こんにちは、釣りYouTuber、STELLA PLANET(ステラプラネット)のHAJIMEです。
マリア、ヤマリアから発売されている青物用のシンキングペンシル「リライズS130・リライズS150」
誘い上げで低活性の青物を攻略するルアーです。
このルアーで釣り仲間のステラプラネットスペシャルサポーターのマツモトさんが全く釣れそうな雰囲気がないときに青物を釣っているのを見て
「メタルジグだけでは攻略できないシーンがあるんやな!」
と納得させられました。
今回はマリアのリライズS130・リライズS150の実釣インプレ、レビュー、おすすめカラー3選と合わせるシングルフックも紹介します!
リライズS130・リライズS150のインプレ
リライズはS105・リライズS130・リライズSS130・リライズS150の現状4種類のラインナップがあります。
使い分けとして水深の浅いサーフや堤防はS105、地磯や水深の深い堤防ではS130よりゆっくり誘う場合はスローシンキングモデルのSS130があります。
SS130のスローシンキングモデルは武庫川一文字など沖堤防でも使える55g
2023年に発売されたリライズS150は100gあり、沖磯の激流地帯でも使うことができる重さなのでロックショアで使うルアーの幅が広がりましたね。
今回の記事ではリライズS130、S150をピックアップして紹介します。
低活性の青物が思わず喰いつくルアー

朝まずめにトップを投げて反応がない!
表層をミノーで攻めるも反応がない!
次にメタルジグを投げてしゃくるも潮が動いていない!
「今日はナブラも発生しないし全然アカン日やな!」
そういった状況下で投げるルアーの切り札がリライズです!
そもそも青物が回遊していない状況では何も投げても釣れませんが、もし中層より下に魚がいてトップの誘い出しに反応しない。
ジグの早い動きに追いきれない時にリライズのゆっくりとしたアクションに反応する可能性があります。
釣り仲間のステラプラネットスペシャルサポーターのマツモトさんが全く反応がない中、リライズでブリ、ヒラメ、ヒラマサを釣っているのを目の当たりにして
「魚はいる!」
という確信が持てました。
ホームの武庫川一文字でも真昼間に風もなく水面が鏡のようになっており
「これは絶対に釣れへんやろ!」
と言う状況でもリライズを使っていたアングラーがブリを釣っていました!
全く反応がなく、釣れないと思っている状況でも青物がヒットする切り札的ルアーがリライズですね。
またフラットフィッシュのヒラメ、マゴチの実績も高く、青物が釣れなくてもうれしいお土産が釣れることも多いです!
広範囲を広く探れる

メタルジグには飛距離はおとりますが、S130で70g、S150はフックなしで100gあるので遠投することができます。
飛距離は60m~70mといった所。
メタルジグよりゆっくりと沈むので、フォール時間は長いですがその分休むこともできるので、投げ倒して疲れた体には優しいルアーとなっています。
メタルジグに比べてしゃくるのが疲れない

メタルジグのようにジグが速く沈まないので、アクションが楽です。
ゆったりとしたシャクリでボトムからしゃくりあげて、またボトム付近に落としてしゃくりあげるを繰り返してアクションさせます。
メタルジグで潮流が速い場合、ジグに潮圧がグッとかかってしゃくるときに重さを感じて長時間しゃくるのがしんどい時がありますよね?
リライズだとジグよりゆっくりと沈むので浮遊感が出て、しゃくった時の軽さと楽さを体験できますよ!
ジグを投げ倒して疲れた体にリライズはぴったりということです。
ジグをしゃくるのが苦手と言う方でも長時間釣りが出来るルアーとなっています。
シミーフォールで青物が思わず喰いつく

リライズのアクションの肝となっているのが、フォール中にボディをヒラヒラと揺らすシミーフォールで青物のバイトを誘発できます。
スロー系のメタルジグよりもよりゆっくりと落ちていくため、青物に長時間ルアーを見せることが可能。
その代わり、ルアーのアクション波動は弱めなので、遠くの青物には少しアピール力が落ちます。
青物の目の前を通過させて興味を持ってもらいましょう!
フォールが遅い、しゃくるのが好きな人には向かない

シンキングペンシルなのでフォールが遅く、抵抗も少ないのでメタルジグに比べてしゃくった感がありません!
「俺はメタルジグのしゃくった感じが好きなんや!」
という方にはあまり向かないルアーですね。
はい!僕のことです(笑)
メタルジグをかっ飛ばしてガンガンしゃくる釣りの方が僕は好きです!
しかし、釣れないより釣れた方が絶対にいいので最後の切り札ルアーとして一つ持っておいて損はしないでしょう!
トレブルフックだと根掛かりしやすい

リライズはトレブルフックだとボトム(底)まで落とすと根掛かりしやすいです。
プラグはジグよりも値段が高く2000円ちょっとしますので、もし根掛かりしてロストしてしまうと経済的にも環境的にもマイナスになります。
そこでフロントフックをトレブル、リアフックをシングルフックにすることで根掛かりのリスクを最小限に抑えることが可能。
シングルフックにすることでルアーのアクションが大きくなるメリットもあります。
下記動画でMariaスタッフSHUNさんがリライズの根掛かり回避術、シングルフックのチューニング方法を解説していますので参考にどうぞ!
リライズのおすすめシングルフック

リライズのリアフックにつけるシングルアシストフックを紹介します。
フロントフックはトレブルでS130はオーナーばりのST66 #1/0
S150はおなじくオーナーばりのST66 #2/0を使用しています。
リライズS130(シングルクダコ #2/0)
シャウトのシングルクダコ #2/0
PEラインが付いているので青物がフックを吸い込みやすくなっており、かけてからのバラシ軽減効果があります。
トレブルフックの方が掛かりはいいですが、根掛かり問題と掛けてからはバラシやすいのでリアだけシングルフックにするのがベスト!
ジガーミディアムショートチェイサー5/0
オーナーばりのジガーミディアムショートチェイサー5/0
貫通力の高い中軸のフックでブリやヒラマサ、カンパチの顎を捉えやすい形状に出来ています。
こちらもシャウトのシングルクダコ同様にアシストラインがあるので、青物が吸い込みやすく、一度かかるとトレブルフックに比べてバレにくい特性。
リライズS150(シングルクダコ #4/0)
シャウトのシングルクダコ #4/0
リライズS150のリアフックにつけるとしっくりくるサイズ感です。
4/0辺りからかなりの太軸フックになるので、しっかりフッキングしないと貫通しにくくなります。
ヒットしたらあわせを必ず入れましょう!
リライズ実釣インプレ・使い方
ステラプラネットスペシャルサポーターのマツモトさんによるリライズのインプレ・使い方を徹底解説してもらいました。
リライズはロングジャークの大きなアクションも有効ですが、基本的にはほとんど動かさない、一定のレンジをゆっくり漂わせるほうが釣れます!
動画内で詳しい使い方を解説していますので是非参考にしてみて下さいね!
リライズS130・S150のおすすめカラー3選

リライズの中でも人気でよく釣れるおすすめカラー3選を紹介しました!
ケイムラスリットグロー
マリアのプラグの中でも人気カラーのケイムラスリットグロー
釣り仲間のステラプラネットスペシャルサポーターのマツモトさんのお気に入りカラーです。

グローとケイムラ塗装がほどこされており、キラキラのラメ、クリアカラーの要素も入った超アピールカラー。
朝まずめ~昼、夕まずめ、曇りや雨の日、水深の深い場所でも青物に対してルアーの存在感をアピールできるカラーですね。
ルアーは違いレガードF190のケイムラスリットカラーでヒラマサの自己ベスト95cmを釣ることができたので思い入れのあるカラーでもあります。
生シラス
ホログラムの反射とプラスチックボディの光透過がある生シラスカラー。
ウッド素材のルアーでは再現できないカラーなので1つは持っておきたいですね。

主にマイクロベイトを捕食していてルアーのサイズを小さく見せたい時に使うと効果が高いルアーです。
太陽が上りきって、ルアーに太陽光が入るとキラキラと乱反射するのでシラスがたくさんいるような動きを演出します!
ヒステリックグロー
リライズの中で一番人気のカラーがヒステリックグロー
ブルーグローで深場に落ちた青物に対してグローのアピールとフラッシングのアピールで青物を誘います。

青物はグローカラーがよく釣れる傾向にありますので、潮が少し濁っている時や曇りローライトの時には絶対に投げたいカラーですね。
最後に
リライズの実釣インプレ、おすすめカラー3選など紹介してきました!
ショアジギング、ロックショアで青物が釣れない時にリライズを試してみて下さい!
朝まずめの最初から投げてもいいですが、トップやミノーメタルジグの方がより広範囲を速く探れるのでこれらのルアーで反応がなければ使うのがセオリー!
是非あなたもリライズで大型の青物を狙ってみて下さいね!