こんにちは、釣りYouTuber、STELLA PLANET(ステラプラネット)のHAJIMEです。
2021年シマノのツインパワーSWが6年振りにモデルチェンジしました!
8000HGはブリやヒラマサ狙いのショアジギング、オフショアジギングでスタンダードモデル。
19ステラSW8000HG所有しているのですが、新しくなった評価の高いツインパワーSWもすごく気になる所です!
そこでリールをレンタル出来るサービスがあり利用してみました!
今回は21ツインパワーSW8000HGのインプレ、レビューを紹介!
21ツインパワーSW8000HGと19ステラSW8000HGの違いを比較してみました!
リールをレンタル出来るサービスも紹介しますので、購入を迷われている方の参考になれば幸いです!
目次
リールをレンタル出来るサービスとは?
ツインパワーSW8000HGや19ステラ14000XGなどのシマノのリールを割安でレンタルできるサービス「ANGLERSsupport」があります。
料金は1日1500円
佐賀からの発送で全国2日ほどで届きます。
- 発売されたばかりのツインパワーを一度手に取って、実際の釣行で試してみたい
- 購入検討中だが、番台・ギアで迷っているので、比較のために実際に使用して確かめたい(8000番台、14000番台、PG、HG、XG)
- 自分のロッドに取り付けてタックルバランスを検証したい
実際にリールを購入して
「リールの購入に失敗した!重すぎて長時間投げれない!」
「タックルバランスが悪かったからメルカリに出品しよう!」
「XGよりやっぱりHGの方がしっくり来たな!」
そういった失敗は無くすことが出来ます。
「ANGLERSsupport」の各SNS、レンタルアプリはこちら!
クオッタ
⇒https://quotta.net/items/4199
アリススタイル
https://alice.style/rental/YTyxa961Bb4dl7Ol
Instagram
⇒https://instagram.com/anglerssupport/
twitter
⇒https://twitter.com/AnglerSsupport
21ツインパワーSW8000HGのインプレ
先ずはデザインからです!
ステラSWと同じようなモンスターの爪で引っかかれたようなスプールデザインがカッコいいですね!
ネットやSNSではダサいという声もありますが、写真と実物ではカラーが違いました。
シンプルでめちゃカッコいい!
リール全体のカラーは前モデルと同じですが、ラメは入っていません。
15ツインパワーSWのスプールやハンドルはゴールドが入っていましたが、21ツインパワーSWはシルバー一色になりましたね!
ドラグノブは大きくなっており、魚がかかってからの調整もやりやすくなりました!
15ツインパワーSWのドラグは硬いという声がありましたが、より摘まみやすくなり解消されています。
ハンドルはラウンド型でパワーを込めて巻くことが出来ます。
また、軽量カーボン素材CI4+のハンドルノブに特殊コーティングすることで滑りにくいようになりました!
15ツインパワーSWより、がたつきのないハンドルなので巻いているだけで本当に気持ちいいですよ!
10000番、14000番はラグビーボール、卵型のハンドル。
スプールを外すと、ステラSWとほぼ同じ構造のようです。
肉抜きされており、Xプロテスト、SWの文字がカッコいいですね!
防水性能はXシールドでバッチリ!
前モデルより20g軽量化
21ツインパワーSW8000HGの自重は615g
前モデルより20g軽量化されています。
巻き上げ力のパワーは進化して、剛性面もパワーアップしているのに軽量化できる技術はすごいですね!
インフィニティドライブで巻きが軽い
ステラSWに搭載されているインフィニティドライブが21ツインパワーSWにも搭載されました!
インフィニティドライブを簡単に言いますと、前モデルよりも巻きが本当に軽い!
家で巻いているだけで気持ちがいいリールへと進化しました!
巻き心地はステラSWと同じですね!
フラッグシップモデルとほぼ同じ使用感なのが驚き!
また従来の8000番より、ローターとスプールをコンパクト化したので、回転慣性を約20%低減。
インフィニティドライブとの相乗効果でさらに巻きが軽くなったと実感しました!
ブリやヒラマサ、カンパチ大型青物とファイトする際、力強く巻けるので、磯際でラインブレイクするリスクを減らすことが出来ますね!
ハンドル一回転107cm
写真のハンドルはステラSW8000番のハンドルに変更して使っています。
ハンドル一回転は107cmなのでショアジギングでワンピッチジャークをする時にすごくやりやすいです。
好みの問題もありますが、8000PGだと94cm 14000XGだと134cmの巻き取り量。
トップは回収の速い14000番の方がやりやすいですが、ジグだと巻き取り量が多い為、糸ふけを出しにくいように感じました!
これは慣れの問題もあり、ジャークした時にジグをより速く飛ばしたい場合は14000XGでショアジギングをやる方もいらっしゃいます。
個人的にはHGのハンドル一回転の巻き取り量107cmが使っていてしっくりきますね!
6000番を使ってロックショアからショアジギングをする際、立ち位置によってはジグやプラグを回収時に磯にぶつけてしまうことが多々ありました。
8000番だと一回のハンドル巻き取り量が107cmなので磯際でのルアーのピックアップがとてもやりやすいです!
魚を掛けてからもやはり6000番より8000番の圧倒的にパワーが上!
ロックショア、磯際でブリやヒラマサ、カンパチとの攻防ではこのパワーは有利に働きますね!
ラインローラーの耐久性が前モデルの10倍以上
ラインローラーのベアリングには「Xプロテクト」の防水技術が使われました!
これにより、ベアリングの耐久性が10倍以上に!
ロックショア(磯)からでは波飛沫をリールに被ることが多く、リールの最大の敵は塩。
ベアリングに塩が付着した状態が長く続けばあっという間に巻き感はゴリゴリになってしまいます!
今回Xプロテクトが採用されたことによって、ラインローラーのベアリングに塩が浸入しにくい構造となりました!
遠征先で何日も連続使用するような環境でもリールが壊れる心配をすることなく使用できるようになったのは嬉しい機能ですね!
一点欠点として防水の為、新品はグリスがベアリングに多く注油されており、ラインローラーのPEラインの抵抗がかかると少し巻きが重く感じるかもしれません。
これは使用している内にグリスが馴染んでくるので、回転も次第に軽くなるようになりますよ!
8000番はスプールの互換性なし
21ツインパワーSW8000番は専用設計となっているため、スプールの互換性がありません。
しかし、19ステラSW8000HGのスプールは互換性があります。
予備のスプールとして、ツインパワーSW、ステラSWどちらでも組み合わせることが出来ますね。
ボディはツインパワーSWでスプールとハンドルはステラSWならもうほぼステラSW(笑)
専用のローター設計、スプールなので巻きの軽さを優先した作りとなっています。
PE3号、4号、5号を使ったショアジギング、ショアプラッギングにおすすめなモデル。
ヒートシンクドラグは8000番には未搭載
8000番にはヒートシンクドラグは未搭載となっています。
ヒートシンクドラグとは簡単に言いますとスプールの冷却装置
大きな魚がかかりドラグが出るとスプールが摩擦で熱くなった経験がある方は多いのではないでしょうか?
僕自身2500番のリールでブリを釣った時、スプールが熱くなり過ぎて、途中で水をかけながらやり取りした経験がありますね。
スプールが熱くなるとPEラインが劣化し、ラインブレイクしやすくなります。
ヒートシンクドラグは水をかけなくてもスプールを冷やすような構造になっているということですね。
8000番にヒートシンクドラグが搭載されていない理由は10㎏クラスのブリ、ヒラマサ、カンパチを対象としておりそこまでドラグが出る心配がないからです。
軽量化を優先したということですね。
30㎏クラスのGTやマグロ、ヒラマサならヒートシンクドラグの恩恵を受けることが出来るでしょう!
21ツインパワーSW8000HGと19ステラSW8000HGの違いを比較
限りなくステラSWに近づいた21ツインパワーSWですが、ステラSWと違いを比較してみます。
ツインパワーSWの方が価格が安い
ネットのAmazonの価格を参考にしますと
19ステラSW8000HG:¥99,017
21ツインパワーSW8000HG:¥59,637
39380円ツインパワーSWの方が安いです。
約4万円も価格差があります。
コルトスナイパーのロッドなど中価格帯のショアジギングロッドを購入できるだけの金額ですね。
絶対にステラSWでないとダメと言う方以外はツインパワーSWで十分。
ステラSWは専用のカバーケースあり
ステラSWはフラッグシップリールと言うことで専用のケースが付いています。
リール本体とハンドルを入れることが出来るポケットが付いていますよ!
一方、ツインパワーSWは専用のケースはなく、プチプチの気泡緩衝材にくるまれています。
やはりここは差別化を図る為にステラSWだけ特別ということですね。
ラインローラー、スプールの違い
ステラSWのラインローラーには「 DLCラインローラー」が搭載されています。
表面に特殊な表面処理(ダイヤモンドライクカーボン)を施すことで、摩擦を軽減し、ラインの消耗を防止する効果があります。
ステラSWは「バリアコートスプールリング」が搭載。
キャスト時にPEラインに負担がかかるスプールリングに耐摩耗性処理が施されているので耐久性がアップしています。
PEラインの劣化の防ぐ効果もありますよ!
ツインパワーSW半プラボディってどうなの?
ツインパワーSWは半プラ(半分樹脂)のボディとなっています。
一方、ステラSWはフルメタルボディ
「半プラは剛性面が不安やな!」
「やっぱりフルメタルボディの方が安心!」
ネットではそういった声がよく聞こえてきますが、僕自身の考えだと半プラボディもフルメタルボディも一緒です!
目をつむってハンドルを巻くとステラSWなのかツインパワーSWなのかわかりません。
剛性感もシマノのGT第一人者、福井 健三郎さんも使った感じはもうステラSWとおっしゃっています。
GTの50㎏オーバーをツインパワーSW14000XGで釣り上げられていることから剛性面を心配する必要性は一切ないですね!
半プラボディの15ツインパワー6000HGを所有していますが、購入から3年オーバーホールなしで問題なく使えています。
ツインパワーSWの方が軽い
19ステラSW8000HGの自重は625g
一方21ツインパワーSW8000HGの自重は615g
21ツインパワーSW8000HGの方が10g軽く出来てきます。
これはステラSWは金属、ツインパワーSWは樹脂による違いだと思います。
もしくはステラSWの方が、剛性面を重視して、何かのパーツやギアが追加されているのかもしれません。
これはどの部品が軽量化されているのかわかりませんが、また対面でのフィッシングショーが開催されればシマノのリール開発担当者の方に聞きたいですね。
ツインパワーSWはほぼステラSWと一緒?
個人的に思うのはツインパワーSWとステラSWはほぼ一緒です!
違いを一点あげるならツインパワーSWは半プラ、ステラSWはフルメタルその違いですね。
「その違いが大きいんです!」
という声が聞こえてきそうですが、手に取ってみてハンドルを回してみてもその違いはわからないですよ(笑)
ドラグ音も一緒ですし、ボディデザインもよく似ています。
カラーはブルー系かラメの入ったブラックかの違いですね。
14000番はマグロやGTに使えますので、耐久性も抜群です。
ただ20000番や30000番といった100㎏オーバーのクロマグロを釣り上げる為の超大型番手に関してはステラSWにしかラインナップされていません。
そこはシマノが超大物相手には一番自信があるステラSWをユーザーに使って頂きたいと言うことですね!
21ツインパワーSW8000HGに合わせるショアジギングロッド
シマノのコルトスナイパーXR S100H-3
10㎏クラスの青物でも負けないバットパパワーがあるロッド
3ピースロッドなので地磯や沖磯に行く時に掲載性は抜群です。
スクリューロックジョイントでロッドが抜けにくく、外しやすくなっているのが嬉しいポイント。
65gのジグ~105gのジグまでフルキャストでき、しゃくりやすいです!
タックルバラスは8000番のリールがしっくりきますね!
コルトスナイパーXR S100H-3の詳しいインプレ記事を見る!
【コルトスナイパーXR】S100H-3のインプレ!3ピースショアジギングロッドが超便利
21ツインパワーSWの実釣インプレ動画
シマノソルトモニターの上津原勉さんが男女群島のロックショアで21ツインパワーSWの実釣インプレ動画をアップされています。
ツインパワーSWは過酷なロックショアの使用でも問題ないということがよくわかりますね!
上津原勉さんは男女群島で26.3㎏のカンパチを釣り上げた実績があり、自身のYouTubeチャンネルもされていますので非常に勉強になります!
最後に
ツインパワーSW8000HGのインプレ、レビュ―について紹介をしてきました!
こうしてみると限りなくステラSWに近づいたツインパワーSWであると言うことがわかりました!
確かにステラSWはシマノのフラッグシップ最高峰のリールではありますが、今は下位モデルのリールにもどんどんステラの技術が使われており、その差はほとんどなくなってきています。
ステラSWはブランド、所有欲を満たすと言う使用感とはまた別のニーズを満たしていますね!
特にリールに拘りがなく、頑丈性を求めるなら個人的にはツインパワーSWで十分。
是非あなたも、新しい21ツインパワーSWでロックショアやオフショアジギングを楽しんで下さいね。
ステラSWのインプレ記事を見る!
⇒19ステラSW8000HGのインプレ!ショアジギングでヒラマサ狙いにおすすめなリール
19ステラSW14000XGのインプレ!スプールの互換性は?13ステラSWと比較