こんにちは、釣りはできればスピニングを使わずにベイトリールのみでやりたい派のHAJIMEです。
最近ベイトフィネス欲がすごい出て来まして、今までスピニングに頼っていたライトリグや軽量ルアーをベイトリールで投げたい!
その思いからベイトフィネス機で初の16アルデバランBFSを購入しました!
XGと迷いましたが、小型のシャッドや巻物にも使いたいのでノーマルギアにすることに。
僕なりの使ってみてのインプレッション、最適なブレーキ設定をお届けします。
目次
16アルデバランBFSのインプレ
まず最初に感じたのが
「めちゃくちゃ軽い!軽すぎる!」
インターネットショッピングの楽天で購入しましたが、宅配員から受けとった箱が空っぽではないかと思うぐらいに感じました。
自量はわずが130g。
スピニングリールのストラディックCI4+の2000番でも160gですからね。
軽すぎて
「壊れやすいんちゃうんか?」
と思いたい所ですが、軽くてもシマノの技術“HAGANE”ボディが採用されているので、意外にも剛性感のあるリールになっています。
スプールは肉抜きされて軽量化されているため、根掛かりした時にロッドを引っ張って外すと負担がかかり、シャフトが曲がる原因になったりするので注意が必要。
僕は結構根掛かりは引っ張って外してますけどね(笑)
ベイトフィネス機に限っては少し弱そうなので、ラインのなくなった空スプールに巻きつけて根掛かり外しの作業をするようにしたほうがいいでしょう。
その重量の軽さからパーミングもしやすいので女性で手が小さい方には最適な大きさとなっています。
エキサイティングドラクサウンドが格好いい!
ベイトリールには中々ないドラグの音が搭載されています。
エキサイティングドラグサウンドのいうのですが、これまた心地よい音を出してくれるんですよ。
スピニングリールのドラグ音に比べれては少し安っぽいような音ですが、バスが釣れた時にドラグの音を聴くのが楽しみになっている今日この頃。
海水(ソルト)使用も出来るので、暗い中でのメバルやガシラを釣っているとドラグ音がなり、やり取りがより容易になりますね。
最大ドラグ力が3.5キロと少々不安ですが、バスの引きぐらいなら全然問題ありませんよ。
FTBブレーキシステムが画期的!
今回16アルデバランBFSには新ブレーキシステムの「FTB」が採用されました。
スプールからブレーキユニットを排除することで、シマノのリールの中で最軽量のスプール(7.2g)となったようです。
ベイトフィネスはスプールが軽ければ軽いほど、軽量ルアーをより遠くに飛ばすことが出来ますからね。
軽さを求めると剛性感が失われてしまうので、ベイトフィネスリールの進化としては最終形態に近いのではないでしょうか?
技術革新で今後より軽くて強いリールは出てくるとは思いますけど、現時点では最強です!
マグネットブレーキはあまり慣れていなく、昔のバスライズ以来か?
遠心力ブレーキとマグネットブレーキだと遠心力ブレーキの方が使い慣れているので好みです。
「マグネットやし使いにくいのかな?」
そんな心配をしたことが馬鹿らしくなるくらい、進化したFTBブレーキはマグネットブレーキとは思えないほどの後半の伸びがあります!
軽量ルアー、僕は主にラッキークラフトのベビーシャッドを投げており、スピニングタックルとほぼ同じかそれ以上の飛距離を出すことが出来ています。
スプールの糸巻き量は8ポンドのフロロで約45メートル巻ける仕様ですが、飛びすぎてスプールの底が見えてしまいますよ。
ブレーキ設定をちゃんとすれば、バックラッシュほぼ無しで快適にバス釣りが出来ますね。
マグネットのブレーキダイヤルが硬い
メリット尽くしの16アルデバランBFSですが、一点デメリットを上げるとすれば、マグネットのブレーキダイヤルが異常に固いです。
爪を立てて回さないとなかなか回りません。
15メタニウムDCや13メタニウムのダイヤルはかなりスムーズに回るんですけどね。
それにサイドカバーも開けにくいです。
オイルを注入するときやライン交換時、少しストレスに感じるかと思います。
付属で付いているオイルはいつもの青に加えて、緑色のオイル(BFS専用オイル)が付属しています。
これはFTBに関係しているベアリングに注すようでダイヤル1にしない注しにくいんです。
僕はうっかりしてブレーキ設定を1のまま投げてしまい、大バックラッシュしちゃいました(笑)
そこは注意した方がいいかと思います。
16アルデバランBFSのブレーキ設定
メカニカルブレーキはロッドをゆするとルアーがゆっくりと落ちるように設定。
ブレーキに使う磁石は標準で6個付いています。
6個のままで一度キャストしてみましたが、バックラッシュ連発!
これはあかんと思い付属で付いているマグネットブレーキを2個追加してみました!
合計8個にするとかなり安定して投げれるようになりましたね。
この時、外部ブレーキダイヤルは5にしています。
これを2、3にすると少しバッラッシュしました。
検証を行った結果、あくまで僕の使いやすいマグネットブレーキの設定は
・磁石8個
・外部ダイヤル5
もっとうまい方は磁石の数を減らしても大丈夫かと思います。
これがどんなルアーを投げるにしてもベストかなと感じました。
どんなルアーといってもベイトフィネスですから10グラムぐらいまででしょうか?
この設定で約4.5グラムのベビーシャッドが約25メートル。
2gの軽量スピナーもロッドの反発力を生かせばスピニングの同じ距離を飛ばすことが出来ました。
管理釣り場のトラウトや渓流でのヤマメやイワナを狙う、渓流ベイトフィネスでも活躍してくれること間違いなしですね。
ライトリグではダウンショット2.5gのシンカーを使いますが、めっちゃ飛びます。
ベイトなのでキャストのコントロールもつけやすく、使用感は抜群でいい感じですよ!
「こりゃもうスピニングがなくても大丈夫!」
ベイトが好きなバサーにはおすすめできるリールですね。
最適なタックル(ロッド)は?
僕の使っているロッドはゾディアス168L-BFSです。
ベイトフィネス専用ロッドとあってアルデバランBFSと相性はいいですよ。
一ランク上の感度を求めるならポイズンアドレナがおすすめ。
なんせ凄く軽いので一日中キャスト、シェイクしてても全く疲れません。
巻物用のタックルに持ち替えて釣れないと早急にベイトフィネスがやりたくなってしまいますね(笑)
ゾディアスはコスパにも優れているので興味がある方はインプレ記事もご覧下さい。
⇒ゾディアス168L-BFSインプレ!ベイトフィネスロッドにおすすめ!
紹介したタックルでの実釣動画も撮影してみました。
ライン:シーガーフロロリミテッドの7ポンド。
ダウンショットリグ:ノイケのニンジャ2インチワーム。
シンカー:2.5g
動画内の他にも40アップのバスを多数かけましたが、このタックルで難なく寄せることが出来ました。
一点この場所は足場が高いのでタモ網がないと40アップともなると抜きあげることが出来ません。
ベイトフィネスのタックルでは無理にランディングするとバラシの原因となるので、ハンドランディングできない場所はタモ網必須です。
最後に
16アルデバランBFSのインプレッションを僕なりの視点で紹介してきました。
始めてのベイトフィネスリールでしたが、軽くて、よく飛び最高です。
手にしてから釣行回数が確実に増えましたね。
やはり軽いリールと軽いロッドの組み合わせは一日中キャストしても疲れないので必然的にバスに出会える確率がグッと上がります。
オカッパリではフィネスといっても僕はランガンしまくりますから(笑)
淀川の中流域から下流域をチャリで行ったり来たり!
さすがに夏は朝まずめか夕まずめのみの釣行となりますけどね。
ベイトフィネスでバスを釣ると絶対に楽しいので16アルデバランBFSはおすすめできるリールですよ!