こんにちは、釣りYouTuber、STELLA PLANET(ステラプラネット)のHAJIMEです!
ここ半年ほどショアジギングで青物を狙うのに通っていた淡路島の翼港が台風20号によって被災!
復旧するまで立ち入り禁止になってしまった為、他の釣り場を探していました!
そこで目を付けたのが、翼港から近い距離にある「岩屋一文字」
10回ほど通ってみて、駐車場の位置や青物が釣れるポイント、攻略法がわかってきたので解説したいと思います。
是非参考にしてみて下さいね。
目次
岩屋一文字とは
岩屋一文字は岩屋渡船が運営している防波堤で、新波止、旧波止、ケーソンの三ヶ所に渡ることが出来ます。
ショアジギングで青物の実績が高く、大型のブリ、カンパチも釣れているので夢があるポイントですね。
他にはアジ、イワシ、アオリイカ、グレ、ガシラ、アコウ、タコ、タチウオなど多種多様な魚が釣れます。
大型のコブダイ、カンダイの有力ポイントでもあります。
真冬は大サバが釣れることでも有名。
船長さん曰く、この場所で釣れるシーバス(スズキ)は脂がのっていて絶品なんだとか。
ブリを釣るより、シーバスを釣る方が褒められます(笑)
淡路島は遠征のイメージがありますが、岩屋渡船は明石海峡大橋を渡ってすぐの場所にあります。
大阪市内から高速を使って約1時間で到着する為、近いですね。
橋を渡ると料金が高くなると思って控えていましたが、最近淡路島のきれいな海の釣りに慣れてしまい、神戸や南港の汚い海で釣りをする気が起きなくなってしまいました…
それに綺麗な海の方が魚も美味しい!
人間慣れとは怖いものです(笑)
岩屋一文字の設備・駐車場
- 営業日 毎週金~月曜日 祝日
- 営業時間 4月~12月 AM4:00~PM8:00
1月~3月 AM5:00~PM8:00
※月曜日のみPM5:00まで営業
- 料金 1500円(中学生以下は無料)
- 船長携帯電話 080-4766-7745
氷の販売・ライフジャケットの貸し出しあり。
もし釣行を予定されている方は前日に船長に確認電話を入れておく方がいいですね。
駐車場は無料で止めることができる箇所が約15台ぐらいです。
休日になれば前日から並んでいる車が多く、あまりにも人が多いことから諦めようとしたこともあります(汗)
一番のりだとこの写真のスペースに停めることが出来ます。
先着4台のみ。
乗り場から目と鼻の先なので一番便利ですね。
次に近いのが、渡船乗り場の裏側にあたる淡路島岩屋漁協の契約駐車場。
土日と祝日は契約駐車場の1~7までの番号の所に無料で駐車出来ます。
そして穴場で知られていないのが、淡路信用金庫の契約駐車場
赤丸の2台のみ駐車することが可能。
土日と祝日のみ、釣り客に提供してるそうです。
それ以外の場所は空いていたとしても駐車禁止なので、船長さんから有料駐車場に移動するように言われます。
渡船乗り場から200メートルほど離れた所にあるのが岩屋ハーバーパーキング。
一日500円で駐車出来ます。
青物が釣れだすと、土日祝はすぐに埋まってしまうので注意。
ちなみに、3時半に現地に到着した時はすでに、満車になっていました(汗)
フィッシングマックスの釣果情報に岩屋一文字が掲載されると人が多くなり混雑しますね。
最後は岩屋渡船から800mほど離れた位置にある岩屋漁港駐車場。
無料の駐車場でスペースも広い為、満車になることはないですが、かなり歩かなければならない為、釣りに行く前に疲れてしまいますね。
出来るだけ早めに行って、上記で紹介した近い駐車場に停めて仮眠しておく方がいいでしょう。
トイレはこのドアの感じから和式トイレから思いきや
「何やこれ!めちゃくちゃきれいやん!」
開けてびっくりなんと洋式トイレでウォシュレット付。
これなら女性の釣りガールでも安心して釣りに来れますね。
トイレや納竿の時は船長の携帯電話に連絡すればすぐに迎えに来てくれます。
岩屋一文字の青物のポイント
岩屋一文字は新波止、旧波止、ケーソンの3か所あり、それぞれのポイントについて解説します。
新波止
一番人気のある波止は新波止で潮通しがよく、青物の実績が高いです!
渡船乗り場から目と鼻の先で5分ほどで到着します。
水深は深い場所で15メートルほどあり、ショアジギングをやるには最適。
潮の流れが激流の時間になると底を取るのに85g~100gの重さのジグは必要になってきます。
僕が行った時は、外向きで青物のナブラ、内向きでもシーバスやタイ、青物のボイルが発生し、上手くタイミングがあったアングラーは爆釣していました。
ナブラは朝5時~6時頃までに発生することが多いです。
朝の時合いを逃すと、釣れる可能性はグンと下がってしまいますが、単発のボイルは昼からでも起こっており、特に内向きで発生していました。
体力が残っているのなら出来ればお昼~夕まずめまでも待つといい思いが出来るかもしれません。
堤防の外向きの幅は約150cmぐらいあるので、広く怖さはあまりないですね。
高さは5メートルのタモでも十分届きます。
神戸の7防や武庫川一文字は約1メートルと狭い為、慣れていないと最初は怖さを感じるかと思います。
ただし、内向きの幅は場所によっては狭いの上から誤って魚を落としてしまうとそのままリリースということになります(笑)
釣れた魚を抜き上げると、落としてしまうことが増える為、できればタモを使って丁寧にランディングする方がいいですよ。
梯子は台風で破壊されてしまったのか新しくなっていました。
梯子か階段の設置感覚は少ないのでできれば、梯子に近い場所で釣りをする方が便利。
おすすめのポイントは赤印より下の場所です。
なぜかこの場所はルアーでの釣果がよく、ナブラが発生する確率も高いです。
一番乗りでいかないとすぐに取られてしまうポイントの為、この場所を休日に取るなら激戦ですね(笑)
のませ釣りをするなら新波止の一番南になる白灯台でやる方がやりやすいかと思います。
旧波止
旧波止は新波止に比べて潮通しが悪く、テトラ帯なので、あまり人はいないですね。
渡船乗り場から1分ぐらいです。
テトラも高さがあるので、落下したらかなり危険なのと、ランディング時の難易度が上がる為あまりおすすめ出来ません。
しかし、のませ釣りで大型のシーバス、青物もルアーで釣れているので、混雑の中釣りをするとストレスが溜まる方は選択の余地があります。
ケーソン
ケーソンは明石海峡大橋に一番近いエリアにある波止です。
渡船乗り場から10分ほどで到着します。
堤防の幅は広く安全なので、ファミリーで釣りをするならケーソンが一番向いています。
ルアーをキャストできる範囲の水深が7メートル前後と浅い為、ナブラやボイルが発生しない限り青物が釣れる可能性は低いかもしれません。
浅い為、潮の流れが速くなっても60gのジグがあれば底は取れます。
僕が行った時は内向きでシーバスのボイルがあり、コアマンのIP26のメタルバイブで可愛いセイゴが釣れました!
釣果情報によると1日に15匹以上青物が釣った方がいるそうです。
ルアーはダイワのセットアッパー。
なぜかこの方しか釣れていなかったそうなので、ルアーのカラーやボイルが発生していても通すコースが重要ポイントなのかもしれません。
後から調べてみると、釣ったのはオーナーばりスタッフの西浦 伸至さんだったようです。
この方はめちゃくちゃ釣りが上手い方なので、ミノーのセットアッパーを使ったからと言って誰でも釣れるわけではないですね。
動画やブログ記事で勉強させて頂いております。
おすすめポイントはケーソンの先端にある灯台付近です。
この場所はルアーを左側の潮の流れにのせて流せるので隣とお祭りせずに快適に釣りが出来ます。
ただし、金曜日から通し・夜釣りをしている方が真っ先に場所取りしているのでなかなか入るのは難しいかもしれませんね。
ケーソンはベイトとなるイワシが寄っているかが釣果に大きく影響してくるので、前日の釣果でケーソンなのか、新波止なのか選択するのが運命の分かれ道かもしれません(笑)
ちなみに僕が行った時は新波止は青物不発、ケーソンではブリが上がっていました。
「次はケーソン行ってみよう!」
ということでケーソンに行くと青物の気配皆無…
こればかりは運ですね(笑)
岩屋一文字ショアジギング釣行レポ
約1ヶ月ほど前にはなりますが、9月17日、岩屋一文字に行って来ました。
この日は深夜から明石でタチウオ釣りに行ってからの釣行。
早く行かないと場所がなくなりそうだと思っていましたが、タチウオが釣れる釣れる!
14匹ほど釣れたので満足し3時半頃、岩屋渡船に到着!
ついてびっくり長蛇の列です!
まるでUSJの乗り物待ちぐらい並んでいます(笑)
もう3時間ぐらい前から行かないと場所の確保は難しそうです。
近くの有料駐車場は満車状態でどこに車を止めていいのかわからない。
「これは朝の時合いに間に合わないし、帰った方がいいかも!」
釣り仲間に連絡すると、少し離れるけど岩屋漁港駐車場が広くて空いている可能性が高いということでそちらに行ってみました。
場所は上記の駐車場に関する所に記載しています。
岩屋漁港駐車場はガラガラ。
車を停めて、タックル、クーラーボックスを持ってダッシュで向かいます!
汗だくになりながら渡船乗り場に到着すると、まだ新波止の釣り場は空いていると船長さん。
何とか間に合い、釣行開始です。
ナブラが発生
ついて早々、5時半頃に鳥があちこちで飛び回り、釣れる気配が出てきたタイミングでナブラ発生!
ショアジギをやっていて一番興奮する瞬間ですね(笑)
明石海峡大橋を見ながらの釣りはロケーションも最高!
自分より、左側にるアングラーは大きく竿がしなっているのが見えました!
「これはナブラが目の前に来たらチャンスや!」
徐々に寄ってきていたので、ビッグバッカー107HWを使って表層を巻いているとHit!
お気に入りカラーの超サゴシスパークです!
サバかなと思いましたが、上がってきたのはサゴシでした!
これでボウズ回避!
前回岩屋一文字に来た時は時合いの時にライントラブルを起こしてしまい、ボウズでしたからね(笑)
ビッグバッカーでハマチゲット!
その数分後、同じビッグバッカーの表層早巻きでバイト!
「おーめっちゃ引く!」
上がって来たのは45アップのハマチ!
シーバスタックルなのでよく引きました!
やっぱり青物の引きは最高!
メタルバイブはビッグバッカーされあれば他はいらないですね。
それぐらいよく釣れます!
ビッグバッカー107HWのインプレ記事はこちら!
⇒ビッグバッカーの使い方とインプレ!青物・タチウオにおすすめなメタルバイブ
撃投ジグでもハマチ
ナブラは終わり、表層に青物の気配がなくなったので今度は撃投ジグ85gのピンググローで底付近からシャクリ上げていると先ほどと同サイズがHit!
やはり信頼の撃投ジグは釣れます。
撃投ジグの詳しいインプレ記事はこちら!
⇒青物に最強!撃投ジグの使い方とインプレ!おすすめアシストフックも徹底解説!
釣り仲間も連続でHitし、かなりいい感じの時合いとなりましたね。
時間は15分前後だったので、短時間勝負ではありますが、楽しい時間となりました。
その後は全くアタリがなくなったので12時頃に納竿。
タチウオを含めると大漁釣果となりました!
道の駅あわじの生しらす丼が美味しい!
今年10回以上淡路島には通っているのですが、初めて淡路の道の駅を訪れてみました!
海千館では名物の生しらす丼をはじめとして穴子やブリの海鮮丼が人気。
今回は名物の生しらす丼を注文してみました!
- 値段は900円
- ご飯大盛り50円
- 味噌汁50円
「これがめちゃくちゃ美味しい!」
なぜ今まで食べなかったと思うぐらいの絶品丼です。
これからは淡路島に来た時は道の駅で生しらす丼もセットにしたいです(笑)
岩屋一文字から車で5分程度の距離なので、昼間まで釣りして帰りに道の駅で生しらす丼を食べるプランがおすすめ。
お昼の時間は混雑するので、平日か11時頃までに入れば空いています。
また明石海峡大橋の下は釣りは禁止されていると思っていましたが、釣りは出来るようです。
この日釣り人はいましたが、特に注意されることもなく堂々と出来ていました。
このロケーションで釣りが出来ると日頃のストレス解消になりますね。
真下は日陰にもなるので夏は快適。
駐車場には「釣り、サイクリングで長時間駐車禁止」と看板があり、駐車場の警備員に話を聞いたところ、臨時駐車場に止めなければ、釣りはしてもいいとのこと。
長時間駐車禁止とあるので、朝から晩まで止めると道の駅に来た観光客の駐車スペースを取ることになり営業妨害となるので、できれば営業時間外の朝の時間帯や夜限定の方がいいですね。
魚も昼間はサビキくらいしか釣れませんので…
しかし、限りなく禁止に近い場所なので、釣り人のマナーの悪さによっては完全に禁止されてしまう可能性も高いです。
自分の出したゴミは持ち帰るのは当たり前として、清掃活動など釣り人がいた方がきれいと思われる環境になれば今度も釣りが出来そうです。
この場所は便利なので後世に残したい釣り場ですね。
やはり年々ゴミが増えたことが原因のようです。
今の所、釣り禁止の看板はありませんが、完全に禁止されるのも時間の問題ですね。
全国の漁港は表向きは関係者以外立ち入り禁止のグレーですので、トラブルを起こさないようにしましょう!
淡路島岩屋一文字でショアジギング実釣動画
今回の釣行をYouTubeにアップしました!
動画で岩屋一文字の雰囲気など参考にしてみて下さいね。
また岩屋一文字で巨大ナブラが発生しました!
マイワシの群れですが、これほど大きいのは見たことがなかったので驚きましたね。
手前はボラの大群(笑)
ナブラが湧くと高確率で青物が付いていることがあるのでテンション上がりますよね!
最後に
淡路島、岩屋一文字の駐車場、ショアジギングの青物ポイントについて解説をしてきました!
秋本番のこの時期はメジロやブリサイズが連発しており、ショアから大型青物が釣れる可能性が高いです。
最近はベイトとなるアジが多くなり、のませ釣りする釣り人が多くなったことからルアーに反応する個体が減ってきています。
ルアーで釣るには朝一番の時間帯が釣れる可能性が高く、ナブラが発生すればルアー釣行の方が有利。
青物を釣るにはのませをやりつつ、ジグでもやる方が確立は上がるかと思いますね。
是非、週末は岩屋一文字で釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか?
前日から車で並ぶのがしんどい方は民宿に泊まるという手もあります。
岩屋渡船の目の前にある民宿いかだやに一泊して温泉につかりながらライトアップされた明石海峡大橋を見るのは格別ですね。
まれにカンパチも釣れているので一発大物を狙うには夢が詰まっているポイントですよ!
淡路島の他の青物釣りポイント記事
⇒【淡路島】翼港でショアジギング!青物の釣りポイント・攻略法を徹底解説!
⇒【淡路島】沼島でショアジギング!青物(ブリ)の釣りポイント徹底解説