。
今年はツインパイクは強化版、ツインパイクハイパーも発売予定なので大型青物を本気で狙うならそちらの方がいいでしょう。
ショアジギング用メタルジグに最適なアシストフックの付け方
ショアジギングはジグを交換しやすくするために、リーダーをソリッドリングに付けます。
スナップだと劣化すると大型青物に伸ばされる心配があるので極力使わない方がいいでしょう。
また80g、100gのメタルジグだとキャストした時にスナップに大きな負担がかかる為、長時間投げるとスナップが開いてジグが遥か彼方に飛んでいくこともあるので要注意。
最適なアシストフックの付け方はスプリットリング、ソリットリング、アシストフックの3点。
直接スプリットリングにリーダーを結ぶとジグを交換するときに、ハサミでカットしなければならないので時間ロスになります。
リーダーも結ぶたびにどんどん短くなりますからね。
僕の場合はメタルジグにあらかじめ、スプリットリングを入れておきます。
その中にプライヤーを使って、アシストフックとソリッドリングを入れて使うことが多いですね。
こうすることで、ジグの交換が非常にスムーズになります。
フックの大きさを変更しないなら、スプリットリングごと外すとといいでしょう。
最後に
ショアジギングのおすすめアシストフック8選と最適な大きさ、長さについて解説をして来ました。
個人的にはオーナーばり、カルティバのファイアツイン、ジガーライト段差早掛、ジガーミディアム ロックアシストが使いやすく信頼しています。
アシストフックは大型の青物を釣る為に重要なポイントです。
フックポイントがなまってきたら、定期的に交換するか、フックシャープナーで常に鋭い針先になるように心がけましょう!
針先がなまっていたことによって、せっかくの大物をバラシてしまったという経験があるかたも多いはず。
もし、市販のアシストフックに満足して使用できるものがなければ、自由にアシストラインとフックを選んで自作のアシストフックを作るのもありですね。
是非あなたもお気に入りのジグに、使いやすいアシストフックを見つけてショアジギングに行きましょう!
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