こんにちは、釣りYouTuber、STELLA PLANET(ステラプラネット)のHAJIMEです。
釣りをしていて最悪な出来事は釣り竿(ロッド)が折れてしまうことではないでしょうか?
ロッドが折れるとその日一日ブルーな気持ちになってしまい、予備のロッドを持っていたとしても釣りに対するモチベーションが下がってしまいますよね。
僕は釣り竿を不注意で折ってしまった時はショック過ぎて、立ち直るのにかなりの時間がかかりました(笑)
今回は釣り歴23年の釣りYouTuberが釣り竿(ロッド)が折れる原因とNG行為10選を紹介。
目次
釣り竿(ロッド)が折れる、折れた原因は?
釣り竿は魚を掛けてからの曲がりではめちゃくちゃ強度が高く、普通の使い方をしていれば折ろうと思っても折ることは非常に難しいです。
シマノのロッド強度テストの動画ですが、60度ぐらい限界に曲げてもロッドは折れていません。
このロッドはクロマグロも釣ることが出来る最強ロッドですが、以下で紹介するNG行為をすると、ちょっとした不注意で簡単に折れてしまうことがありますね。
ロッドは傷や衝撃に対して非常に弱いです。
ぶつけたり、2ピースロッドだとつなぎ目が浅いとそこに大きな力がかかり「バキッ!」と折れてしまいます。
ロッドを持ち運んだりする時も竿先(ティップ)をぶつけてしまうと簡単に折れます。
釣りをして魚がかかった時に折れるということはまずなく、使う側の不注意で折れるということですね。
カーボンの釣り竿(ロッド)は折れる?
近年、各釣りメーカーのハイエンド高級ロッドはどんどん軽量化されており、軽くて強いロッドがたくさん出てきました。
感度を高めるために高弾性カーボンを使い、魚のバイトを感知する能力は昔に比べてはるかに進化しています。
しかし、高弾性素材のカーボンは魚がかかった時の曲がる力には非常に強いですが、傷や衝撃には弱いですね。
バット部分であっても傷が入っているとキャストした時や魚がかかった時に折れてしまうことがあります。
ロッドは持ち運び時、慎重になる必要がありますね。
釣り竿(ロッド)が折れるNG行為10選
釣り竿(ロッド)が折れるNG行為10選を紹介。
過去にロッドを折ったことがあるかたは経験があるのではないでしょうか?
対策も含めて解説します。
ロッドを地面に置く
初心者の頃によくやってしまうのがロッドを地面に置くという行為です。
他に釣り人がいない状態なら問題はありませんが、混雑した堤防や朝方、夜などロッドを地面に置いてルアーを結んだり、仕掛けを作っていると誤って、自分でロッドを踏んでしまうことがあります。
また他の釣り人に踏まれる危険性もありますね。
魚が釣れてSNSにアップする為に、魚とロッドを地面に置いて、撮影することもあります。
この時、魚が暴れて逃げそうになったので、慌てると自分でロッドを踏んでしまう可能性がありますし、魚体がロッドに当たると傷がついてそこから折れることもあります。
撮影する時は慎重に行うか、魚を締めて動かなくなってから行う方が無難。
海釣りで堤防からショアジギングをするならロッドホルダーがあるタックルボックスがあると便利です。
⇒【メイホウ】VS-7070ランガンシステムのインプレ!ロッドスタンドが超便利!
家の天井で竿先が折れる
新しいロッドを購入して、家で感触を確かめる為に、手に取る人は多いと思います。
そこでやってしまいがちなのは天井に竿先をぶつけてしまうこと。
軽くあたっただけでも角度が悪ければ、一発で折れてしまうことがあり、注意が必要です。
魚が釣れた時にロッドを立てる
魚が釣れた時にロッドを立てすぎるのもNGです。
魚を取り込む時にやってしまう方が多いですね。
高級ロッドでめちゃくちゃ強いロッドでもロッドを立てると簡単に折れます。
魚をランディングする時は要注意。
根掛かりした時にロッドをあおる
根掛かりした時に、必要以上にロッドをあおるとロッドが折れてしまうことがあります。
根掛かりしてしまった時は無理に外そうとせず、違う角度から軽くロッドをあおってみたり、引っ張って外しましょう。
詳しい根掛かりの外し方はこちらの記事で紹介しています。
⇒【最強】根掛かりの外し方と対策法!ルアーロストの恐怖ともおさらば!
ロッドを立てかけて倒れる
ロッドを柵に立てかけて風が強く吹くと倒れるおそれがあります。
僕自身よくやってしまうのですが、ロッドが倒れるとガイドやブランクスに傷が入ることがありますし、リールは確実に傷が入ってその日ブルーになります。
ロッドを立てかける時は、ロッドベルトで柵に固定するか、もし倒れてもダメージが最小限に済むようにロッドカバーやリールカバーを付けておくようにしましょう。
僕は何回もこのカバーに助けられています(笑)
キャストする時に折れる
キャストする時もロッドが折れる原因として上位ですね。
ティップにPEラインが絡んだ状態でキャストすると間違いなく、折れます。
また2ピースロッドだとつなぎ目(ジョイント)の差し込みが悪いと、キャストした時に折れたり、竿先が飛んでいったりしますね。
キャストする時、そのロッドのルアーMAX以上の重さのルアーをフルキャストすれば、折れやすくなりますし、たらしの長さが短い状態で重いメタルジグを投げると折れる危険性が高まります。
リールの巻きすぎで折れる
リールを巻きすぎるとルアーがトップガイドに当たり、衝撃で折れることがあります。
これは全く釣りをしたことがない人がやってしまうことが多いので、必ず事前に言うようにしましょう。
僕は以前付き合っていた彼女がこれをやってトップガイドが取れました(笑)
車のドアに挟む
車のドアも注意です。
釣りの準備をしている時に車にロッドを立てかけることがあるかもしれません。
その時、間違えてドアを締めればロッドはバキバキに折れますね。
また車の窓を閉める時も注意。
僕は窓にロッドのティップが挟まって折れたことがあります(笑)
自転車で運ぶ時は要注意
自転車でロッドを持ち運ぶ方ははあまり自転車のスピードを出さないように注意しましょう。
僕は子供の頃バス釣りに行く時に、自転車のタイヤがマンホールで滑って手に持っていたロッドのガイドがバキバキになりました(笑)
また傘でよくありますが、自転車で走行中、タイヤの前輪に挟まってしまうと大惨事になりますよ。
何人か知り合いでロッドがバラバラになった方がいます。
釣り場でこけないように注意
釣り場でロッドを運んでいる時にも注意ですね。
釣り場でこけると、手に持ったロッドが折れる可能性が高いです。
足元は滑りにくい靴を履いておく必要がありますね。
特に海釣りでショアジギングをする際にテトラ帯や磯からやるなら滑りにくいスパイクシューズが必須。
最後に
釣り竿が折れる原因とNG行為10選ということで紹介してきました。
釣り竿自体は普通の使い方をしていれば、折れることはほぼありません。
折れるのはちょっとした不注意やミスによるものなので、大切に使っていきたいですね。
最後にやはり、安すぎるロッドはおすすめできません。
2000円ぐらいのロッドだと耐久性がないので普通にキャストしただけで折れるという場合も…
ロッドは大切に扱い、折れないように細心の注意を払いながら釣りをしましょう!
もし折れてしまって1年以内なら保障期間があるので、修理した方がいいですね。
ティップのトップガイドだけなら500円程度で済みます。