こんにちは、HAJIMEです。
長潮と聞いて釣り人なら釣れない潮回りという認識が一般的ではないでしょうか?
釣り歴約20年の管理人でさえ、長潮でいい思いを経験した回数は少ないですね。
上記画像は長潮で釣り仲間が貴重なマダイを釣りました!
会社員で週末アングラーだと月に多くて3回の長潮に標準を合わせて釣行するというのが難しいのも理由の一つ。
土日に長潮があると少しがっかりしますけど(笑)
それなら大潮や中潮に釣りに行く方が釣果アップを望めますからね。
ですが、今回は釣れにくいとされる長潮についてピックアップしてみました!
長潮でも釣果をアップさせる2つのポイントについて解説してきます。
長潮とは
潮回りは15日周期で回っており、大潮(4日)、中潮(4日)、小潮(3日)、長潮(1日)、若潮(1日)、中潮(2日)から大潮に戻るの繰り返し。
長潮は月に多くて2、3回訪れる貴重な潮回りです。
満潮と干潮の差が一番小さくなるので、潮があまり動かなく、釣り人の間では釣れない潮回りという認識を持つ方が多いです。
そもそも土日祝しか休みがない会社員の場合、長潮に釣りに行くのがレアになるので、あまりデータが取れません。
しかし、今はブログやTwitter、FacebookなどのSNSで釣果情報を収集することは出来ます。
長潮の釣りでどんな釣果が出ているのが毎年データを取っていくと思わぬ発見があるかもしれません!
長潮で釣果をアップさせる2つのポイント
長潮でも釣れないというわけではなく、ポイントを絞って釣行すればHit率を上げることが出来ます。
ここでは長潮で釣果をアップさせるポイントを2つ紹介。
上げ潮、下げ潮のタイミングが大切
長潮でも上げ潮、下げ潮のタイミングというのが必ず存在します。
大潮や中潮に比べては潮の流れは緩やかになり、魚の活性という面では下がることが多いのですが、釣れないわけではありません。
魚も生きて行くためにベイトとなる魚を毎日食べます。
青物を例に挙げると一般的に大潮や中潮といった潮回りに活性が高くなります。
ボイルやナブラの発生率も上がりますね。
一方、長潮や若潮、小潮といった潮回りには活性が下がる傾向があるんです。
活性が下がると食いが渋くなるのでルアーやジグで釣る場合、直前に偽物のエサだと判断して釣れないというわけです。
ルアーで狙う場合はシビア。
青物も大型になればなるほど頭がよくなってルアーを見切ってきます。
これがアジののませ釣り(泳がせ釣り)ならルアーより警戒心がなくバイトしてくる感じ。
出来るだけ潮が動いている時間の上げ潮、下げ潮のタイミングで釣りが出来るかが釣果の分かれ目です。
さらに上げ潮と下げ潮が朝まずめ、夕まずめと重なれば長潮であろうと釣果は出ます!
釣行前に潮見表で、いつ上げ潮、下げ潮になるのか確認して、その時間は休まずにルアーをキャストし続けることが大切。
釣れる合図として上空に鳥が飛んでいれば、ベイトとなるイワシが接岸してきている証拠です。
「これは釣れそうな雰囲気やな!」
という釣り人ならワクワクする瞬間。
時合いは一瞬で終わることもあれば、1時間以上続くこともあるのでこればかりは運ですね。
大潮で激流ポイントが狙い目
釣れにくい長潮ですが、大潮で激流のポイントに限っては全く関係なく釣れることがあります。
僕が今年から通っている兵庫県の淡路島や明石海峡大橋周平の海域は異常なほど潮が速いです。
初めて淡路島を訪れた時はびっくりしました!
「マジで!もう海というより川みたいになってるやん!」
その時は5月か6月頃でしたが、大潮の潮が流れている時間はクラゲやベラのような魚が大量に流されており、魚達もなす術なしといった感じでした。
50g、60gのジグを投げて1分以上待っても底が取れず、どこまでもラインが出て行きます。
周りではお祭りしまくりで15メートル以上離れた位置にいた隣の釣り人のメタルジグが自分の目の前を横切るといったありえないことが起こっていました。
それ以来、本格的なショアジギングタックルを用意し100gのジグを投げるようになりましたが、それでも大潮や中潮の潮が流れている時間は底が取れないことがしばしばあるんですね。
そこで、小潮や長潮、若潮といった潮回りが小さい時に行ってやっと80g、100gのジグで底が取れるようになり、まとまった釣果を出すことに成功!
長潮でもポイント選びによっては釣れるということを体感しました!
長潮でタイ、サワラが釣れた動画
2018年8月6日 長潮でロクマル近いタイと70cmオーバーのサワラが釣れました!
隣は巨大青物のブリが釣れていたりこの日は長潮でも大物dayでしたね。
この淡路島のポイントは大潮や中潮だと激流になる為、小潮や長潮、若潮といった潮の流れが緩やかな方がヒット率が高い傾向があります。
最後に
長潮の釣りについて解説をして来ました!
釣りにくいとされる長潮でもポイント選びによっては驚異的な釣果が出る可能性は十分にあります。
狙い所は普段から潮の流れが速いポイント
ポイント選びが長潮で釣る為のキーポイントになってきます。
また人気がない潮なので釣り人が少ないというのも大きなメリットですね。
普段入れないポイントでキャストし放題だと日頃のストレス解消にもなります。
潮回り以外にも、濁りや風、水温、アングラーの使用しているルアーの種類やカラー、ロッドアクションなど複合的な要素によって魚が釣れるかどうかが決まります。
潮回りは魚が釣れる一つの要素として考え、釣りに行ってみてはいかがでしょうか?
また違った発見があるのが釣りの楽しさです!
他の潮回りについての記事はこちら!
⇒大潮は釣れない?バス釣り・青物が釣れるタイミングについて解説!