こんにちは、HAJIMEです。
バス釣りのビッグベイトと言われてまず最初に思い浮かべるのがジョイクロことジョインテッドクローではないでしょうか?
大きなルアーでロクマルクラスのビッグバスを釣ることはバサーの憧れであり、それを叶えてくれるのがジョイクロです。
僕自身ジョイクロで何匹もバスを釣ってきましたが、ワームで釣るより何十倍も価値があり心に残っています!
ボウズ覚悟でビッグベイト縛りで釣りに行くことも多いですからね(笑)
販売メーカーのガンクラフトは毎年、企画を行なっており、オリジナルカラーはプレミアがついてネットオークションなどで高額で取引されたりしています。
限定カラーはなかなか手に入りにくいですね。
今回はジョイクロの使い方をはじめ、どうすればジョイクロで釣れるようになるのかテクニック、インプレを完全解説します。
目次
ジョイクロ178のサイズと重さ
ジョイクロとはガンクラフトというルアーメーカーから発売されているビッグベイトの中で人気のあるルアーです。
画像は鮎の一生シリーズの稚鮎カラー。
発売から10年以上経っていますが、未だにビックベイト界で不動の地位を確立。
ジョインテッドクロー178サイズが一番人気です。
他にもサイズダウンさせたジョインテッドクロー148
水面直下使用に特化させたジョインテッドクロー・ゼプロ
230㎜サイズのジョインテッドクローマグナム
ジョイクロにリップがついたリップルクロー
など様々なモデルが発売されています。
この記事ではジョイクロ178モデルについて書きます。
ジョインテッドクロー178は
サイズ178mm
重さ2oz(約56g)
バス釣り使うルアーとしては巨大です。
ジョイクロをぶら下げたロッドを持って自転車に乗って淀川に向かっていると
見知らぬオジサンが
「おお!魚釣れたんか?」
「あっ!これルアーなんですよ(笑)」
「なんや!釣れたかと思ったわ!」
魚と見違えるほどリアルな大きさなんですよね!
形はアユにそっくりなんで遠目でみたら間違えちゃいます(笑)
このルアーがまるで本物の魚のように水の中でS字を描くようにアクションするので、見ているだけ惚れ惚れしますよ!
おすすめはtype F
ジョイクロは大きさ以外にも2種類のタイプがあります。
・type F(フローテイング)
・type 15SS(水温15度でスローシンキング)
type 15SSの方が表層以外のレンジも攻略できるので一件いいように思えますが、僕のおすすめはtype F(フローテイング)です。
理由としてスローキングモデルをフローティング仕様にするのが難しく、沈む為に根掛かりしてしまう可能性も上がります。
一個5000円近くするジョイクロをロストするとフィールド的にも、自分の精神的にも大きなダメージ。
その日釣りをするモチベも一気に下がってしまいます。
フローティングモデルはキャストミスで木にひっかけたりしない限りはほぼ根掛かりがなく、万が一のキャストの高切れでも大きなジョイクロは浮いているのを発見しやすいので回収できることが多いです。
それにオモリを貼ってスローシンキング、サスペンドにチューニングすることもできるので万能です。
よって始めて購入するジョイクロはフローティングモデルのほうがいいでしょう。
ジョイクロのおすすめカラーは?
ジョイクロはカラーバリエーションが豊富過ぎて、どれが釣れるカラーなのか迷いますよね?
個人的にはチャート系とナチュラルなスケルトン仕様でホログラムが入っているようなカラーの2種類さえあればどんな状況にも対応できます。
サイトフィッシングでジョイクロを使う場合、視認性の高い、ピンクや黄色がおすすめです。
釣り具店オリジナルカラーとかもあり、あまり使っている人がいないカラーを使うとスレバスにも効果的。
僕はリアルなアユカラーを好んで使っています。
ジョイクロはサイズが大きいのでどんなカラーでもアピール力が抜群です!
「ヤバい!このカラーめっちゃ釣れそう!一目ぼれ!」
そんな感情を抱いた好きなカラーをとことん使えば釣果に繋がります。
無難にいくならリアル系のアユカラーを選べは失敗はないでしょう。
ジョイクロの使い方・アクション
使い方は大きくわけて3種類あります。
1.スローリトリーブ
ジョイクロの最も基本的な使い方です。
ロッド、ライン、ルアーを一直線にしてゆっくり一定の速度で巻いてきます。
この時、ローギヤ、ハイギヤでもそこまで変わりません。
そうするときれいなS字を描きながら泳ぎます。
このアクションにバスが興味を示し、デガバス寄ってきてチェイス。
ラインを張るときれいなS字を描かなくなるので常にラインをたるませながら、ゆっくりとリールを巻くことに意識してみてください。
2.キャスト後放置
バスが見えている場合に有効となるのが、キャスト後にアクションさせず、しばらく放置することです。
時興味を示したバスが寄ってきたらジャークさせて、平打ちアクションをさせてみましょう!
するとリアクションで一気に狂ったようにバイトしてくることがあります。
ランカーサイズのバスには特に有効。
警戒心の高いスレバスにはジョクロをキャストした際の水面の波紋が届かない位置からアプローチすること。
3.ジャーク後のステイ
ジョイクロの食わせ能力が一番高いのがジャークさせた瞬間とステイ。
ビッグベイトでバスは寄ってくるが、最後の食わせが一番難しい所でもあります。
ジョイクロはジャークアクションをさせると、魚が急にスピードを出して動いたかのような平打ちアクションをし、バスの捕食スイッチを入れるのが得意です。
このジャークした瞬間とステイ(止める)の瞬間にバイトしてくるというのが非常に多いです。
リーリングジャークで素早く動かすことでまた違ったアクションになるのでその日のヒットパターンを探していきましょう。
ただ巻きのスローリトリーブでバスを寄せ、ジャークで喰わせるというのがジョイクロの王道的な使い方ですね。
ジョイクロフィッシュで参考になる動画はこちら!
ロッドアクションがプロかと思うほど上手いです!
ジャークで少し止めた瞬間にバスがバイトしているのがわかりやすいですね!
動画ではジョクロで簡単に釣れているように見えますが、実際は結構難しいです。
見えバスがチェイスしてきてジャークすると驚いて逃げることも多いですし、直前で見切ってくる賢いバスもいます。
ジョイクロで釣るにはタイミングも重要で出来るだけフィッシングプレッシャーのかかっていない朝マズメの時間帯に絞って使うと効果的ですよ!
ジョイクロ178のインプレ
ここからは僕がジョイクロを長年使って来てのインプレです。
抜群の集魚力
やはりビッグベイトならではの集魚力が一番のメリット。
デカバスがチェイスしてくる瞬間が見えるのでそれだけで楽しいです♪
チェイスして来たバスをジャークで喰わせた時は感動物ですよ!
TwitterやインスタなどのSNSで
「ジョイクロフィッシュ!」
と自慢したくなります(笑)
いいね!の数もジョイクロで釣ったということで価値が高いと思われ、めっちゃ来ますからね!
是非ジョイクロで釣り上げだバスの写真をアップしましょう!
個体差でばらつきがある
ジョイクロは作られた年や中に入っている空気の量等の微妙なことによってアクションが変化します。
まれに新品でもボディに穴が空いており、フローティングなのにシンキングになっている場合もあります。
店頭で購入する時は、見える範囲で穴が空いていないか確認することをおすすめします。
ラインの太さでもアクションが変化します。
フロロの20ポンドと14ポンドでは14ポンドの方がキビキビ動きます。
しかし細いラインはラインブレイクの可能性が高まるので20ポンドを推奨します。
付属のスナップは使わない方がいい
ジョイクロ178約2ozあるので頑丈なスナップでないと万が一デカバス、雷魚がかかると折れたり、曲げられてジョイクロが口についた魚を逃すという最悪の事態になりかねません。
付属のスナップはそこまで耐久性があるものではないのでソルト用の強力な物に変更しておく方がいいです。
僕はがまかつの音速パワースナップを使用しています。
スナップ開閉をすることなくルアーをセットすることが出来ます。
劣化する事がほぼないので今まで使っていて折れたり、曲げられた経験は一度もありません。
チューニング出来る
ジョイクロの魅力としてフローティングタイプは板重りをつけて、サスペンス、シンキングに変更出来る点です。
重りのバランスによってはS字アクションの幅を大きくしたりすることも出来、カスタムする事が可能。
ビッグベイトですが、かなり繊細で0.5gの重りをつけるだけで微妙にアクションが変化します。
チューニングの記事で詳しく解説します。
⇒
テールは固定させる
ジョイクロのテールははめ込み式なっています。
このテールがキャストの衝撃やバスとのファイト中に外れてしまう事があります。
スペアテールに交換する事が出来なくなりますが、テールのカラーで釣果の差を感じません。
外れないように瞬間接着剤で固定させましょう。
ジョイクロでデカバスを釣るには?
ジョイクロはビッグベイトの中でも長年の実績がありよく釣れます。
基本的な使い方であるスローリトリーブからのジャークで今まで釣って来ました。
しかし、淀川の城北ワンドのようなバサーだらけでまるで管理釣り場のような状況においてジョイクロで釣ることは非常に難しいです。
使うタイミングは朝まずめか夜に限定して使った方がいいですね。
おすすめは淡路島の野池や岡山の野池などバスがまだスレていないフィールドで出来るだけ水深の浅い場所で使うと間違いなくバスが釣れます。
見えバスにジョイクロでアプローチすると面白い展開が待っていると思いますよ!
やはりポイント選びは重要でどんなに上手い人でもバスが激スレ、いない場所で釣ることは出来ません。
琵琶湖だと本湖ではなく周辺の浅い水路を狙うといいでしょう。
いくらジョイクロのアピール力があると言ってもディープエリアのバスにルアーの存在を気付かせることは厳しいです。
適材適所、効果的なルアーを使うと釣果に繋がります。
最後はジョイクロを信じてキャストし続ける事が一番大切。
水中にルアーがある時間が長ければ長いほど釣れる可能性は上がりますからね。
その為には投げ続けても負担にならないビッグベイト用のロッドが必要になって来ます。
おすすめビッグベイトロッドの記事はこちら!
⇒ビッグベイトロッドのおすすめランキング5選!
まとめ
数あるビッグベイトの中で元祖S字系と言われるジョインテッドクロー。
基本的な使い方はゆっくりとS字を描くスピードで巻いてきて、ここぞというスポットでジャーク。
このジャークアクションにバスの捕食スイッチが入りバイトしてきます。
ビッグベイトのジョイクロで釣ることはバス釣りをしているバサーなら誰もが憧れることですね。
値段がルアーの中でも一番高い部類なので、中々手が届かない方も多いかもしれません。
「ルアー1個に5000円って高すぎやん!根掛かりしたら終わってるし!」
僕もそんな風に思ってました。
しかしある野池で枝に引っかかっていたジョイクロを救出して使ってから気持ちが急変!
一度釣れると魔力があるのでハマってしまいますよ!
シーバスも釣れるようなので夢が広がりますよね!
ジョイクロでロクマルクラスのバスを釣り上げて一生の感動を手に入れましょう!