こんにちは、釣りYouTuber、STELLA PLANET(ステラプラネット)のHAJIMEです。
GT(ロウニンアジ)はルアーフィッシングをする釣り人なら誰しも憧れる魚ですね。
しかし、沖縄や奄美、石垣島や海外に行かないと基本的に釣れない魚なので、ハードルが高いことも事実。
関西に住んでいる管理人にとっては夢の魚なんです。
それに、GTに関してはやる人が少ないのか、ネットで情報を探してもあんまり出てこないんですよね。
そこで、今回はGT(ロウニンアジ)におすすめルアー10選ということで紹介します。
どのルアー達も実績は抜群なのであとは信じて投げ続けるのみ。
目次
別注ヒラマサ220Fフラッシュブースト
シマノから発売されているS字系のダイビングペンシルの「別注ヒラマサフラシュブースト」
どこの釣具店でも置いている知名度の高さと圧倒的な実績があるトップです。
ヒラマサとルアー名に入っていますが、サイズ別にブリ、ヒラマサ、シイラやマグロ、GTなどあらゆるターゲットに効果的。
GT用に別注ヒラマサ220Fを購入しましたが、後から145F・160F・190Fと全サイズ揃えてしまいました(笑)
糸ふけを作ってジャークすると水面をS字に動いてアクションもさせやすいです。
今年発売された「狂鱗」カラーは本当にリアルでイワシの鱗そのもの!
魚もリアクションバイトしますが、人間もリアクションバイトしてしまいます(笑)
推奨フックはST-66(♯4/0)
ST-66(♯4/0)と同じ重さでさらに耐久性の高いSTX-68(♯4/0)も試してみました。
フックの重さはほぼ同じなんですが、形状からか若干動きが悪くなっているように感じました。
よって推奨フックはST-66(♯4/0)の方がいいですね。
ただしGTの50キロクラスだとフックが曲がったり折れたりしたという話も聞きますので、浅いリーフでの釣りでは注意した方がよさそうです。
シングルフックはトレブルフックより掛かりにくいですが、バレにくく、折れたり、曲がったりしにくいので好みに応じて使い分けるとGTを釣り上げるチャンスが増えそうですね!
オシア ワイルドレスポンス240F
240㎜のビッグサイズのダイビングペンシルが「オシア ワイルドレスポンス240F」
サイズが大きいのでアピール力が高く、サンマやシイラ、トビウオがベイトフィッシュとなっている時に効果を発揮。
マイクロベイトを捕食している時に有効な「透鱗」トウリンイワシカラーもあります!
ルアーの自重が137gでトレブルフックの自重を合わせると150gオーバーなので、GTロッドの中でも投げるに硬いヘビーロッドが必要になってきます。
このワイルドレスポンスでシマノのソルトウォーターインストラクター福井 健三郎さんがトカラ列島にて51キロの巨大GTを釣り上げられています。
編集でファイトシーンは短縮されていますが、かなり楽々と釣られているのが驚きですね。
フィッシングギャングの宮城梓さんもこのルアーでGTをゲットされています。
オシア ヘッドディップ 200F フラッシュブースト
オシア ヘッドディップ 200F フラッシュブーストの最大の特徴はボディに内臓された反射板。
この反射板(フラッシュブースト)がルアーを動かしていない時でもキラキラと輝き続けるのでアピール力がめちゃくちゃ高いです。
GTに対してはアクションさせてポーズ中にもわずかな振動でアピールさせることが出来るため、ナブラに投げてほっておくだけで釣れてしまうルアーですね。
人間も思わずこの輝きに魅了されて、リアクションバイトしてしまうので魚にも効果は絶大です(笑)
ただ、場合によってはこのフラッシュブーストのアピール力がマイナスになってしまうこともあるかと思いますので。状況によって使い分けると釣果アップするでしょう。
ボディ内部に重心移動システムが入っているので、上記の紹介した別注ヒラマサやワイルドレスポンスより飛距離が出ます。
ダイビングアクションも僕の個人的な感想でいえば、別注ヒラマサよりミスダイブなく使えるといった印象がありました。
シマノインストラクターの鈴木斉さんはオシア ヘッドディップ 200F フラッシュブーストのプロトモデルでクロマグロの130キロという超巨大サイズを釣り上げられているので実績は申し分ないですね。
ラピードF230
ヤマリアから発売されているのが「ラピードF230」
青物のブリやヒラマサ用とされていますが、GTにも対応しています。
貫通ワイヤー採用で対自重60キロまで持つのでGTの最大クラスの大物でも安心。
細身のシルエットで空気抵抗が少なく、後方に配置されたウエイトにより圧倒的な飛距離が出ます。
個人的に投げてみると別注ヒラマサ、ヘッドディップより飛距離が出ました。
100gという自重が僕にとっては疲れにくく投げ続けることができる重さなので重宝していますね。
アクションもさせやすく、水面を速く引いてもミスダイブが本当に少ないです。
どこの釣具店でも置いているぐらいに有名で手に入りやすいので、手持ちのルアーコレクションの一つ加えておくと活躍してくれますよ。
カラーは「血みどろイワシ」にしてみました。
視認性の高いピンクイワシもおすすめですね。
GTを釣るのにカラーはそこまで重要な要素ではないので自分の好きなカラーでいいと沖縄GT、ノアマリンの船長さんがおっしゃっていました。
ヤマリアの公式YouTubeチャンネルでもラピードが紹介されているので、参考にどうぞ。
マグナムミノー ベベルスイマー200
マングローブスタジオから発売されているストライクプロ マグナムミノー 「ベベルスイマー200」
水面に浮くフローティングタイプ、スローシンキング、シンキングタイプと各タイプで重さが違います。
GTはトップで釣るというイメージがあるのですが、個人的には沈むルアーの方が釣れるのではないかと思っています。
バイトシーンが見れるのがトップウォータープラグの魅力ではあるのですが、他の釣りでもそうですが、やっぱり条件が合わないとトップは食わせづらいと思うんですよね。
青物狙いのショアジギングでも活性が高くないとトップにはなかなか反応がなく、沈むルアーのメタルジグやシンキングペンシルの方が釣れることが多いです。
バス釣りでもトップより明らかにワームの方が釣れますし(笑)
ですが、GTはトップで釣るという縛り的なものが存在しているような気がします。
そんな中で唯一使われているシンキングミノーがベベルスイマー200ですね。
自重が185gでフック込みだと200gを超えるため、ヘビーロッドが必要になります。
動き自体はバスやシーバス用のミノーのようにキレイなアクションはしませんが、実績は高いです。
メタルジグをただ巻きしてきたようなアクションですね。
カーペンター ガンマ105(γ)
カーペンターから発売されているガンマ105(γ)
青物からマグロ、GTとトップと言えばカーペンターのガンマというぐらい定番になっている人気ルアーです。
実績も高く、ガンマで青物(ブリ、ヒラマサ)にマグロ、GTが釣れたという釣果情報はバンバン入ってきますね。
以前、京都の京丹後から出ている青物狙いのトップ船、ノースポイントさんを利用したことがあるのですが、アングラーのタックルのボックスに中には必ずと言っていいほど、カーペンタールアーのガンマが入っており、使っている人が多かったです。
ただ、このカーペンタールアーはハンドメイド生産のため、出荷量が限られているんですよね。
今では大手の釣具店では入手困難で置いていないことが多く入手困難。
個人店やメルカリやオークションサイトで高値で取引されているというルアーです。
またウッドルアーなので、GTの歯にやられてしまうとボロボロになって浮力の位置が変わってしまう可能性もあるそうです。
ですが、GTの実績は抜群なので、GT狙いのアングラーは一つは持っていた方がいいトップルアーですね。
カーペンター 舞姫120
こちらもカーペンターのトップルアー「舞姫120」
ガンマと似ている部分があるのですが、GTから青物(ブリ、ヒラマサ)、マグロの実績が高く、魚との距離が近い時に見破られにくいそうです。
ガンマで反応がない時この舞姫を使うと舞姫にしか反応しない魚がいたようで、マグロがヒットしたとメーカーのページに書かれておりました。
GTに関して言えば、シャローエリアのでリーフ主体の釣り場で実績が高く、表層にベイトに付いているGTの誘いだしで効果大。
カーペンター パンドラ PD155
カーペンターから発売されているパンドラ PD155
GTはトップゲームが主体な釣りですが、状況によってはルアーを沈ませた方が釣れます。
表層から中層まで攻略出来るのがパンドラ。
トップメインのGTゲームにパンドラの箱を開けるという意味で名付けられたそうです。
表層を意識していないGTにはやはりルアーを沈めた方が釣れる可能性を上げることが出来ますね。
中層を攻略できるパンドラがあれば、GTをキャッチできる確率が大幅にアップ。
自重が155gでフックを入れると180g程度になるのでGTロッドの中でも200gを投げることが出来るロッドが必要。
ブルポップ200
デュエルから発売されているブルポップ200
大き目なカップで広範囲の魚に対してアピールし、遠投性能も抜群です。
ただジャークしてポッピングさせるだけでなく、大型ルアーながら小刻みなドッグウォークアクションもさせることが出来ます。
ナブラ撃ちで移動距離を抑えたアクションをさせることが出来るので、ヒット率アップ。
GTの実績もありますのでポッパーならブルポップですね。
スカジットデザインズ パンプキン190
スカジットデザインズから発売されているGT用ポッパー「パンプキン190」
110㎜、140㎜サイズのパンプキンは釣り市場でよく見かけるのですが、190㎜サイズはオークションなどで取引されていますね。
人気が高く伝説のルアーになっているようです。
自重は110gでボディは高浮力ウッド製
遠投性能も抜群で連続で速いポッピングアクションにも対応しています。
推奨フックはオーナーばりのカルティバST66#5/0
最近、人気ベイトロッド専用メーカーの「Fishman」とコラボしたオリジナルカラー パンプキン190が発売されています。
番外編
GT用のトッププラグを紹介してきましたが、ここからは番外編です。
考えた方も多いかと思いますが、バス用のビッグベイトでGTを攻略。
ジョイクロ・尺ワン
ガンクラフトから発売されているバス用のビッグベイト、ジョインテッドクロー「尺ワン」
オフショアGTで沖縄県を代表する釣りYouTuber、フィッシングギャングの宮城梓さんがこの尺ワンでオフショアGTゲームに挑戦されています。
僕もその時一緒に釣りに同行させて頂いていたのですが、尺ワンに30キロクラスのGTがチェイスしてバイトしているシーンをこの目でしっかりと見ました!
あれは迫力がありましたね。
シングルフックだったので、うまくフッキングしなかったのですが、もし釣れていたら人類初だったのではないかと思います。
尺ワンは値段が高く2万するので、使いどころが難しいですが、もしこの30センチのルアーでGTをゲットできたら話題になることは間違いなしですね。
ダウズスイマー
ジャッカルから秦拓馬プロが開発した3連式のジョイテッドビッグベイト「ダウズスイマー220SF」
尺ワンでバイトがあるならこのダウズスイマーでもGTをゲットできるだろうと思っています。
沖縄GTノアマリンの船長さんもこのダウズスイマーを試してみたいとおっしゃっていたので、誰も使っていないからこそ釣れるのではないでしょうか?
ビッグベイトは空気抵抗を受けるとグルグル回ってあまり飛距離が出ないものが多い中、ダウズスイマーは安定感のある飛距離が出せるので風が強い海でも使うことが出来ます。
後はボディの耐久性とフックとのバランスですね。
バス用なので50キロクラスのGTのパワーに耐えことが出来る破壊設計にはなってはいないと思いますので、もし釣れた時ルアーが破壊されないかが心配ではあります。
フックも太軸のトレブルフックにすると、きれいなS字を描かず、アクションしないといった問題もありますので、試行錯誤してスプリットリング等変更してテストする必要はありますね。
ダウズスイマーでGTが釣れたら絶対に話題になるので、興味のある方は試してみて下さい。
ダウズスイマーの詳しいインプレ記事
⇒【ダウズスイマー220】秦拓馬プロの使い方とインプレを完全解説!
2023年の新商品に「ダウズジャーク190」というジャークに特化したビッグベイトが出ますが、今までの秦拓馬プロのビッグベイトの中で飛距離に特化したものなのでGTにも使えそうですね!
最後に
GT(ロウニンアジ)におすすめな定番ルアー10選ということで紹介してきました。
僕にとってはGT(ジャイアントトレバリー)は夢の魚。
まだ一回しか挑戦したことがないので、次回是非リベンジしたいです!
その前に船酔いを克服しないとダメですね。
何せ、ブランコに15分ぐらい乗るだけで乗り物酔いするぐらい弱いですから(笑)
ショアGTも視野に入れつつ、今後もGTを追い続けたいと思います。
ヒラマサ10kg、キハダマグロを釣ったらロックショアGTに挑戦します!
是非、あなたも紹介してきたルアー達で夢のGTを釣り上げましょう!