こんにちは、釣りYouTube、STELLA PLANET(ステラプラネット)のHAJIMEです。
ついに、釣り人なら誰しも憧れるシマノの最高峰フラッグシップリール、19ステラSW14000XGを購入!
釣りYouTuberのフィッシングギャング、宮城梓さんのGTプレゼント企画に当選したことがきっかけでした。
この企画に当選していなかった恐らく買うことはなかったでしょう。
「ヤバい!当たったからにはもう後戻りはできない!GT(ロウニンアジ)タックルを買うしかない(笑)」
「夢のGTを釣り上げるんだ!」
最初は19ステラSW8000HGを購入しようか迷っていたのですが、トップの釣りをするなら巻き取り量の多いXGがいいとGT船の方にアドバイス頂きました。
今回は19ステラSW14000XGのインプレ、レビューを紹介!
前モデルの13ステラSWとも比較しますので、参考になれば幸いです。
目次
19ステラSW14000XGと前モデル13ステラSW14000XGを比較
先ずは19ステラSW14000XGと前モデルの13ステラSW14000XGのスペックを比較してみます。
品番 | ギア比 | 実用ドラグ力(kg) 最大ドラグ力(kg) | 自重(g) | スプール寸法 (径mm/ ストロークmm) | PE糸巻量(号-m) | 最大巻上長 (cm/ハンドル 1回転) | ハンドル長(mm) |
19ステラSW14000XG | 6.2 | 18.0 25.0 | 675 | 68.6/22 | 6-300、8-200、10-165 | 134 | 80 |
13ステラSW14000XG | 6.2 | 18.0 25.0 | 690 | 68.6/22 | 6-300、8-200、10-165 | 134 | 75 |
先ず注目すべき点はリールの軽量化 です。
19ステラSW14000XGの自重は675g
前モデルは690gなので15g軽量化 されています。
【ヒートシンクドラグ】
後で詳しく書きますが、ヒートシンクドラグというスプールの熱を放出する冷却システムを搭載し、より大物とのやり取りもしやすくなっています。
【Xプロテクト for ラインローラー】
Xプロテクトと呼ばれるラインローラーにも防水を施し、前モデルよりベアリングの耐久性が10倍以上。
【インフィニティドライブ】
インフィニティドライブで前モデルより巻きが軽くなっています。
またハンドルの長さが80㎜と前モデルより5㎜大きくなっており、より軽い力で巻き上げることが出来るので大物とのファイトでも安心出来ますね。
YouTube動画でも19ステラSW14000XGのインプレを紹介していますので、実際のドラグ音や巻いている時の音など参考にしてみて下さいね!
19ステラSW14000XGのインプレ
デザインは19ステラSWは13ステラSWと比べて、ほぼ同じですが、ハンドル部分がゴールドからブラックになり、スプールのデザインが個人的にはカッコよくなりました。
このモンスターの爪で引っかかれたような肉抜きの穴は見ているだけでカッコいいですね!
ドラグ音はやはりシマノのフラッグシップ、いい音を奏でています!
早くドラグを引き出されるぐらいの大物とやり取りしてみたい!
ドラグノブを外してみるとこのような感じです。
裏からみるとヒートシンクドラグの文字が。
14000番のハンドルノブはフットボール(卵)型で握りやすいようになっています。
最初は使い慣れていなかったので練習の段階で親指にマメが出来ました(笑)
個人的には8000番までの丸いハンドルが見た目は好みなんですけどね…
少ししたら夢屋アルミラウンド型パワーハンドルノブ ブラック/ゴールド サイズL にしたいと思っています。
合わせるロッドはオフショアGTロッド、天竜から出ているスパイクトラベルSK803S-H
飛行機の遠征でも楽に持っていけるように、3ピースモデルを購入。
シマノのコルトスナイパーS1000XH-3も所有しているので、ショアからはこちらのロッドでやっていこうと思っています。
磯からの青物、ヒラマサ、ブリをトップでやるには最適ですね。
個人的には3ピースロッドの方が携帯性に優れており、持ち運びに便利。
近年パックロッドが釣り具メーカーからたくさん出てきているので有難いです。
リールのカバーは高級感があります。
専用のがっちりした素材の袋がついていました。
19ヴァンキシュはペラペラの袋だったので、やはりSTELLAは特別だということですね。
ハンドルを外して収納することが出来ます。
最初ハンドルは左ハンドル仕様になっています。
僕は右巻きなので付属のネジを交換して、右巻きに変更 しました。
説明書が入っているのでマイナスドライバーで簡単に交換できます。
ラインはバリバスのSMPの8号を200m巻いています。
PE8号が200m丁度スプールに巻けます。
GT狙いではこのPEラインがよく使われているようで、エアノットが起きた時もワセリンを塗って引っ張れは強度が低下することなく使えるライン です。
自重は675gは重い?
19ステラSW14000XGの自重は675gです。
前モデルより、15g軽量化 されていますが、初めて手に持ってみた時の感想は重いでした(笑)
今までツインパワーSW6000HGを使っていたので尚更ですね。
425gから250gアップなので小型のスピニングリール一つ分の重さです。
しかし、ロッドに合わせてキャスティングしてみるとそれほど重さを感じることはありませんでした。
投げているルアーは100g越えのペンシルベイトなので、これぐらい自重があったのが安心出来ましたね。
ツインパワーSW6000HGを購入した時も最初は重いと感じていましたが、今はこれぐらい重くないと安心できません。
バスロッドやシーバスロッドだと軽すぎて不安になりますからね(笑)
「こんなに軽くて大丈夫?笑」
「ヘビータックルで重いルアーを投げたい!」
と思ってしまいます(笑)
個人差はありますが、慣れたら675gの自重でも一日キャスト出来るだけの体力は付くでしょう。
Xプロテクトでラインローラー(ベアリング)の耐久性が前モデルの10倍以上
シマノの防水技術Xプロテクトがラインローラーにも採用 されました。
なんとベアリングの耐久性は前モデルの10倍以上というから驚きですね。
以前のステラはベアリングが錆びてしまい、定期的な交換が必要でした。
ベアリングが錆びると巻き取りがスムーズに行えず、ドラグの出も悪くなるのでラインブレイク等トラブルの物となります。
このベアリングの耐久性が向上したことで、長く使えますよね。
オフショアの釣りはまだ数回しかないのですが、ショアよりも過酷です。
特に船が移動するときに海が荒れているとリールに潮を被るので、中価格帯以下のリールだと塩噛みを起こしてしまい、すぐに壊れます。
船が移動するときだけ、キャビンの中入れてもいいですが、かなり面倒くさい。
移動後すぐにキャストの体勢に入りたいですからね。
このラインローラーのXプロテクトによりリールを安心して長く使えるようになりました。
ヒートシンクドラグ搭載
ヒートシンクドラグとはドラグ部分で発生した熱を外に逃がす冷却システムです。
スプールが高回転して熱くなると熱ダレを起こして、ドラグ力が低下し、PEラインも熱を持つことによって痛んだり、ラインブレイクの危険性が上がります。
そのような事態を未然に防ぐため、ヒートシンクパネルが熱を外に逃がして安定したドラグ性能を維持してくれるというわけですね。
10000番と14000番にヒートシンクドラグが搭載 されています。
「なんで8000番には搭載されていないんやろ?」
と思い、フィッシングショーに行った時に開発担当者の方にお聞きしたところ、ヒートシンクドラグはGTやマグロ、巨大ヒラマサなど大型の魚を対象としており、8000番だと10キロクラスの青物(ブリやヒラマサ)なのでそれほどドラグを出される心配がない。
それよりも8000番は軽量化を優先 したのでヒートシンクドラグを付けなかったと回答頂きました。
インフィニティドライブで巻きが超軽い
インフィニティドライブとはメインシャフトの回転トルクを約30%低減させ、大物がかかり高負荷がかかっても楽に巻き取れるようになっています。
前モデルの13ステラSWと19ステラSWを巻き比べてみましたが、巻きの初動から高回転するまで明らかに、19ステラSWの方が軽くなっていました。
XG(エクストラハイギヤ)になると巻いた時は少し重いのですが19ステラSWは違いましたね。
巻きが軽いと、釣り人の負担が軽くなりますし、潮目の変化をとらえやすいので、必然的に釣果アップに繋がります。
大物のブリやヒラマサが磯際やテトラ際でヒットした際、パワー負けせずに巻いてこれるので、魚のキャッチ率も向上!
やり取りは確実に楽になりますね!
134cmの巻き上げ長でキャスティング(トップ)に最適
今回、シマノの別注ヒラマサやヘッドティップ、マリアのラピードなどダイビングペンシルやポッパーを使ってみました。
ハンドル一回転134cm の巻き上げ長はトップの釣りで糸ふけを回収するのがめちゃくちゃ楽 ということがわかりましたね。
オフショアキャスティングの場合、船を流しながら釣りをするので、糸ふけを素早く回収してアクションしないと隣の人とお祭りしてしまい釣りにならないんです。
トップの釣りをするならXGがおすすめです。
反対にショアジギングやジギングだと、XGだと深い場所からメタルジグをシャクリ上げてくるのは重いかもしれません。
HGやPGにした方が楽でしょうね。
釣り人の所有欲を満たすリール
何とってもステラはシマノのフラッグシップリール!
これ以上高級なリールはないわけです。
ツインパワーやそれより下のリールを使っているとやっぱり、ステラに憧れを持つ釣り人は多いですね。
僕もその内の一人です(笑)
中学生の頃、お金持ちの同級生の釣り仲間でステラを使っている人がいましたが、やはりみんなから嫉妬の嵐でしたね(笑)
「ステラなんか下手なやつが使っても意味がない!」
「ステラってこんなもんなん?巻き心地も他の安いリールと変わらんやん!」
そんな批判を言うくせに内心はみんな欲しくして欲しくてたまらないのです(笑)
ただ釣りをするだけと言うのであれば、激安のタックルとリールがセットになったものでも十分出来るのですが、カッコよさ、最高の巻き心地、耐久性、大物がかかった時の安心感、所有欲を満たしてくれるのはステラ。
自己満足ではありますが、釣りに対するモチベーションも上がります。
釣り場で自慢できるのがステラであると言えますね!
19ステラSW1400XGのスプールの互換性は?
19ステラSW14000番の互換性は
- 13ステラSW8000PG
- 13ステラSW8000HG
- 13ステラSW10000PG
- 13ステラSW14000XG
- 19ステラSW10000PG
計5つの機種でスプールを交換することが出来ます。
他の番手のスプール互換性についてはシマノのホームページに詳細があります。
⇒19ステラSWのスプールの互換性
また夢屋のパーツとしてパワーフッキングスプール というものがあり、ドラグの初動を意図的に滑りづらくし、フッキング性を重視したものも発売されています。
替えスプールとしてPEラインを巻いたものを予備として持っておくと遠征釣行でも安心ですね。
8000番サイズのみ専用設計
8000HG、8000PGには専用設計となったコンパクトローターとなりました。
以前のモデルだと8000番にも14000番のスプールを付けることが出来たのですが、今回は互換性がありません。
その代わり、回転慣性を約20%低減させることに成功!
ヒートシンクドラグは搭載されていませんが、よりコンパクトで軽量、軽い巻き心地となりました。
PEの2号や3号、太くても5号までしか使わないというのであれば8000番がおすすめですね。
僕自身もGTをやらないのであれば19ステラSW8000HGにしていました。
沖縄GT遠征で19ステラSW14000XGを使ってみたインプレ動画
人生で2回のオフショアは沖縄で夢のGT狙い!
フィッシングギャングの宮城梓さんと一緒に行ったオフショアGTキャスティングは楽しかったですね。
動画内で使っているので、是非参考にしてみて下さい。
それにしてもジョイクロの尺ワンでGTのバイトがあったのはビビりましたね!
今度は僕もバス用のビッグベイトで狙ってみます!
最後に
19ステラSW14000XGのインプレ、レビューと言うことでお届けしてきました。
まだ魚をかけていないので、すべての性能を体感してはいませんが、デザイン、巻きの軽さ、リールの耐久性はやはりシマノのフラッグシップ。
実際に手に持ってみてハンドルを回した瞬間に感動しましたね!
ステラSWを手にしたからには夢のGTや20キロオーバーのヒラマサにもチャレンジしていきたいです。
オフショアは船酔いがヤバいということが発覚したので、ショアGTというさらに難しくなってきてしまいますが、何とかゲットしたいですね。
是非あなたも19ステラSWを手に取ってみて下さい。
このリールの巻き心地を体感してしまうともう他のリールには戻れません(笑)
19ステラSW8000HGのインプレ記事を見る。
19ステラSW8000HGのインプレ!ショアジギングでヒラマサ狙いにおすすめなリール