こんにちは、釣りYouTuber、STELLA PLANET(ステラプラネット)のHAJIMEです。
堤防やサーフなどからメタルジグを投げて、気軽に狙うことが出来るターゲットの青物。
引きが強く、食べても美味しいので2023年、爆発的に人気となっている釣り方がライトショアジギングです。
これからライトショアジギングを始める初心者の方にとって、タックル(ロッド・リール)の種類が多く、どれを購入すればいいのか迷う方が多いのではないでしょうか?
今回は釣り歴25年の管理人が絶対に失敗しないライトショアジギングタックルの選び方やおすすめのロッド、リール5選について紹介します。
ライトショアジギングとは?
先ず、ライトショアジギングを簡単に説明すると、
堤防やサーフ、テトラ帯や磯から20g~40g程度のメタルジグを投げて青物(ハマチ、ブリ)をメインターゲットにヒラメやマゴチ、ガシラ、サバやアジとなんでも釣れてしまう釣り方です。
僕がメインで行っているのはショアジギングで60g、80g、100g以上のメタルジグを扱うのでかなり疲れるんですよね。
その疲労感が好きなんですけど(笑)
ライトショアジギングよりもさらに軽いメタルジグを使うスーパーライトショアジギング、ウルトラライトショアジギングも流行しており、どんどん細分化されてきました。
よりライトなタックル、軽いメタルジグを使って、回遊魚のサバやアジ、ツバス釣るので、近年女性の釣りガールでも楽しめる釣りとなっています。
ライトショアジギングタックルの選び方
ここでライトショアジギングタックルの選び方で重要な5つのポイントについて解説します。
ハマチやサゴシ、イナダクラスを狙っていたとしてもブリクラスの青物がヒットしてしまう可能性も十分にあります。
ライトショアジギングですが、ブリを想定したタックルにしておくとバラシて後悔することは少なくなりますよ。
シーバスロッドはNG
シーバスロッドで30g、40gをメタルジグを投げて、ライトショアジギングをすることは十分可能です。
僕自身も汎用性の高いシーバスロッドを使うことが多いですね。
しかし、一度メーターオーバーのブリをヒットさせてからその考えは変わりました。
パワー不足なので、混雑する堤防だと横に走られてしまい、お祭りしたり、かなり周辺の釣り人に迷惑をかけることになってしまいます。
その時の動画がこちら!
シーバスロッドでも時間をかければブリクラスの青物を取り込むことは出来ますが、非常に時間がかかってしまうので、人がいない堤防やサーフ限定で使う方がいいですね。
これから始める初心者の方は絶対的に安心感のある専用のライトショアジギングロッドの方がブリをヒットさせた時に後悔せずに済みますよ。
ある程度、青物とのやり取りに慣れて来たら、釣り人がいないポイント限定でシーバスタックルで大型青物を狙ってみましょう。
ライトタックルで青物を狙うのは間違いなく一番楽しいです!
ロッドの長さ
ロッドの長さは10フィート(3.05m)を基本として9フィート(2.74m)、9.6フィート(2.90m)、10.6フィート(3.20m)、11フィート(3.3m)などラインナップがあります。
僕は基本的にオールマイティーな10フィートを使うことが多いですね。
ロッドは長くなればなるほど、軽い力で遠投できるようになります。
遠投できると遠くのナブラや潮目までメタルジグを届けることが可能となりますので、青物が釣れる確率が上がります。
その代わり、ロッドの自重は重くなるので長時間しゃくるのが疲れるといったデメリットがありますね。
ロッドの長さは釣り場によって変更します。
- 堤防:9フィート~10フィート
- サーフ:10フィート~11フィート
- テトラ:10フィート以上
- 磯:10フィート以上
堤防はオールマイティーに使える9.6フィート辺りが一番おすすめです。
初心者でも投げやすく、しゃくりやすい長さですね。
サーフは遠投力が釣果に影響するので、できるだけ長い10フィート、11フィートのロッドがいいでしょう。
テトラや磯では短いロッドだと手前で潜られるとPEラインやリーダーが擦れてラインブレイクの危険性が高まります。
10フィート以上だと取り回しがしやすいのでおすすめ。
あなたがこれから行こうと思っている釣り場に合わせて選択する感じですね。
ロッドの硬さ
ロッドの硬さはML(ミディアムライト)、M(ミディアム)、MH(ミディアムヘビー)、H(ヘビー)、XH(エクストラヘビー)とあります。
ロッドが硬いと重いメタルジグやルアーが投げられ、大物がかかかった時、安心してやり取りすることが出来ます。
一方柔らかいロッドは重いロッドより自重が軽いので、疲れないのと、掛けた魚をばらしにくいメリットがあります。
個人的にライトショアジギングをするなら各ロッドメーカーにもよりますが、MかMHを選択すれば失敗することはありません。
30g、40gのメタルジグが扱いやすいですね。
堤防やサーフからならM
テトラや磯からも考えているならMHを選択するのがベスト。
テトラ帯では魚を掛けた際、横に移動できないことが多いので、MHのロッドパワーで魚を止める必要があります。
MLやMだとブリクラスの青物にテトラ際で潜られてしまいラインブレイクの危険性が高まりますね。
リールはコスパよりも剛性重視
リールはコスパで安いものより、出来るだけしっかりした剛性感のあるリールをおすすめします。
理由としてライトショアジギングは一日を通して、メタルジグをキャストし、しゃくりながら巻く釣りなので、リールにかなりの負担がかかります。
また、青物は淡水の魚(ブラックバス)に比べて引きが強く、剛性感のあるリールでないと破壊されてしまうことも…
僕自身、ダイワのエントリーモデルのリールを使い、一発目でブリが奇跡的にヒットしたのですが、ファーストランでドラグが壊れました。
ドラグを緩くし過ぎていたというのが原因でもありますが、ブリのパワーを甘く見ていた結果ですね。
30分ほどファイトして何とか釣り上げることができましたが、リールはすぐに使えなくなりました。
修理にだしても、修理代でその新しいリールが購入できるぐらいの値段だったので諦めましたね。
よって青物をライトショアジギングで狙うならコスパよりも長く使える剛性感のあるリールをおすすめします。
ギア比はHG、XGがおすすめ
ギア比はシマノだとノーマルギア、HG(ハイギア)、XG(エクストラハイギヤ)があります。
僕はHGかXGを使うことが多いですね。
HGはメタルジグを使ったショアジギングと水面に浮く、ダイビングペンシルやポッパーを使う時。
XGはHGよりもリール一回転の巻き取り量が多く、糸ふけを素早く回収できるのでトップメインで使っています。
メタルジグメインならHGがいいでしょう。
ライトショアジギングのおすすめロッド5選
ここではライトショアジギングでおすすめロッド5選を紹介。
釣具店に売られているようなライトショアジギング入門セットだとロッド、リール共に剛性面で不安が残ります。
価格的に1万円後半ぐらいまでのロッドがおすすめ。
人気の高いシマノ、ダイワ、メジャークラフトの釣り具メーカーからセレクトしました。
長さはこれから初心者の方でも投げやすく、しゃくりやすい9フィート6インチ、もしくは10フィートのロッドが使いやすいでしょう。
シマノ 21コルトスナイパーBB S100M-3
シマノの21コルトスナイパーBB S100M-3
釣りに行くと誰か1人は持っているロッドがコルトスナイパーBBシリーズです。
僕自身も今メインで使っているライトショアジギングロッド!
プラグMAX45g、ジグMAX60gまで扱うことが出来ます。
ジグは30g、40g程度が一番使うやすいですね。
コスパがよく、ブリクラスの青物でもパワー負けしないバットパワーがありますね。
釣り仲間がこのコルスナBBモデルのS100M-3で80cmオーバーのブリをゲットしています。
堤防からの青物狙いのライトショアジギングには最適なモデル。
21コルトスナイパーBB S100M-3の詳しいインプレ記事はこちら!
⇒21コルトスナイパーBB S100M-3のインプレ!ライトショアジギングおすすめロッド
YouTubeに試投インプレ動画をアップしました!
武庫川一文字にて21コルトスナイパーBB S100M-3で95cmのブリが釣れた動画
兵庫県の沖堤防、武庫川一文字にて21コルトスナイパーBB S100M-3を使いブリ95cmをゲットできました!
ルアーダイワのセットアッパーですね!
M(ミディアム)のロッドでも問題なく寄せることができるバットパワーがあり、コスパ最強ロッドですね!
シマノ 21コルトスナイパーBB S96MH
シマノの 21コルトスナイパーBB S96MH
先ほど紹介したS100M-3のパワーアップバージョンです。
ロッドの硬さがMH(ミディアムヘビー)なので、プラグMAX65g、ジグMAX80gまで扱うことが出来ます。
ロッドはパワーアップしていますが、30g、40g程度のメタルジグも投げやすく、9.6フィートと10フィートより短いのでしゃくりやすい設計。
MHの方がブリ相手により安心感を持ってやりとりできるようになります。
堤防のみならず、テトラや磯からのライトショアジギングを考えているならMHがおすすめ。
岸際の青物の突っ込みに耐えることが出来るのでラインブレイクを防ぐことが出来ます。
ダイワ ジグキャスター100M
コスパがよく、1万円前後で購入できるライトショアジギングロッドです。
コルトスナイパーと並んで、ダイワのジグキャスターも釣りに行けば誰か1人は使っている方がいますね。
MAX60gのジグまで扱うことができ、40g程度のが一番使いやすいです。
80cm、5キロクラスのブリなら問題なく釣り上げることが可能。
ダイワ派の方にはおすすめ出来るロッドですね。
メジャークラフト ソルパラSPX-962LSJ
メジャークラフトから発売されているソルパラSPX-962LSJ
ライトショアジギングロッドの中では一番コスパがよく、安いので初心者の方には一番おすすめ出来ますね。
僕自身も最初はソルパラから始めました。
ショアジギングにのめり込んでくると、もっといいロッドが欲しいという気持ちが出てくる時がきますが、その時にミドルクラスやハイエンドのロッドに買い換えたらいいと思います。
実釣ではなんの問題もなく扱うことができ、ブリクラスの青物であってもパワー負けせずにやり取りすることが可能。
9フィート6インチの長さはキャストしやすく、しゃくりやすいので、長時間釣りをしても疲れにくいです、
ライトショアジギングを始めるにあたってロッド選びに迷ったら、ソルパラにしておけば後悔はないでしょう。
メジャークラフト 3代目クロスステージCRX-962LSJ
メジャークラフトの3代目クロスステージCRX-962LSJ
ソルパラよりも少し値段はあがりますが、その分軽さとパワーをアップさせたロッドに仕上がっています。
「クロスフォース製法」と言う強化素材が使われているので青物の引きでも負けません。
9フィート6インチの長さは堤防やサーフなど、オールマイティーに使いやすい長さです。
ソルパラのワンランク上の性能が欲しいと言う方はクロスステージがおすすめですね。
ライトショアジギングのおすすめリール5選
ここではライトショアジギングのおすすめリール5選を紹介。
ここはシマノとダイワの2代メーカーからセレクトしました。
シマノ ストラディックC5000XG
シマノのストラディックC5000XG
シマノの中価格帯のリールですが、内部はフラッグシップ機のステラと変わらない機能が盛りだくさんです。
究極の巻き心地である「マイクロモジュールギアⅡ」を搭載!
C5000XGはライトショアジギングに最適なモデルです。
剛性もしっかりしているので、リールの耐久性も抜群!
PE2号が300m巻けるスプールなので、堤防やテトラからの青物釣りにピッタリですね。
ストラディックは上位機種とほぼ同じ性能でコスパがいいので、これからライトショアジギングを始める方に一番おすすめ。
シマノ 20ストラディックSW 4000XG
シマノの 20ストラディックSW 4000XG
上記で紹介したストラディックのSWバージョンです。
SWの利点として、ハンドルがCI4+ハンドルノブになっているので、力を込めて巻きやすいようになっています。
性能、価格ともにはノーマルのストラディックとほぼ同じなので、デザインで好みが分かれる所ですね。
シマノ 21ツインパワーXD 4000XG
シマノの21ツインパワーXD 4000XG
ツインパワーの耐久性を最大限まで高めたリールがツインパワーXDです。
高い剛性と防水力で長期間の使用が可能。
釣り仲間がこのツインパワーXDを使い80cmオーバーのブリを釣り上げています。
XG(エクストラハイギア)ですが巻きの初動が軽く、一日中通して使っても疲れない軽さが魅力ですね。
ストラディックの上位モデルなので値段は少し高くなりますが、ライトショアジギングを本気でやっていこうと考えてるあなたにはピッタリのモデル。
ダイワ レグザ LT4000D-CXH
LT(ライトタフ)軽量&タフコンセプトで釣りガールでも扱いやすい275gの自重です。
PEライン2号を300m巻けるのでライトショアジギングにおすすめの番手。
ハンドルノブがT型なので、人によっては青物が釣れた時に巻きにくいと感じることがあるかもしれません。
別売りではありますが、丸型のハンドルノブにも変更することは可能。
ダイワ レガリス LT4000D-CXH
ダイワのレガリスLT4000D-CXH
1万円以内で購入することが出来るコスパ最強のリール。
上記で紹介してきたリールでは高くて手が出ないという方でも手が届く範囲の価格帯ですね。
剛性面で少し不安はありますが、釣行後にメンナンスを行えば長期間使用することが可能。
ハマチやブリクラスの引きにも耐えることは出来ますよ。
ライトショアジギング入門におすすめなリール。
最後に
僕のYouTubeでも絶対に失敗しないライトショアジギングタックルの選び方を紹介していますので、参考にしてみて下さい。
【2023年】ライトショアジギングタックルの選び方やおすすなロッド、リール5選を紹介してきました!
これから秋のシーズンになるにつれて、青物が近場の堤防からよく釣れるようになります。
是非あなたも引きの強い青物を上記で紹介したタックルでゲットしてみて下さいね。
ブリクラスの青物が掛かっても後悔しないようセレクトしていますので、後はあなたの好み次第。
お気に入りのタックルで青物をゲットしましょう!
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