こんにちは、HAJIMEです。
アラバマリグは2011年~2012年頃に流行し、どこの釣り場に行ってもアラバマを投げているバサーを見かけました。
今ではおっかぱりで使っている人をあまり見かけなくなりましたね。
そんな中でも琵琶湖では人気アラバマリグとして流行しているのが、バスプロの庄司潤さんが開発したドリームエクスプレスのトレジャートラップ。
釣り仲間がネットのオークションで2つ入手したので1つ譲って頂きました。
今回はトレジャートラップのインプレ、バスが釣れるワームのセッティング方法や使い方、投げやすいロッド(タックル)について解説します。
目次
トレジャートラップとは?
トレジャートラップとは琵琶湖でガイドをしているバスプロ、庄司潤さんがプロデュースしたアラバマリグ。
琵琶湖にいる氷魚「アユの稚魚」が「ハス」に追いかけられているのをイメージして作られたそうです。
冬のバスにとっては恰好の獲物というわけですね。
ウィローリーフのブレードが氷魚、ジグヘットとシャッドテールワームがハスということになります。
アームの長さが10センチ、重量はフックやワームもつけない状態で約11gとアラバマリグとしては小型で軽量。
ブレードがついているのでスピナーベイトが好きな僕にとっては巻いているだけで楽しいルアーです。
濁った水質でもアピール力があるのがポイント。
またブレードはプレーンタイプとハンマードタイプが使われており、同じ場所を通した時にスレにくいように設計されているので、連続して同じポイントでバスが釣れる確率アップ!
ブレードは交換でき、よりゆっくりと巻きたい時はコロラドブレードに変更すると浮き上がりが良くなり、シャローエリアでも使いやすいようになります。
トレジャートラップのセッティング方法
ワイヤー部分を折りたたんで販売されているアラバマリグが多いのですが、トレジャートラップは専用のボックスの中にアームを広げた状態で収納され販売されています。
パッケージから出した時のアームの角度がベストなので、もし角度が変わったら手で元に戻すようにしましょう。
ボート釣行なら何ら問題ないですが、おかっぱりだとこのボックスがかなり邪魔になってしまいますね。
ルアーローテーションせずにアラバマだけで一日やり切る覚悟は必要です(笑)
ノントラボーでラインブレイク防止
ラインをそのまま、トレジャートラップに結ぶと、エビになったり、ワイヤーの下側にラインが行ってしまい擦れてラインブレイクの原因となります。
そこで開発されたのがストレスフリーのミラクルスティック「ノントラボー」
ライントラブルを防止しスナップがついているので着脱も楽。
スイベルがついているので糸ヨレも防止の効果もあります。
取り扱い店舗が限られているでの釣り具屋で発見するとかなりレアですね。
ノントラボーがない場合、絡み止めパイプの1㎜にウキ止めで固定すればキャスト切れという最悪の結果は防げます。
ジグヘットはアイアンクロー
トレジャートラップ専用に開発されたジグヘットがアイアンクローです。
ワームキーパーを太くすることで、ホールド力がアップ。
ワームのズレ防止に役立ちます。
ヘッドデザインは琵琶湖のウィードをすり抜けやすいような形状をしています。
フックはがまかつ製でロクマルクラスのバスでもフックが曲がらないように太軸の#1サイズ。
5本のアームの内に外アームに2gを3個。
真ん中と外アームに3gを2個か3.5gを2個付けるのが正しいセッティング。
これで巻いている時の回転が抑えられるのでバスのフッキング率もアップします。
ネットでも店頭でも中々見かけないのが難点ですよねー
おすすめワーム
トレジャートラップに合わせるおすすめのワームはケイテックのスイングインパクト。
庄司潤さんはスイングインパクト以外のワームは使わないぐらい相性がいいようです。
サイズは3.5インチを基本とし、野池など小規模なフィールドでは3インチでもOK。
5つとも異なるカラーにすることによってバスに飽きさせず、スレにくくなり、その時効果的なカラーにバイト率があがるそうです。
他にはジャッカル「アイシャッドテール3.8インチ」
ジークラック「ジャイロスター3.5インチ」
に対応しています。
僕はノイケの「ウォブルシャッドニンジャ3インチ」も使います。
スローに巻いてもシャッドテールが動くので、集魚力が抜群。
コスパもいいのでアラバマリグには最適です。
大阪の淀川と言えばノイケのワームですからね。
トレジャートラップの使い方
庄司潤さんのよるトレジャートラップの使い方講座です。
基本的に投げて巻くだけのアラバマリグですが、琵琶湖ではウィードエリアを攻略するのにある程度フォールさせてから使わないと浮き上がりが早くなってしまい、表層付近しか引けません。
ゆっくりテールとブレードが回転するスピードで巻いてきて低活性のバスを攻略しましょう。
淀川・おかっぱりセッティング
アラバマリグをおかっぱりから使って一番怖いのが根掛かりですよね?
合計5000円ぐらいするルアーをロストするのは精神的にも環境的にも大ダメージ!
そこでオフセットフックを使用すると根掛かりを軽減出来ます。
中央のみ周りのワイヤーがガードの役目となるのでジグヘットでもOK。
デメリットとしてしっかりとフッキングしてやらないと、針がかりしないです。
特に冬はショートバイトが多いので、悔しい思いをすることに。
またブレードをウィローリーフからコロラドに変更し、浮き上がりをよくし表層メインで引けば、根掛かりを回避出来ます。
ワームはウォブルシャッドニンジャ3インチ。
実際にこのセッティングで巻いてみましたが、巻き抵抗も軽く、かなり釣れそうな感じでした。
このセッティングを考えたノイケさんはさすがです!
春の淀川でも効きそうなので積極的にトレジャートラップを使って行こうと思っています。
トレジャートラップに最適なタックル
僕のタックル、ポイズンアドレナの172MHは適合ルアーが30gまでとなっています。
オフセットフックを使用したトレジャートラップだと合計30g程度なので十分投げることが出来ました。
ジグヘットのみのセッティングだとHクラスかXHクラスのロッドの方が安心ですね。
ラインは14ポンド~20ポンドでロストだけは絶対にしたくない所。
僕は20ポンド使っています。
リールに関してはノーマルギヤの方がよりゆっくりと巻けるのでアラバマにベストマッチ。
最後に
トレジャートラップのセッティング方法ついて解説してきました。
ハンドメイド製品なので流通量が少なく、ネット通販でも中々在庫がないので、フィッシングエイトで見つけた時にさらにもう一個購入してしまいましたよ(笑)
定価は3000円+税
オークションでは値段が高いですから…
一つは海用としてシーバスやタチウオを狙ってみようと考え中です。
タチウオが2匹同時に掛かったらと思うとワクワクが止まらないですね(笑)
釣り具店の入荷情報にアンテナを張り、是非あなたもトレジャートラップを手に入れてビッグバスを狙ってみましょう!