こんにちは、ベイトタックルが大好きなHAJIMEです。
青物狙いでもベイトでショアジギングをやりますし、タチウオもベイトリールを使って釣りをしています。
シマノ党なのでダイワの製品はほぼ使わないのですが、ロングロッドで50g程度までのジグを投げれるパワーがあるベイトロッドは選択肢がほとんどありませんでした。
そこで手にしたのが、ダイワの「ラテオ97MB・Q」
「シマノ党やけどダイワも使ってみよう!」
「これこそ僕が追い求めていたベイトシーバスロッドや!」
まさにベイトでライトショアジギングをする僕の使用用途にぴったりだったわけです。
価格的にもコスパがよく、軽さとパワーを両立したベイトロッドになっていますね。
今回はラテオ97MB・Qのインプレを紹介!
気になる飛距離や合わせるベイトリールについても解説します。
目次
ラテオ97MB・Qのインプレ
先ずは基本スペックから見て行きましょう。
品名 | 全長(m) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | ルアー重量(g) | PE(号) | 本体価格(円) |
ラテオ97MB・Q | 2.92 | 155 | 2.1/13.9 | 10-50 | 0.8-2.0 | 3,0000 |
メーカー希望価格は3万円ですが、アマゾンなら2万前後で購入可能。
デザインは所々ゴールドの所があり高級感があります。
PEライン対応のKガイド。
ガイドは意外にも小さいですが、飛距離は問題なくカッ飛びます!
ガイド径が小さい分シーバスの繊細なアタリもキャッチできるので、ベイトのガイドは小さいのが主流になりつつありますね。
グリップはEVA製素材。
雨の日でも滑りにくく、取り回しもよく快適に使えます。
中級価格帯のロッドは全てそうですが、グリップエンドがEVA製素材むき出しなので、コンクリートや堤防の地面に擦れると削れてしまいます。
出来るだけ、置くときはロッドスタンドを使用して、新品に近い方が使っていても気持ちいいですね。
ロングロッドにしては非常に軽い
ロッドの長さは9フィート7インチ(2m92cm)で3メートル近いロッドなのですが、自重は155gと非常に軽いです。
最近は300g近いショアジギング用のロッドをシャクることが多くなったので、このラテオに持ち替えてみると、異常に軽く感じます(笑)
これなら朝まずめからお昼まで休まずにメタルジグをシャクリ続けたり、巻き続けることが出来る為、必然的に釣果アップが期待出来ますね。
X45・高密度HVFカーボンで軽くて強い
ダイワのロッドブランクス技術であるX45、高密度HVFカーボンで軽くて非常に強いロッドに仕上がっています。
X45とは簡単にいうとロッドのネジレを抑制して、キャスト時やルアーのコントロール時、魚とのファイト時にパワーロスの低下を防ぐもの。
高密度HVFカーボンとは人間の体でいうと皮下脂肪を落とし、筋肉の鎧をまとうことで、同じ太さのカーボン繊維でも強度アップをはかるものです。
シマノのロッド技術でいうとスパイラルX、ハイパワーX、マッスルカーボンと同じような素材ですね。
このロッドで青物・ハマチを何度もhitさせていますが、引きを楽しみつつ、主導権を与えることなく寄せてくることが出来るバットパワーがあります。
ブリクラスなら多少厳しくなりますが、メジロまでなら問題なくやり取りできるパワーロッド。
MAX50gのジグまでフルキャスト出来る
MAX50gのジグまでフルキャスト出来るロッドパワーがあります。
ロッドのパワーはM(ミディアム)でダイワ特有のティップは柔らかめ。
シーバスのバイトを弾かずにフッキングに持ち込めます。
僕が多用しているのが、
- メジャークラフトのジクパラスロー30g~50g
- 撃投ジグ40g
- ジャッカルのビッグバッカー107HW(35g)
どれも快適に使用出来ています。
60g以上のジグも投げれないことはないですが、快適さを求めるなら50gまで。
ビッグバッカーのように巻き抵抗の大きいメタルバイブレーションでも力強く楽に巻けるのがベイトタックルのメリット。
リールシートのフィット感は抜群
シマノ党の管理人なので、ダイワのリールシートは指がいい感じにフィットするか不安だったのですが、その心配はいらなかったです。
僕の場合、手にしっかりとフィットしてリールを包み込むことが出来るのでかなり気にいりました。
キャスト時も力も込めやすく、グリップエンドを持ってロングキャスト出来ます。
ロッドとリールを留める部分が少し心配
唯一の不満点はリールとロッドを固定する際、間が狭いので少し締めづらいです。
シマノのロッドはガッチリと締めることが出来るので、この点だけ残念な部分でした。
「キャストした時にリールが落ちないのではないか?」
と釣行中はよく締める動作をしています。
落ちたことはないので設計上大丈夫なのですが、もう少し深く締めることができれば安心でしたね。
ダイワのベイトリールだともっとしっかり締まるのかな?
ラテオ97MB・Qに最適なベイトリール
僕の場合、シマノの17エクスセンスDCを使っています。
PE1.5号を200メートル巻いて大型の青物が来ても対処できるようにしていますね。
17エクスセンスDCの特徴はPE専用になっていてスプール幅が通常のリールより狭い、ナロースプールになっています。
これにより、バックラッシュや高切れのトラブルなく使用でき、飛距離もアップするという優れもの。
より詳しいインプレは以下の記事に書いています。
⇒17エクスセンスDCのインプレを徹底解説!ベイトPEで飛距離最強リール!
本来ならダイワのロッドにはダイワのベイトリールがいいのかもしれませんが、僕はベイトリールだけはシマノを使いたいこだわりがありますので(笑)
やはりDC搭載リールをは使っていて「キュイーン!」となるDC音は病みつきになりますよ。
ラテオ97MB・Qの飛距離は?
上記で紹介したシマノの17エクスセンスDCとラテオ97MB・Qを組み合わせたらまさに最強の飛距離が出ます!
初めて使った時は感動しました!
「めちゃくちゃ飛ぶやん!一体何メートル飛んでるんや!?」
実際には計測はしていませんが、ライン放出量からみて100メートル以上は飛んでいる計算になります。
回りでスピニングタックルを使っている釣り人より飛ばしていたので、
「ベイトってそんなに飛ぶんですね!それに音がカッコイイです!」
そんな風に声を掛けられたこともありました!
17エクスセンスDCとラテオ97MB・Qがあれば鬼に金棒です!
淡路島の岩屋一文字にてラテオと17エクスセンスDCという組み合わせでハマチを捕獲した動画を撮影しました。
シーバスロッドではありますが、50センチ程度のハマチなら引きを楽しみながらやり取りできるので本当に楽しい!
ブリクラスでもスペースがあれば15分ほどで上げれそうです。
まだこのロッドでHitさせたことはないですけど(笑)
琵琶湖のヘビキャロにも最適
バス釣りで使うリグでヘビキャロにもラテオは使えます。
広大なフィールドである琵琶湖の場合、9フィート7インチ(2m92cm)のレングスでもまったく長さを感じないですね。
もう海みたいなものですから。
におの浜のような有名ポイントは岸にバサーが等間隔にいる為、岸側のプレッシャーが高いです。
いかにロングキャストして、バスの警戒心が少ない回遊のバスを釣るかか勝負の分かれ目なので、ラテオ97MB・Qの遠投力が活きてきます。
ロッドのパワーはM(ミディアム)なので多少柔らかめではありますが、ウィードが密集している時以外は十分使えるのでシーバスロッドを選択肢の一つに入れておくことをおすすめします。
最後に
ラテオ97MB・Qのインプレをお届けしてきました。
ラテオのベイトモデルのは89MLBもありますが、こちらはMAX35gまでしかキャスト出来ないでの、個人的には97MBにして正解でした!
ダイワの中価格帯のロッドを初めて購入してみて、非常に使いやすく軽いのが使っていてストレスがないですね。
来年辺りラテオはモデルチェンジしてしまうと予想しますが、さらに進化したベイトモデルに期待しています。
是非あなたもダイワのラテオで青物やシーバスを狙ってみましょう!