こんにちは、釣りYouTuber、STELLA PLANET(ステラプラネット)のHAJIMEです。
バレーヒルのKAMIWAZAから発売されている青物、シイラ用のポッパー「デコポップスリムF」
ウッドルアーで動きがよく、僕が青物用ルアーのポッパーの中で一番好きなルアーでもあります。
今回はデコポップスリムFのインプレや使い方について紹介をします!
目次
デコポップスリムFのラインナップ
- 110F
- 130F
- 145F
- 160F
- 180F
- 200F
全6種類のラインナップとなっています。
この中で僕が所有しているのが130F、145F、180Fです。
人気と言うこともありますが、ウッドルアーはそもそもハンドメイドルアーなので、生産数がすごく少ないんですよね!
メルカリやオークションサイトなら今でも高値で取引されているかもしれません。
130F、145Fがよく使っているサイズで青物(ハマチ、メジロ)やシイラに実績が高いですね!
180Fは能登や九州の離島、ヒラマサ用に開発されたらしく、大型ルアーとなっています。
ヒラマサ遠征は中々行けないのでタックルボックスに眠っておりました(笑)
トビウオがベイトになっている時に効果を発揮しそうですね。
今年は180Fが活躍してくれる場所に行きますよ!
デコポップスリム130F、145F、180Fのインプレ
ここでは僕が所有しているデコポップスリムの130F、145F、180Fのインプレについて紹介します。
130Fの自重は約31g
フック込みで約35g
145Fの自重は約40g
フック込みで約47g
180Fの自重は約80g
フック込みで約94g
ウッドルアーは動きが抜群にいい
ウッドルアーはプラスチック製のルアーと比べで違う点は動き、アクションがいいことです。
僕自身ウッドルアーを始めて使う前は
「ウッドルアーはプラスチック製のルアーより高いし、売っていないからプラスチック製ルアーで十分!」
そう思っていましたが、いざ使ってみると、そのアクションの良さの違いに驚きました!
ウッド製のプラグはプラスチック製に比べて浮力がある分、遠投した先でも誰でも簡単にキビキビとした釣れるアクションを出すことが出来ます。
また、海が多少荒れている状況でも海面に飛び出しにくく、安定した動きが魅力ですね。
高い遠投性
デコポップスリムの名前の通り、スリムシルエットなので、ロングキャストが可能となっています。
ウッド製の為、重心移動システムは搭載されていませんが、ストレスなくキャスト出来るので、遠くのナブラ撃ちや潮目に向かって遠投出来ます!
ウッドルアーの中で価格が安い
ウッドルアーで昔から人気が高いのが「カーペンター」のガンマは有名ですね。
1個1万円以上するルアーで今ではプレミアをついており、何倍もの値段で取引されています。
いくら釣れるからと言って、1万円オーバーのルアーを海に投げるのは勇気がいりますね(笑)
ラインブレイクする可能性もあるので、なくした時はショックで立ち直るのに時間がかかりそうです…
デコポップスリムはウッド製ではありますが、値段が安く、サイズにもよりますが、3000円~6000円となっています。
プラスチック製のルアーより少し値段は高めの設定ですが、ウッドルアーの中では価格が安いのでおすすめですね!
貫通ワイヤー採用
1.6mmの貫通ワイヤー採用がされているので、大型青物とのファイトでも安心設計となっています。
ただし、ウッドルアーは衝撃に弱いので、魚を釣り上げた後、ルアーが磯にたたきつけられると壊れてしまう危険性があります。
釣り上げた後は速やかフィッシュグリップであごを捉えて、ルアーが損傷しないようにフックを外す方がいいですね。
魚を掛けた後ばらしにくい
フロントフックは貫通ワイヤーにスイベルで固定されていますが、ここは回転する仕様となっています。
ウッドルアーはこのような仕様になっている物が多いですね。
フックが回転するメリットとして、魚を掛けた後、ばらしにくいようになります。
魚が暴れてもフックのスイベルが回転することで、力を逃がすことが可能。
リアフックは普通ですが、フロントフックにかかった時に効果を発揮しますね!
ウッドルアー個体差がある
ウッドルアーは素材の特性上、個体差があり、重量もばらつきが出てしまいます。
ハズレ個体を引いてしまうとアクションがあまりよくないなんてことも…
その分、職人の方が手間暇かけた作り上げたルアーとなっているので、使う側も愛着が湧きますよね!
フックでルアーに穴が開く
ウッドルアーはフックでボディに穴が開いてしまい、そこから浸水して使いものにならなくなることもあります。
特に、サワラやタチウオなど、歯の鋭い魚にバイトされたらウッドルアーは致命傷を負ってしまいますね。
衝撃にも弱いので、堤防や磯にぶつけないように注意が必要です!
特にカップの部分はぶつけやすいので、もしぶつけてかけてしまったら水が浸水しないようにエポキシ接着剤でリペアした方がいいですね。
トレブルフックだとフックサークルができやすいので、シングルフックにすれば、ボディの傷を最小限に抑えることが出来ます。
ルアーの傷が魚を釣った勲章にもなりますので、メモリアルフィッシュのヒラマサやGTが釣れたら殿堂入りして飾っている方も多いかと思います!
デコポップスリムの使い方
バレーヒルのテスター、西口元晴さんがデコポップスリムの使い方を詳しく解説されています。
ロングジャーク
ポッピングからの海中の中に入れるダイビング、スイミングのアクションがロングジャークでは出すことが出来ます。
ダイビングペンシルを使うような感じで誘い出しアクションが出せますね!
ショートジャーク
ロングジャークの反対でロッドを操作してショートピッチでポッピングさせます。
ロングジャークで青物がチェイスしてくるのがわかったら、移動距離を抑えたショートジャークで食わせの間を入れることが出来ますね。
リーリングジャーク
ロングジャーク中にリールを巻くことでさらに長い距離を水面の中でスイミングさせることが出来ます。
リールを巻くのを止めて、水面にルアーが浮上したステイの瞬間にバイトがあることが多いそうです。
タダ巻き
ウッドルアーの浮力、ポッパーのカップがあることで、普通に巻いてくるタダ巻きでも青物のバイトを誘発することが可能!
特に磯からの場合、足元付近で急にルアーにアタックしてくることもありますので、気を抜くことが出来ません。
足元付近はタダ巻きで水面でアピールさせ最後の最後のまでバイトチャンスがあります!
デコポップスリムに最適なフック
model | 適合フック | 適合リング |
110F | Cultiva ST-46#3 | #4,#5 |
130F | Cultiva ST-56#2,#1 | #5,#6 |
145F | Cultiva ST-56#1/0 | #5,#6 |
160F | Cultiva ST-56#2/0 | #5,#6 |
180F | Cultiva ST-56#2/0 | #6 |
200F | Cultiva ST-66#3/0 | #6 |
トレブルフックだとオーナーばりから発売されているST-46、ST-56、ST-66になります。
PEライン対応のSTXシリーズでもいいですね。
シングルフックだとシャウト!のシングルクダコ、ダブルクダコがおすすめ。
デコポップスリムの実釣インプレ動画
YouTubeにデコポップスリムの実釣インプレ動画をアップしました!
この日はトップでシイラが好反応でした。
ダイビングペンシルよりポッパーの方がシイラのバイトが多かったですね!
トップの魅力はバイトシーンが見えて、水面が炸裂するところ!
シイラは水面を回遊していることが多いので、トップで釣りやすいですよ!
最後に
デコポップスリムのインプレや使い方について紹介してきました!
ウッドルアー特有の水絡みの良さ、キビキビとしたアクションは使っているアングラーの心も掴むいい動きです。
是非あなたもデコポップスリムで青物やシイラを狙ってみて下さいね!