こんにちは、HAJIMEです。
青物のブリを求めて、和歌山県まで遠征。
今まで和歌山は遠いと言うイメージがあったので行っていなかったのですが、大阪市内から車で1時間半あれば行くことが出来ます。
意外にも結構近いんですよね。
今回は和歌山県の加太港、加太大波止で青物狙いのショアジギングをしてきました。
釣行レポと釣りポイントを徹底解説します ので今後行かれる方は参考にしてみて下さいね。
目次
和歌山の加太港・加太大波止とは
年間を通して、色々な魚が狙えるのが、加太港、加太大波止の魅力です。
タイミングがいいとイルカが見れることもあります。
魚は釣れにくくなりますが…
カレイの投げ釣りで有名なポイント。
春の4月から、真鯛やメバルがカゴ釣りで狙うベテラン釣り師が多いです。
秋からがベストシーズン、ショアジギングでタチウオ、青物であるサゴシ、サワラ、ハマチ、ブリなどの大型の回遊魚を高確率で狙うことが出来ます。
ショアジギンガーが赤灯台のある大波止、テトラ帯にずらっと並ぶのでかなり混雑します。
冬でもベイトとなるマイワシやアジがいれば、青物の回遊があり、1月後半まで楽しむことが出来ますね。
他にはアオリイカ、グレ、チヌ、シーバス、など多種多少な魚を狙うことが出来るフィールドです。
加太大波止の設備・駐車場
加太漁港、大波止の設備や駐車場について解説します。
有料駐車場
駐車場は波止の手前にあり、700円で駐車 できます。
ここから歩いて大波止の先端までは500メートルぐらいありますので、荷物は出来るだけ最小限にまとめた方がいいでしょう。
少し歩いてもいいよという方は「タイムズ加太友ヶ島港」に止めると24時間500円で駐車 出来ます。
200円安く停めることが出来るのでお得。
清掃協力金
清掃協力金として200円かかります。
帰る時に途中の小屋にいるおじいちゃんに徴収されました。
釣り場の清掃活動費だと思いますが、釣り場には飲んだ空き缶やペットボトル、ゴミがやっぱり多いですからね。
ルアーのパッケージは家で捨ててから、持って行けばいいのに不思議でなりません。
後世に素晴らしいフィールドを残していきたいですね。
釣具店
駐車場のすぐ側に雑崎釣具店があります。
ここでエサや氷の販売をしているので、万が一忘れたり、追加したい時にも安心出来ます。
トイレ
有料駐車場にトイレがあります。
釣りガールでも安心して行くことが出来ますね。
ただ洋式は多目的トイレにしかありませんでした。
加太大波止の青物釣りポイント
加太大波止の青物ポイントは堤防とテトラ帯の2ヵ所があります。
また城ヶ崎の地磯も人気の釣り場となっています。
加太大波止の赤灯台堤防
加太大波止の外向きは非常に潮通しがよく、青物のボイルが発生することも。
内向きでもベイトとなる魚次第で釣果が出ているそうなので、外側で反応がなければ、内側も狙ってみるのが吉。
潮の流れがそれなりに速いので大潮の時は50g以上のジグを持って行く方がいいです。
35gのジグで8秒~10秒で底が取れましたので、加太大波止の水深は8メートルから10メートルぐらい だと思われます。
僕が行った時はマイワシが無限におり、サビキ釣りで永久に釣れておりました。
数にすれば多い人で300匹ぐらい釣れているではないでしょうか?
これだけベイトとなりマイワシがいるとなるとそれを追って青物がくるのも頷けます。
堤防の幅が広く、非常に安定間のある足場なのでファミリーフィッシングでサビキ釣りをすることも可能。
先端の赤灯台付近は投げ釣りが禁止されています。
土日は非常に混雑するため、隣との間隔が2メートルとなり、釣り初心者の方におすすめ出来る釣り場でないです。
ルアーマン、カゴ釣師、のませ釣り師がひしめき合っているので、お祭りなどのトラブルは避けては通れないでしょう。
常連のおっちゃんが場所取りをしている為、堤防で釣りをするなら前日の夜から取らないと空いていないですね。
平日の深夜3時半に到着した時は、すでに外向きがいっぱいの状態でした。
それぐらい場所取りが激しい場所だと思った方がいいです。
テトラ帯
当日釣りをしたのがこのテトラ帯でした。
深夜の3時半、海面をライトで照らすとあたり一面にマイワシの群れが…
青物のベイトとなるイワシの量が無限に湧いていましたね。
大きなテトラで組まれています。
一番上は平面なテトラで組まれているので歩きやすいですが、下の降りる時に高低差があるため結構大変。
上り下りでかなり苦労します。
落ちたら上がることが出来ないので、フローテイングベストのライフジャケットは必須アイテム。
スパイクシューズもある方が安全です。
堤防に梯子があると便利なのですが、下から上がることが出来ないぐらいの高さ(2m以上)なので、注意してください。
テトラ帯で釣りをする場合予め、堤防の上を歩いて行く必要がありますね。
加太ではライフジャケットを着用して釣りをしている人が少数だったので、落ちたら本当にヤバいことになるかと。
事故が発生すれば最悪釣り禁止になる可能性が高いので、ライフジャケットを着用をしましょう!
城ヶ崎の地磯
加太大波止の赤灯台から見える城ヶ崎の地磯も青物が狙える好ポイント。
ただし、駐車場が近くにありません。
路上駐車するスペースもありません。
和歌山の地元民がバイクで来ているポイントだと思います。
釣り場まで遠くの駐車場から歩いて行くには距離がありますね。
折り畳みの自転車を用意するか、何人かのグループで釣りに行き、2組みに別れて釣りをするしかなかそうです。
かなりの有名ポイントなのでいつも人がいるイメージ。
海が荒れたり、風が強いと全身ずぶ濡れになることもあるので、ウェーダーにレインコートは必須アイテムです。
混雑する加太大波止でトラブル発生?
フィッシングMAXに釣果を持ってきた方の情報ではありますが、ブリが釣れて処理をしている間にタックル(ロッドやリール)が盗難にあった という話です。
車上荒らしも発生している模様。
テトラ帯では高低差があるため、上に置いた荷物が見えにくいです。
釣りに集中すると注意が散漫になってしまうので気も付けましょう。
トイレに行ったり、少し目を離したすきに、盗まれる危険性があるので絶対に貴重品は肌身離さず持っていた方がいいですね。
僕もこの盗難の情報を聞いてから、テトラの上に人がいる時は注意していました。
まあほとんどの人はいい人ですが、中には釣果に嫉妬して悪事をする人がいますので…
釣り同士とのトラブルもあるようですが、隣との間隔が狭いのでお互いに譲りあって釣りをするしかありません。
ルアー釣りをする人は比較的テトラ帯の方が空いており、エサや呑ませ釣りをする人も少ないので釣果が出やすいかと思います。
和歌山の加太大波止釣行レポ
2019年1月15日
釣り仲間と共に、和歌山県の有名ショアジギングポイント加太大波止に初めて行って来ました。
夜中の2時に大阪市内から出発です。
情報によれば、前日にブリが釣れているということだったのでテンションが上がりますよね。
期待を胸に高速道路を1時間走らせ、下道を30分ほど行くと、加太漁港に到着!
「平日やしそこまで人は多くないやろな!」
そう思っていたのですが、駐車場に着くとすでにいっぱいの車が…
ざっと見て、30台以上あります。
「平日の深夜3時半やで!」
「皆さん本当に釣り好きですね!笑 自分を含めて。」
下見に大波止のほうに行ってみると駐車場から500メートル~600メートルぐらいあるので結構歩きます。
荷物は必要最小限に抑えた方がいいですね。
大波止に到着するとヤバい光景が…
釣り人のヘッドライトがキラキラとイルミネーションのようにどこまでも続いています。
堤防の外側は全て埋まっていました!
入れる予知なし。
「マジか!今日は平日の深夜3時半やで!」
仕方なく、空いているテトラ帯で釣りをすることに。
波止の方を見るとイワシをサビキで釣ったり、網ですくっている釣り人が見えたので、海面をヘッドライトで照らして見ると驚きの光景が…
「なんやこれ!あたり一面イワシの群れやん!」
ベイトとなるイワシがそこらじゅうに固まってバタバタと泳いでおり、移動する気配がありません。
サビキをしたら無限に釣れそうな勢い!
「ヤバい!これだけベイトいたら青物がめっちゃ釣れそう!」
テンションが凄く上がった瞬間でした。
朝まずめにメジロフィーバー到来
テトラの上で日の出の朝の7時、明るくなる時間までじっと待機。
1月の寒さが身に沁みます。
タチウオが釣れていたら、深夜はタチウオ狙いで釣りが出来るんですけどね…
青物を釣るには場所取り命みたいなところがあるので本当に辛いです。
朝まずめの15分ぐらい前に到着して、1時間釣行ですぐに帰るとかできれば体への疲労が少なくなるのですが、絶対に無理な話。
釣り仲間で交代で場所取りとかできればいいですけどね(笑)
辺りが薄暗くなると、テトラ帯にいたショアジギンガーが一斉にテトラの下に降りて、キャスト開始。
皆さん、マイワシを意識してか大きめのトッププラグやダイワのセットアッパー、メタルバイブといったルアーを使っています。
僕はまずはダイワのセットアッパーで表層をただ巻き、ストップ&ゴーで誘います。
しばらく、テトラ帯では誰も釣れている気配ないので、少し休憩していると
7時15分頃、大波止の方でのませ釣り師の磯竿がブチ曲がり!
「ついに回遊が来たのか?」
メジロ以上ブリサイズがヒットしています。
するとそののませ釣り師の隣もイワシの泳がせでヒット!
一気に現場がヒートアップしますが、ルアーでは誰も釣れていない模様!
「やっぱり活きエサは強いな!のませ釣りにはかなわないのか?」
「やっぱりルアーはアカンか?」
ボウズの気配がプンプン漂ってきます。
そう思っていると、近くにいたルアーマンのロッドがブチ曲がり!
5分程度の攻防の末上がって来たのはメジロ!
「すげールアーでも釣れるんや!まだチャンスはある!」
そして、その隣の釣り人もメジロヒット!
しかし、ランディング寸前で痛恨のバラシ!
「ヤベー俺にも来てくれ!」
使っているルアーを見ると皆さん、ジャッカルのメタルバイブレーションのビッグバッカー107
ミノーのセットアッパーからビッグバッカーに交換です。
焦りで手が震えて、中々スナップからルアーを外すことが出来ません(笑)
ビッグバッカーで待望のメジロがヒット!
ビッグバッカー107HWに交換し、50メートルほど遠投してから一度ボトムまで落としてからただ巻きを繰り返していると、僕のルアーにも待望の魚がヒット。
コルトスナイパーS1000XHがブチ曲がり、ドラグの音が高々と鳴り響きます。
久々の青物の強烈な引きを確信!
「これはメジロ以上の魚や!」
テトラ帯での釣りは慣れていない為、横に走られると他のアングラーとお祭りしてバラシの原因になります。
ドラグを締めて、パワーファイト!
右に走られて、移動しようにも、滑りやすいテトラ帯ではそれが出来ません。
その場でこらえてリールを巻くと、リーダーがテトラに擦れているのがよくわかりました!
「ヤバい!このままやとラインブレイクの危険性が…」
とにかく、魚を自分の足元に寄せようと、リールを高速で巻くと魚体が見えました!
「いいサイズのメジロや!」
水面まで出てきたので釣り仲間がタモ網でアシスト!
が、中々網の中に入ってくれません!
「絶対にバレるなよ!!」
心の中で何回も叫びながら、ようやくタイミングが合い、ファイト時間2分でキャッチに成功!
ネットに入った瞬間フックが口から外れたのでヤバかったです。
「よっしゃー!!久々の青物ゲットや!」
去年の10月から釣れてなかったので2ヶ月振りだったの嬉しかったですね。
アドレナリン全開!
緊張と興奮で手と足がプルプル震えているのがよくわかりました!
この強烈な引きを味わいたい為に青物を求めて和歌山まで来たかいがあったというものです。
その後、8時を過ぎるとベイトとなるイワシがどこかに行ってしまい、今度は打って変わってボラの大群が水面に現れるようなりました。
ボトムをメタルジグで重点的に狙ってみましたが、何の反応もなく、周りも続々と帰りだしたので9時半頃の納竿としました!
夕まずめにも青物の回遊があり、釣れているという釣果情報があるので、1日居れる体力のある方は粘ってみてもいいでしょうね!
その後、何回か通い待望のブリゲット!
87cmのブリでした!
深夜から場所取りした甲斐がありましたね。
和歌山、加太大波止でショアジギング動画
今回の釣行をYouTubeにアップしました。
テトラ帯で釣りをしましたので、今後行かれる方は参考にしてみて下さいね。
最後に
というわけで、和歌山の加太大波止ショアジギング情報をお届けしてきました。
和歌山はよく行く大阪南港の汚い海と違い透明度も高く、綺麗でロケーションも抜群なので、それだけで癒されますよね。
また釣れたメジロもぶりしゃぶ、刺身、海鮮丼、煮つけで美味しく頂きました!
びっしりと脂がのっており、見るだけでヨダレが出そうになります(笑)
口の中に入れると、溶けるように身がなくなり、口の中で広がる魚の風味!
自分で釣った魚を食べる!
これが海釣りの醍醐味でもありますよね。
是非あなたも、ショアジギングで夢のブリを狙ってみてはいかがでしょうか?
青物が釣れたら完全にショアジギングの世界にハマってしまうこと間違いなし!