こんにちは、釣りYouTuber、STELLA PLANET(ステラプラネット)のHAJIMEです。
回遊魚である青物。
近年、ショアジギングのターゲットとして人気の魚種です。
青物(ブリ)は常に回遊しており、ショアジギングで狙う為には岸に接岸するタイミングに狙わないと全くといっていいほど釣れません。
どんなに釣りが上手い人でも魚がいなければボウズです(笑)
今回は関西の大阪湾にてショアジギングで青物を狙うのに最適な時期(シーズン)を解説。
季節別の狙い方について紹介するので是非参考にして下さい!
目次
青物のベストシーズンは秋
青物を最も簡単に釣ることができるベストシーズンは秋です。
海水温が上がると、ベイトとなるイワシが岸際に回遊。
それを追って青物も接岸してきます。
9月から11月後半ぐらいまでがベスト!
ショアジギング初心者の方でもハマチやサゴシが入れ食いになることもあるので、楽しい時期ですね。
ナブラが発生し、見ているだけで興奮します!
大阪湾の有名な沖堤防だと武庫川一文字があります。
僕のホームで2008年頃から通っているのですが、2017年頃から青物(ブリ)の釣果が爆発的に増えました!
温暖化で海水温が上昇したことが理由だと思うのですが、ショアから近場の堤防で気軽に狙えるのが大型青物のブリとなると楽しくて仕方ないですね(笑)
ショアジギングでボウズがないのは秋のシーズンぐらいなので、積極的に釣り場に通ってみると釣果アップは確実です!
ショアジギングの時期・シーズン別の狙い方
ここではショアジギングの時期(シーズン)でどうすれば青物が釣れるのか?
それそれ春夏秋冬のパターンを解説します。
主に関西の大阪湾や和歌山、京都や兵庫付近の日本海、淡路島の場合です。
春のショアジギング
春のショアジギングは大型の青物が狙えるシーズン。
ショアジギングシーズンの開幕ですね。
例年通りですと、4月、5月頃になると淡路島や神戸の沖堤防、武庫川一文字で大型のブリが釣れ出します。
和歌山だとサーフでマイクロベイトパターンが始まりますね。
数はなかなかでないので、狙って釣るのは至難の業ですが、当たれば間違いなくデカいです。
また、日本海の京都や福井、山陰地方ではサゴシやサワラの数釣りが出来ます。
福井の音海大波止はナブラが発生すれば爆発的なサゴシやサワラの釣果が出ることで有名。
2020年の今年は山陰地方の堤防からサゴシが爆釣していたようです。
ヒラマサもこの時期は春マサといい大型をショアから狙いやすい季節。
一発大物を狙って春はショアジギに行きましょう!
僕はこの春の時期はボウズ率が高いです(笑)
なので、堤防から気軽に狙えるモンスター、コブダイ(カンダイ)を一緒に狙うと楽しいです。
神戸から明石、淡路島全域で狙えるので、ショアジギをやりながら堤防にエビを落としておくと思わぬ大物と遭遇することも…
春の武庫川一文字で巨大ブリを捕獲した動画
夏のショアジギング
夏のショアジギングはツバスからハマチ、シオの数釣りが出来るシーズンの突入です。
小型のタチウオの数釣りもできるようになるので、ライトショアジギングのタックルで30g程度の軽いジグを使う方がいいでしょう。
大型のブリは春ほど釣れることはなくなります。
夏は暑いので体力を消耗します。
まだ涼しい朝まずめか夕まずめのタイミングのみ釣りをする方がいいですね。
夏は青物の他、引きの強いシイラが楽しめます。
和歌山の小浦一文字はシイラ(ペンペン)が爆釣することで有名。
去年は淡路島でも大型のシイラが釣れており、地球全体の温暖化によって釣れる魚がどんどん変わってきていますよね。
余談ですが、去年の台風の後、大阪の貝塚でGT(ロウニンアジ)の釣果が出ました!!
本来沖縄など、暖かい海域の海にしかいない魚がなぜ?
関西でも今後GTがコンスタントに釣れるようになるのか興味深いです。
夏の磯からトップでシイラがヒットした動画
秋のショアジギング
秋のショアジギングは一年で最も青物が簡単に数釣りができ、大型の可能性も高い時期です。
ボウズになる確率が最も低いですね。
堤防やテトラ帯、磯(ロックショア)からでも射程圏内にナブラが発生し、タイミングが良ければ青物が爆釣します。
大潮や小潮など、潮回りも関係なく釣れ続くこともあるので、ショアジギングを始めるのに最もおすすめなタイミングですね。
ポイントも大阪湾の堤防であればどこでも釣れます。
堤防でも青物が釣れますが、一年で最も釣れる時期で涼しい気候の為釣り場は大変混雑します。
無料の波止はタチウオ釣り師やルアーマン、ファミリーだらけなので、隣との間隔は1mぐらいになることも。
できるだけ有料の沖堤防か人の少ない淡路島に行って釣りをする方がストレスなく出来ますよ。
ホームである沖堤防、武庫川一文字で青物が爆釣した動画
冬のショアジギング
冬のなると水温が下がり、ベイトとなるイワシやアジが深場に行ってしまう為、ショアから青物は釣れにくくなります。
寒い、釣れないで釣り人もどんどん少なくなる時期ですね。
ただし、大型のブリやヒラマサが釣れる可能性が高く、一発大物が期待できます。
釣れる時間帯は場所によりますが、朝まずめより昼からどんどん水温が上昇する夕まずめ辺りの方が釣れることが多くなります。
例外もあって、去年の和歌山は1月、2月になってもベイトとなるマイワシが湾内に溜まり、タモ網を使えば掬えるほどいました(笑)
こういう状況になると、青物はエサを求めて、朝まずめと夕まずめに回遊してきます。
キーとなるのは水温とベイト。
水温が12度以上あることと、ベイトがいればショアからでも青物は釣れる可能性がグーンとアップします!
ただ、水温が下がると青物の活性は下がります。
ルアーやメタルジグでは全く反応しなくなると言うこともありますね。
晩秋から冬の時期はエサのアジを使った飲ませ釣り(泳がせ釣り)が圧倒的に有利!
スペースが空いている釣り場なら一本はのませ、もう一本はルアーと2本体制で釣りをすると青物のキャッチ率も上がりますね。
冬のショアジギングで寒ブリが釣れた動画
山陰の青物の時期
山陰は兵庫県や鳥取、島根県の日本海側のことを指します。
関西である大阪や兵庫の太平洋側から行くには車で3時間ほどかかりますが、まだ通える範囲。
12月や1月でも堤防からサゴシが爆釣することがあり、タイミングが合えばいい思いが出来ます。
3月頃から大型青物のブリや春のヒラマサが釣れ出し、4月、5月がハイシーズンの時期となります。
産卵の為に沖合にいた青物が接岸してくるのです。
去年の秋は島根県の隠岐の島にヒラマサ狙いで遠征に行って来ました。
⇒【島根】隠岐の島でショアジギング!ヒラマサのポイントやタックルを徹底解説
ヒラマサは日本海側に行かないと中々釣れないので、関西から行く価値はありますよ。
隠岐の島ショアジギングでヒラマサを釣りにいった動画
九州の青物の時期は一年中ベストシーズン
九州地方は一年中、海水温が高めなので、年中青物が狙えるポイントがあります。
一度は長崎県や大分県、鹿児島県、対馬や五島列島、男女群島に遠征に行ってみたいものですね。
関西から車で行くと8時間~10時間、そこから渡船にのって磯まで数時間かかるので丸一日移動時間(笑)
飛行機か新幹線を使えばまだ楽ですね。
九州地方は青物のヒラマサやキハダマグロ、GTと関西の太平洋側ではお目にかかることが出来ない超大型の魚の釣果が出ています。
ゴールデンウイークの長期休暇に行く価値は十分にありますね。
僕自身あと5年以内には一度チャレンジしに行こうと思っています!
最後に
ショアジギングで青物が釣れる時期(シーズン)について解説してきました。
青物は回遊魚なので、いつでも釣れる魚というわけではありません。
おすすめは秋のシーズンなので、是非数釣りと一発大物を狙ってみて下さいね。
沖堤防なら釣果情報を発信しているので、釣りに行くタイミングを絞りやすいです。
沖堤防で青物が釣れ出してしばらくしたら、無料の波止でも釣れ出します。
釣り人の少ないエリアを見つけてショアジギングを楽しみましょう!
関西のショアジギングでおすすめポイントの記事
⇒武庫川一文字でショアジギング!青物(ブリ)やタチウオのポイント徹底解説
⇒神戸沖堤防でショアジギング!ポートアイライド沖堤防の青物釣りポイント解説