こんにちは、HAJIMEです。
バス用のスピニングリールを新しく購入。
シマノの2019年モデル、19ヴァンキッシュ2500Sですね。
手に持ってみて一番最初に感じたのが
「めちゃくちゃ軽いやん!」
主にバス釣り、ライトゲーム、管理釣り場のトラウトやエギングにも最適なモデルでネットでの評価も高いです。
今回は19ヴァンキッシュ2500Sのインプレを紹介!
今後、購入を迷っている方の参考になれば幸いです。
目次
19ヴァンキッシュ2500Sを前モデル16ヴァンキシュと比較
先ずは19ヴァンキシュ2500Sを前モデルである16ヴァンキシュと比較してみます。
品番 | ギア比 | 最大ドラグ力(kg) | 自重(g) | スプール寸法 (径mm/ ストロークmm) | フロロ糸巻量(lb-m) | 最大巻上長 (cm/ハンドル 1回転) |
19ヴァンキシュ2500S | 5.3 | 4.0 | 165 | 47/17 | 4-130、5-100、6-80 | 78 |
16ヴァンキシュ2500S | 5.3 | 4.0 | 180 | 46.5/14.5 | 4-130、5-100、6-80 | 77 |
先ず注目するのがリールの軽さ です。
19ヴァンキシュ2500Sの自重は165g
前モデルは180gなので15g軽量化されています。
実際に手に持ってみると今までのリールとは遥かに軽くできており、
【NEW CI4+ハンドル】
【マグナムライトローター】
【チタンワンピースベール】
が採用されたことによるのが大きいですね。
スプール寸法は2500Sで比較すると19ヴァンキシュは17㎜
16ヴァンキシュは14.5㎜ということで19ヴァンキッシュの方が2.5㎜高くなっています。
このロングストロークスプールが採用されたことにより、飛距離も全モデルより約4パーセントアップ しているとのことです。
19ヴァンキッシュ2500Sのインプレ
まずデザインはシックな黒でハンドル部分はまだら模様のようになっています。
いやーカッコいいデザインですね。
個人的には18ステラより好きです。
スプールを外してみるとこのような感じです。
ドラグ音は高めのキンキンした音が出ていましたね。
実際の音は動画にて撮影しましたので、記事の最後の方のYoutube動画を確認 してみてください。
ロッドはシマノ×ジャッカルのポイズンアドレナ264ULに合わせてみました。
いつもはスピニングを使うことは少なく、ベイトフィネスなのですが、大阪の激ムズバス釣り場、淀川の城北ワンドの見えバスは警戒心が強く、細いラインでないと見破られてしまうんですよね。
細いラインを使うとドラグ性能がいいものでないとラインブレイクしたり、バラシの原因となるので、今回新しくバンキッシュを購入したわけです。
以前はかなり古いバイオマスター1000というスピニングリールを使用していました。
しかし、自転車で帰っている途中にこけて、ベールがぶっ壊れてしまったので一年半ほどベイトのみでバス釣りをしていたというわけです(笑)
やっぱりスピニングでないと対応できないことがあると実感。
好きなのはベイトタックルなんですけどね。
魚が釣れる方が楽しいので。
袋はクイックレスポンス機の最上位モデルといっても、ペラペラのものが入っておりました。
やはりステラはシマノのフラッグシップ機というブランドで袋や箱がしっかりしてますからね。
そこで差別化しているのだろうと思います。
今回の19ヴァンキシュは機能的に18ステラとほぼ同じですからね。
ハンドルキャップが固い
僕は右巻きなので、右側に付いていたハンドルキャップを取って、左側に付けようと思った時、
「あれ?ハンドルキャップが固いぞ。」
ハンドルキャップにはギザギザの滑り止めのようなデザインになっているリールが多いのですが、このヴァンキシュは凹凸が等間隔についており、滑りやすくハンドルキャップを開ける時に苦労しました。
デザインとしてはこちらの方がカッコいいです。
ハンドルノブの回転は悪い?
ハンドルノブにボールベアリングが入ってはいるのですが、勢いよく回してみても数回転しか回りません。
他のブログ記事のインプレ記事で拝見しましたが、グリスが必要以上に入っているのでそれが回転の邪魔をしているようです。
回転しないのが気になる方は一度ハンドルノブを外してグリスを取り除いた後にオイルを注入する方がいいでしょう。
自重165gで圧倒的に軽く、剛性も高い
19ヴァンキシュ2500Sに関して言えば、全モデルより15g軽くなっており、165g
4000XGモデルでいえば、40gも軽くなっています。
ネットショップで購入したのですが、最初、配達員から荷物を受けった時
「軽い!これホンマに中身入っているんか!?」
と疑うぐらいでした(笑)
バス用のスピニングで使用していますが、軽いことによって、何時間も集中力を切らさずに釣りができるので必然的に釣果アップすることは目に見えていますね。
軽いロッドと一緒に使用すれば、自分の腕の一部になったかのような感覚になるため、一体感が凄いです!
これだけ軽くなると
「剛性面は大丈夫なのか?」
という疑問が出てきますが、持ってみたところかなりしっかりしているんですよね。
軽い中にも剛性が高いのでバス釣り用であれば全く問題がないと感じました。
ただ19ヴァンキシュの一番強いモデルであるC5000XGはライトショアジギングで青物を狙う際に剛性面で少し不安ではあります。
220gという軽さが不安です(笑)
青物をメインで考えるなら17ツインパワーXD C5000XGの方が安心して使えますね。
マイクロモジュールギアⅡで驚異的な軽い巻き心地
18ステラにしか採用されていなかったマイクロモジュールⅡがヴァンキッシュにも採用 されました。
マイクロモジュールギアⅡとは簡単に言うと細かいギアとギア同士をかみ合わせて、究極の巻き心地になっています。
ハンドルを回転させたときのノイズ音を極限まで減らした仕様となっているのでリールを巻いているだけで釣りが楽しくなりますね。
巻いた感想としてはまだギア内部のグリスが馴染んでいないため、ハンドルを回すと少しシャーシャー音はするかと思います。
それでも軽くハンドルに手を添えた重みだけで勝手にハンドルが回ってくれました。
今後使っていくうちに馴染んでくるので今から楽しみです。
18ステラに搭載されたサイレントドライブ搭載
18ステラにしか採用されていなかったサイレントドライブも搭載 されました。
サイレントドライブとはリールの部品間の微細なガタ、隙間、揺れを細部に至るまで極力排除した構造。
マイクロモジュールギアⅡとのサイレントドライブの効果により、さらにしっとりとした巻き心地を実現しました。
釣りに行けない天候不良の日はニヤニヤしながら、リールのハンドルをずっと回転させる(笑)
これだけで満足感が得られるリールになっていますね。
Xプロテクトで防水性もアップ
Xプロテクトとはラインローラーのベアリングに水が浸入するのを防ぎ、サビから守れるので長期間安定的な巻き心地、ドラグからスムーズにラインが出ます。
前モデルはコアプロテクトのみしか採用されていなかったので進化しています。
もう18ステラと何が違うのかわかりません(笑)
ロングストロークスプールで飛距離アップ
ロングストロークスプールとは前モデルに比べてスプールが高くなっています。
19ヴァンキシュ2500Sのスプールの高さは17㎜
このスプールが高くなったことによってシマノの実験によると前モデルに比べて4パーセント飛距離がアップ しているそうです。
たがが4パーセントと思われるかもしれませんが
「あのカバーの下、橋脚、ストラクチャーまでルアーが届いたら釣れるかも…」
そんな状況になることがよくあります。
風の影響や使用するラインによっても変わって来ますが、おかっぱりから釣りをする場合、遠投できる方が有利になってくることは間違いありません。
僕自身、この19ヴァンキッシュを実際に使用してみて、今までの小型スピニングリールより、より軽い力で狙いすましたスポットにキャストできるということを実感 しました。
キャストしているだけで気持ちいいリールとなりましたね。
スプールにネズミ返し
こちらも18ステラにしか採用されていなかったスプールのネズミ返しが採用。
ネズミ返しとは村田基さんが命名したものだと思います。
スピニングリールを使っていると勝手にスプールの中にラインが絡んだ状態になることがありますよね?
ドラグノブを外して、スプールを外すとラインがグルグル巻きになっているやつです。
このネズミ返しがあることでスプールの中にラインが入ることを防いでくれます。
ライントラブルを未然に防いでくれるこのネズミ返しは大きく注目されていませんが、こういう細かい部分が嬉しい機能ですよね。
19ヴァンキシュはハイギヤ、ノーマルギアのどちらがいい?
個人的には小型のスピニングリールはノーマルギアが好みです。
理由として小型のミノーやシャッドをゆっくり巻いてくるという時にはハイギヤより、有利になるんですね。
一方2500SHGなどのハイギヤモデルはより感度が上がり、ワームを落として回収するだけの釣りでは有利となります。
ここは好みの問題なのでどちらを使ってもいいかと思います。
ノーマルギアの方がより軽い巻き心地になるので、19ヴァンキッシュの巻きの軽さを体感するにはおすすめですね。
19ヴァンキッシュ2500Sの開封・試投インプレ動画
Youtubeに19ヴァンキッシュ2500Sの試投インプレ動画をアップしました。
画像ではわからないドラグノブを回した音やドラグ音、ハンドルを巻いた時のノイズ音などを感じ取って頂けたらと思います。
大阪のメジャーリバー、淀川の城北ワンドにバス釣りに行き、小型シャッドやダウンショットリグを使ってみました。
最後に
19ヴァンキッシュ2500Sのインプレをお届けしてきました。
個人的には18ステラをスペック上では上回ってしまったと思っています(笑)
ライトショアジギングやシーバス用の大きい番手はステラの方が確実に安心がありますが
アジングなどのライトゲーム、管理釣り場のトラウト、バス釣り、エギングでは確実に19ヴァンキシュの方がリールのコスパがよく、ステラよりも巻きが軽い!
これだとステラの立場が…
後はリールのデザイン、フラッグシップの所有感を満たすことで得られる釣りへのモチベーションアップですね。
是非あなたも19ヴァンキシュでまだ見ぬ大物を狙っていきましょう!