こんにちは、釣りYouTuber、STELLA PLANET(ステラプラネット)のHAJIMEです。
2021年シマノから新しく発売された、シーバス、青物用のメタルバイブ「エクスセンス、サルベージプレート 115S・115ES」
ライントラブルを徹底的に排除した作りになっているようです。
今回はサルベージプレートのインプレ、レビューを紹介!
普段よく使っているメタルバイブ、ジャッカルのビッグバッカー107HW、ジャクソンの鉄板ストロングと比較もしましたので参考にしてみて下さいね!
目次
サルベージプレートのインプレ
サルベージプレートは2種類がラインナップ!
- エクスセンス サルベージプレート115S
- エクスセンス サルベージプレート115ES
僕は堤防からの青物がメインなのでサルベージプレート115ESを購入しました!
カラーは全8色で強鱗シルバーを選択!
このウロコ模様が本物の魚そっくりですね!
シマノの鈴木斉プロがサルベージプレートの紹介をされています!
これで東京湾のボートシーバスでランカークラスをゲットされていますよ!
振動は強い
初見の使ってみての感想は振動が強くて手元にブルブルがかなり伝わってきます。
朝まずめ前の暗い時間帯や濁りが入った時でも魚にルアーの存在をアピールすることが出来ますね。
個人的には振動は弱いより、強いルアーの方が好みですが、人によっては好みがはっきり分かれる引き抵抗であると思います。
僕はこれぐらいの振動があった方がルアーを巻いている感があるので好きですね!
ロッドはある程度硬めのMHぐらいの方が巻き抵抗に巻けないでしっかりと巻けると思います!
フックトラブルを軽減するデザイン
サルベージプレートは徹底的なテストを重ねて、フックトラブルを軽減するデザインとなっています。
フロントバンパーによって着水時とフォール時のフック絡みを防止。
メタルバイブはキャスト時失敗したり、横風や向かい風が強い状況だとクルクル回転してしまい飛距離が出ず、着水時やフォール時にエビ状態になってしまうことがあります。
サルベージプレートはこれらのフックトラブルを軽減するウエイト形状となっているので、トラブルレス!
投げるたびに、エビ状態になったり、飛距離がでないと使っていてストレスになってしまいますからね。
フックトラブルが嫌いという方にはピッタリで、気持ちよく扱うことが出来ますよ!
強鱗カラーが超リアル
- 狂鱗:狂わせるほどの本物感を求めた鱗
- 強鱗:強烈なほどに刺激する鱗
サルベージプレートには狂鱗、強鱗カラーが採用されており、本物の魚のウロコにそっくりとなっています!
魚にもこのカラーが有効であることがテストで実証されていますが、まずは人間が「釣れそう!」と思うことが重要ですからね(笑)
そうすれば自然とキャスト回数も増えて、魚と出会える確率も上げることが出来ます。
強鱗カラーは釣り人のモチベーションアップにも効果ありですね。
塗装の強さはまだ使い込んでいないのではっきりとはわかりませんが、平均レベルです。
塗装が剥げたくないと言う方はウレタンコーティングした方が新品の状態を長く保つことが出来ますよ。
抜群の安定した飛距離
サルベージプレートはキャストした時、グルグル回転しにくいようになっているので、毎投安定したキャストが出来ます。
5投した平均値はシマノさんの測定結果だと
- 28g:78m
- 36g:83m
どちらも80m程度の飛距離が出ていますね。
試に僕のベイトタックルPE2号でどのぐらい飛距離が出るのか計測してみましたので、ブログ記事の後半をご覧ください。
青物は太軸フックに交換
フックサイズは#6が標準装備
シーバスなら問題ありませんが、青物を狙うならフックを伸ばされたり、折れたりするリスクがあります。
僕はオーナーばりのSTX58 #6に変更して使っています。
同じ6番でも太さが若干強くPEライン専用となっているので、強度アップ!
ブリクラスの青物でも無理なパワーファイトをしなければ折れたり、曲がる心配もありません。
フックが3つ付いているので、青物の口の中に吸い込まれたらまずバレる心配もないのがメリットです。
その代わり、口の外にかかった場合、タモ入れする時が注意
トレブルフックがタモ網にひっかかり取り込み中にバラシてしまうというリスクがあります。
僕も一度70級のメジロサイズをタモ入れで失敗してしまったことがありますね。
今でもその時の記憶が鮮明に残っており、動画でも撮影していたので、何回見返しても悔しい(笑)
その時はメタルバイブ、ジャッカルのビッグバッカー107HWを使っており、テトラ帯からの釣行です。
手前の方でベイトとなるイワシの回遊ゾーンにルアーを通したら青物のバイトが!
手前まで寄せて、いざタモ入れ!
タモに入ったと思ったら、トレブルフックがひっかかりタモの奥まで入らない!
もたもたしてたら魚が暴れてタモから逃げて行きました…
1人でタモ入れする時はもう少し、弱らせてからする方がいいですね。
それ以来、タモ入れは冷静にやっているので失敗なしです。
サルベージプレートの飛距離計測
サルベージプレートの飛距離を計測してみました!
計測に使ったのはプロックスのICデプスチェッカー。
ラインの巻き取り量で計測するので正確にはわかりませんが、おおよその飛距離はわかります。
糸ふけの分は回収してから計測するので、間違いはないはず。
やや向かい風の中、3回投げて平均を出します!
- 一投目70.5m
- 2投目75.8m
- 3投目73.3m
平均73.2m
シマノさんの計測だと36gは平均83.2m
約10mほど距離が足りなかったですね。
ベイトタックルでPE2号だとこれぐらいの飛距離になるということがわかりました。
ナブラが遠い場合は空気抵抗の少ないメタルジグの方が有利ですが、ジグでしゃくり疲れた時もメタルバイブの出番ですね!
表層から中層、足元まで広く探ることが出来ます。
他社のメタルバイブ3種類を比較
- シマノのサルベージプレート
- ジャッカルのビッグバッカー107HW
- ジャクソンの鉄板ストロング
それそれのメーカー3種類のメタルバイブの特徴を比較して、まとめました!
サルベージプレート115ES 36g
サルベージプレートはやはり一番フックトラブルが少ない形状をしています。
スナップのアイは普通サイズ。
引き抵抗はビッグバッカー107HWの後ろのアイと同じぐらい。
振動は強いのでアピール重視のメタルバイブ。
飛距離はPE2号ベイトタックルで73m!
飛行姿勢は安定しているので空中で回転しないです。
ビッグバッカー107HW 35g
ビッグバッカー107HWは一番後方のリアフックのスプリットリングが上になるトラブルがあります。
キャスト時上手く投げないと回転してしまい飛距離が落ちることも…
フォール時にエビ状態になることがある。
アイは2つあり、前はタイトな振動、後方はサルベージプレートと同じぐらいの強い振動。
個人的には前のアイで使うことが多いです。
風が強い時や濁っている時、深場を攻める時は後ろのアイを使用。
ビッグバッカー107HWの詳しいインプレ記事を見る。
⇒ビッグバッカーの使い方とインプレ!青物・タチウオにおすすめなメタルバイブ
飛距離はPE2号ベイトタックルで72m!
鉄板ストロング 42g
鉄板ストロングのアイは一番大きく、スナップやスプリットリングを通しやすいように出来ています。
振動はこの3種類の中で一番弱いナチュラルアクション!
太軸フックが標準搭載なので、フック交換の必要なしです。
飛距離は78mでした!
42gと一番重たいので、キャストが決まれば一番よく飛びます!
鉄板ストロングの詳しいインプレ記事を見る。
⇒鉄板ストロングの使い方とインプレ!太軸フックで青物でも安心
サルベージプレートのインプレ動画
YouTubeにサルベージプレートのインプレ動画をアップしました!
是非参考にしてみて下さいね。
最後に
サルベージプレートのインプレについて紹介してきました!
強鱗カラーに波動が強いアピール力抜群のルアー。
シーバスから青物まで対応出来ますね。
僕の中ではジャッカルのビッグバッカー107HW、ジャクソンの鉄板ストロングに続く、第3のメタルバイブとして今季活躍してくれそうです!
是非あなたもサルベージプレートで青物を狙ってみて下さいね!