こんにちは、釣りYouTuber、STELLA PLANET(ステラプラネット)のHAJIMEです!
シマノから2021年に発売され、6年振りにモデルチェンジした「ツインパワーSW」
15ツインパワーSW6000HGを所有しているので、購入するつもりはなかったのですが、使ってるステラSWやツインパワーSWの調子が悪くなり、シマノに検査に出すことに…
その間釣りが出来ないので急遽、21ツインパワーSW6000HGを購入しました!
今回は21ツインパワーSW6000HGのインプレ、レビューを紹介!
20ステラSW6000HGや15ツインパワーSW6000HGと比較してどこが違うのか?半ブラボディってどうなのという疑問を徹底解説します!
今後購入を迷われている方の参考になれば幸いです!
目次
21ツインパワーSW6000HGのインプレ
先ずはデザイン。
モンスターの爪でひっかいた傷のようなスプールデザインカッコいいですね。
無印の20ツインパワーやステラSWと同じようなデザインです。
ネットやSNSではダサいとう声もありますが、全ての人が納得いくデザインと言うのはこの世にないですからね。
嫌いという人もいれば好きと言う人もいる。
圧倒的にこのデザインが好きと言う人が多いと言えます。
ボディのカラーは前モデルとほぼ同じですが、ラメがなくなりましたね。
色も少し濃くなりました!
ドラグノブも前モデルは硬いとう声がありましたが、改善されています。
魚とのファイト中でも調節しやすいですよ。
スプールを取るとこんな感じです。
防水仕様なので、海水がかかっても水が内部に侵入しにくいようになっていますね。
前モデルより5g軽量化
15ツインパワーSW6000HGより5g軽量化された420g
5gどこか軽量化されのかはわかりませんが、スプールの肉抜きが大きいのでこの部分かもしれません。
軽量化されましたが、剛性面では前モデルを上回っているというのがスゴイですね!
初めて6000番のリールを購入して使っていた時は
「重すぎて長時間の釣りはムリやな!」
という感想でしたが、今では8000番、14000番のリールを使うようになり6000番が軽いという印象に変わりました(笑)
人間やはり慣れてしまうものですね。
インフィニティドライブで巻きの軽さがアップ
STELLA SWに採用されている「インフィニティドライブ」がツインパワーSWにも採用されました。
インフィニティドライブとは巻きの軽さを追求したリールでパワフルな巻き上げを可能にします。
魚を掛けていない時、魚を掛けた後、どちらでも巻きの軽さを実感することが出来ています。
特に磯際で潜って抵抗する青物を水面に上げる時、巻き上げパワーの恩恵を受けることが出来ました!
僕はHGを購入しましたが、PGだとさらに軽い巻き上げになるでしょうね!
ラインローラーの耐久性が10倍以上にアップ
ラインローラーには「Xプロテクト」という防水技術が使われており、ラインローラーのベアリングの耐久性が前モデルの10倍以上にアップ!
ロックショアやサーフからの釣りでは波の飛沫がリールにかかることがよくあります。
ラインローラーのベアリングは一番潮噛みを起こしやすい所なので、ベアリングが錆びにくいような仕様になっているのは嬉しいポイントですね。
特に瀬泊まりで行くような場所だと水洗いが出来ません。
そのような過酷な釣り環境が続く時でも、安心して使用することが出来ますよ!
防水力は高いですが、水洗いしないと錆びやすくなるので釣行後は水洗いやオイルを注油するメンテナンスを行いましょう!
スピニングリールのメンテナンス記事
⇒スピニングリールの簡単メンテナンス方法を徹底解説!
ハンドル一回転は103cm
HGのハンドル一回転は103cm
トップやジグ両方に対応した巻き上げ長です。
個人的に慣れの問題もありますが、ショアジギングでメタルジグをしゃくるのが一番扱いやすいです!
ただロックショア(磯)からやる時に6000番の巻き取り量では立ち位置によってはピックアップ時にジグやプラグを磯にぶつけてしまうことがありました。
その時は8000番の巻き取り量が必要になると感じましたね。
21ツインパワーSW8000HGのハンドル一回転の巻き取り量は107cm
4cmの差ではありますが、実釣で使った時の巻き取りの速さは全然違うと感じましたね。
ロックショアで海が荒れており、立ち位置が後ろになる時は8000番の方が使いやすいです!
21ツインパワーSW8000HGのインプレ記事
⇒21ツインパワーSW8000HGのインプレ!ステラSWと違いを比較してみた!
CI4+ハンドルノブがカッコいい
前モデルの15ツインパワーSWを購入したきっかけは
「丸型のCI4+ハンドルノブがめちゃくちゃカッコいい!」
という気持ちでした!
ショアジギングでも力強く巻けるラウンド型のノブに惚れましたね(笑)
21ツインパワーも軽量カーボン素材CI4+のハンドルノブが採用。
表面には手が滑りにくい特殊コーティングがされているので、巻き上げが滑らかです!
PE3号300が巻けるスプールが一番使いやすい
スプールにはPEラインの3号が300m巻けるようになっています。
個人的にPE3号が僕が通っているロックショアや堤防で一番よく使う号数。
2号だと80gのメタルジグをキャストした時に高切れしやすく、3号よりも耐久性が低いですね。
4号だと風が強い時はかなり流されてしまい、潮の流れが速い所では3号よりも流されやすいです。
よってロックショアからでは3号をメインで使う用になりました。
300m巻けるので、一定期間使ったら、裏返して使っています。
釣行頻度にもよりますが、半年から1年ぐらいは持ちますね。
2号を使いたい時は、下巻きをして使えば問題ありません。
【比較】21ツインパワーSW6000HG・15ツインパワーSW6000HG・20ステラSW6000HG
ここでは21ツインパワーSW、15ツインパワーSW、20ステラSWを比較してみたいと思います。
15ツインパワーSW6000HG
- 自重は425g
- インフィニティドライブはなし
- ラインローラーのベアリングは一度ごろつきがでたので交換しました!
- 半プラボディ
- 巻き感はやはり現モデルより劣ります。
新しいリールに拘りがない方なら15ツインパワーSWで釣りをする上では十分の性能
21ツインパワーSW6000HG
- 自重420g
- インフィニティドライブ搭載
- ラインローラーはXプロテクト搭載
- 半プラボディ
15ツインパワーSWよりも軽い巻き心地や耐久性を求めるなら21ツインパワーSW
20ステラSW6000HG
- 自重425g
- インフィニティドライブ搭載
- ラインローラーはXプロテクト搭載
- フルメタルボディ
- スプールがバリアコート
- ラインローラーが特注性
21ツインパワーSWより所有感や更なる機能を求めるならステラSW
21ツインパワーSWの半プラボディってどうなの?
よく話題になるのがツインパワーSW半ブラボディ問題です(笑)
個人的に半プラ(半分プラスチック)なのかフルメタル(金属)なのかでそこまで違いはありません。
ステラSWはフルメタルボディですが、コケて磯にたたきつけてしまえばベールやリール内部のギアがおかしくなりますからね。
GT(ロウニンアジ)フィッシングの第一人者であるシマノインストラクター、福井 健三郎さんは50㎏オーバーのGTをツインパワーで釣り上げられています。
また使用感はステラSWと同じとおっしゃっていますね。
フルメタルボディの必要性が出てくるのはステラ30000番を使って100㎏、200㎏オーバーのクロマグロやカジキを釣る時になってくると思います。
普通に釣りをする分には半プラ、フルメタルの違いを感じることは出来ないと思いますね。
ステラSWを使う理由としては釣り人の所有欲が大きいです。
15ツインパワーSW6000HGは購入後、3年間オーバーホールなしで使用中。
アタリ個体だったのかもしれないですね。
今度オーバーホールしようと思っています!
21ツインパワーSWから異音がする?
ネットで購入したのですが、リールを立てた状態でハンドルを回すとスプールが下に降り切って上に上がる時に少し異音がすることに気付きました。
「使っていく内にギアとグリスが馴染んで音がしなくなるかな?」
そう思い、実釣では問題ないのでそのまま使っていたのですが、巻き感にザラつきが出てきたの今後オーバーホールの修理に持って行こうと思っています。
大阪の泉佐野市にあるリール修理、ピカレスクさんの腕は超一流ですよ!
⇒【リール屋ピカレスク】リールのオーバーホールがプロの神業!料金や依頼方法を解説
21ツインパワーSW6000HGと相性のいいショアジギングロッド
シマノのコルトスナイパーXR S100H-3
3ピースモデルなので地磯や沖磯に行く時、携帯性に優れているので持ち運びが楽ちん。
スクリューロックジョイントでロッドの繋ぎ目が抜けにくく、外す時も簡単に抜けます!
大型青物のブリやヒラマサ、カンパチにも対応したショアジギングロッド。
60g~100gまでのメタルジグをフルキャスト出来るだけのロッドパワーがありますね。
6000番、8000番のリールを合わせるとしっくりきますよ!
コルトスナイパーXR S100H-3のインプレ記事
⇒【コルトスナイパーXR】S100H-3のインプレ!3ピースショアジギングロッドが超便利
21ツインパワーSW6000HGの実釣インプレ動画
シマノソルトモニターの上津原勉さんが21ツインパワーSW6000HGの実釣インプレ動画をアップされています。
夏の五島列島でトッププラグやメタルジグを使いヒラマサを攻略!
8000番や14000番は大型ルアーの操作はしやすいですが、小型のルアーになってくるとやりにくい所があります。
6000番PE3号タックルの方が小型プラグをより遠くにキャスト出来ますし、ルアー操作がしやすい!
6000番でもリールの性能が上がっているので10㎏クラスの青物でも釣り上げることが可能になりましたね!
マイクロベイトパターン用に6000番のリールを持っている方が釣果アップできますね!
最後に
21ツインパワーsw6000hgのインプレについて紹介してきました。
ロックショアや堤防からブリを狙うというならぴったりのサイズが6000番です。
PE3号300m巻けるスプールはやはり一番使いやすいですね。
インフィニティドライブが搭載され、ラインローラーの防水力は完璧!
是非あなたも21ツインパワーSW6000HGで青物ショアジギングを楽しんでみて下さいね!
6000番より8000番の方のインプレが知りたい方はこちら!
⇒21ツインパワーSW8000HGのインプレ!ステラSWと違いを比較してみた!