こんにちは、HAJIMEです。
ジャッカルとシマノが共同で開発したロッドシリーズの中で不動の人気を誇るポイズンアドレナ。
僕は2ピースモデルのベイトとスピニング両方ポイズンアドレナを持っていてそのデザインに一目ぼれして購入しました。
やっぱりカッコいいですよね。
釣り場に行くとアドレナを持っているバサーが多いこと(笑)
それだけ人気のロッドだということがわかります。
2018年に発売から5年たった今、フルモデルチェンジして第2世代のポインズンアドレナに生まれ変わりました。
ジャパンフィッシングショー横浜でその全貌が明らかとなったので、スペックや新技術のフルカーボンモノコックグリップ、スパイラルXコアについてまとめました。
目次
18ポイズンアドレナ、フルモデルチェンジの動画
横浜で行われていたジャパンフィッシングショー2018にてNEWポインズンアドレナのプレゼン動画を秦拓馬プロがアップロードしてくださいました。
携帯性に優れた2ピースモデルも発売が決まっており、新技術のフルカーボンモノコックグリップ、スパイラルXコアが搭載。
上位モデルのポイズングロリアス、さらにはシマノバスロッドの最高峰、ワールドシャウラにもフルカーボンモノコックは採用されていないというから驚きですね。
まだ中価格帯のアドレナに先陣をきって搭載されてしまったので、今後上位モデルと技術はさらに上を行くとなるとロッドの進化は今度どうなるなのか非常に興味深いです。
現時点ではもうアドレナさえあれば、他にバスロッドはいらないというような感じですよね(笑)
他はデザインやハイエンドモデルのブランドで付加価値を付けてロッドを売る時代なのかもしれません。
唯一、ガイドがステンレスフレームなので価格を抑えることができているのでしょうか?
上位モデルのロッドはチタン製のガイド。
そこで価格差が生まれているのかもですね。
フルカーボンモノコックグリップとは?
これだーー
NEWアドレナ 初公開っフルカーボンモノコックグリップで
超絶進化 pic.twitter.com/upMpARdTZy— 秦拓馬 (@hatatakuma) 2018年1月19日
今回のNEWポイズンアドレナの目玉となったフルカーボンモノコックグリップについて解説します。
カーボンモノコックグリップとは簡単にいうとグリップ部分を中空カーボンむき出しの状態にして、ロッドの感度を飛躍的に高めたシマノの技術です。
通常ロッドのグリップにはコルクやEVA素材が使われているのが一般的ですからね。
前モデルのポイズンアドレナに始めてカーボンモノコックが採用されて、その感度のよさに驚きました。
スピナーベイトやバイブレーションを巻いてきた時に感じる振動をロッドのグリップを脇に挟んだり、体に当てたりすることで通常のロッドよりも増幅して感じることが出来ます。
水中になにがあるのが、ストラクチャーやボトムにある障害物にルアーが当たった時やバスのバイトがあった時に手に取るように感じることができるので、バスが釣れなかったとしても使っているだけで楽しいロッドであると僕は実感しています。
今回のフルカーボンモノコックグリップは前モデルより振動伝達率約28%UP。
リールシート後方のグリップまでもがカーボンとなりました。
旧モデルのアドレナはグリップはEVA素材だったので、グリップ部分までもがカーボンになるとどういった使い心地になるのか、非常に楽しみですね。
動画ではトランポ水野プロがあまりにも感度がよすぎて慣れるまで違和感があったようです。
どこかにルアーが当たるとすべてバスのバイトではないかと感じるぐらいということなので、ヤバいですよね?
オカッパりからのバス釣りでは魚探変わりになるロッドともおっしゃっていたのでプロも納得する技術を是非体感してみたいと思いました。
カーボングリップは滑りやすい?強度面は?
グリップ部分がカーボンとなったのでロッドが濡れたりすると滑りやすいのではないか?
という意見がTwitterなどのSNSでは上がっています。
まだ僕も本物を触っていないので何とも言えないのですが、カーボン素材にクッション性のある滑り止め加工(マットコーティング)を施したことで滑りにくいということです。
また、グリップは力をこめる部分なので、カーボン素材になったことによりグリップ部分の耐久性に少し不安になってしまいますよね?
これは実際に大阪のフィッシングショーにいった時に自分で触ってみてグリップの感触を確かめたいと思います。
【2月3日追記】
フィッシングショー大阪2018に行き、実際に新ポイズンアドレナを触って来ました!
結論から言うと個人的な意見としてはコルクやEVA素材の方が滑りにくいと感じましたね。
滑り止め加工が施されたということですがツルツルでした。
雨の日や手に汗をかくと滑るような気がします。
リールをロッドに着けてパーミングするとグリップに触れている部分の手は少しなので、そこまで影響はないのかもしれませんが…
デザインについてはやはり旧アドレナの方が好みですね。
しかし、感度についてはフルカーボンモノコックグリップでかなり上がっているのを実感出来ました。
グリップが滑りにくい素材なら最高だったのですがね…
ついでにポイズングロリアスのベイトはほぼ全部触りましたが、新アドレナより欲しくなってしまいましたよ(笑)
デザインがポイズンシリーズで一番好きでカッコいい!
スパイラルXコア搭載
スパイラルXとはシマノの技術でカーボンテープをスパイラル状に巻き三層構造にしたことで狙ったスポットに的確にキャスト出来る。ロッドを軽量化してパワーを上げることが出来るメリットがあります。
スパイラルXコアはさらに技術を進化させ、スパイラルXとの比較でネジリ強度は最大約10%、つぶれ強度は最大15%アップさせました。
この技術はハイエンドモデルのシーバスロッド、エクスセンス∞、ポイズンアルティマの新モデル1610L-BFS、村田基さんのドリームロッド、ワールドシャウラにしか今の所、採用されていないので中価格帯のNEWアドレナにも採用されるのは驚きを隠せませんね。
また、1ピースロッドに関してはアルティメットブランクスデザインという、ロッドの目的の部位に高弾性、中高弾性、低弾性の素材を使い分けることによって更なる感度の向上やアクションやキャストがしやすくなっている技術が使われています。
18ポイズンアドレナのラインナップ
・ワンピースモデル・ベイト8種
163L-BFS
163M
166MH
1610M
1611M+
172H
173MH
174H-LM 2
スピニング4種
261SUL-S
264UL
266L
267ML
・センターカット2ピースモデル・ベイト3種
166ML-2
1610M-2
172H-2
スピニング3種
264UL-2
266L-2
276M-2
詳しいスペックについてはシマノのホームページをご覧下さい。
⇒ポイズンアドレナのスペック
⇒ポイズンアドレナセンターカット2ピースのスペック
個人的はベイトモデルのセンターカット2ピースのMH、150gまで投げることが出来るXHクラスのビッグベイト専用のロッドが欲しい所。
今の所、ラインナップにないので後から追加で発売されるかもしれませんね。
18ポイズンアドレナの発売日・予約は?
1ピースモデルが2018年の3月下旬
センターカット2ピースモデルが2018年5月に発売予定です。
価格帯は旧アドレナとほぼ同じでネットや釣り具店で2万円後半~3万円前半ほどの値段になると思われます。
予約は楽天市場で可能です。確実に発売日にゲットしたい方は予約しておく方がいいでしょう。
最後に
2018年の新しいポイズンアドレナについて解説してきました。
個人的にはデザインは今手元にある旧ポイズンアドレナの方が好みのような…
実物を見ていないので何とも言えませんが(笑)
今回のデザインはネットでも意見が分かれており、ダサいという人もいれば、絶対に買うという人いて第2世代のアドレナは賛否両論です。
技術的にはフルカーボンモノコックグリップとスパイラルXコアで最新のものが搭載されているので非常に魅力的。
実際に触ってみると絶対に欲しくなってしまうんでしょうね(笑)
2月のフィッシングショーに行くのが楽しみになってきました!
もし購入したらインプレ記事を書きますので参考にしてみてください。
新しい情報が入りましたら追記していきますね!
旧ポインズンアドレナのインプレ記事はこちら!
⇒ポイズンアドレナ172MH-2ピースのインプレ!
旧アドレナも好きなんです(笑)